カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル

〜自閉症から広がる、チャレンジに満ちた新しい世界!〜

出会いには危険が伴う

出会いには危険が伴う。
自分とは異質の存在は、愉快なものではない。自分が変えられてしまうおそれもある。

気心しれた人、同じ境遇の人とのつきあいは安心で居心地がいい。
立場の違う人、考えの違う人とは対話することは、違和感や摩擦を感じる。それは、「違う」から。

愛知県自閉症協会・つぼみの会プロジェクト部は、親だけの集まりであることはやめました。
どれだけ、異なる立場の人たちと出会えるか、摩擦や違和感は、もしかしたら、「今まで乗り越えることができずにいた壁」を越えていくためのヒントなのかもしれません。

だとしたら、違和感や摩擦があることを喜んで受け入れようと思います。
違う立場、違う考え、違う経験、違う知識をもつ人たちが集う場。
ただ、生きづらさをかかえる人たちとわたしとあなたの幸せのためにできることを、もちよりたい志のもとに集っているという一事が、共通していればいいのです。

違う立場のメンバーが、本音で真剣に話し合える場って、無いよ、なかなか。
プロジェクト部に集まったメンバーでそれぞれの想いを語り合うこと自体に、新たな発見と出会いがあるんじゃないか?というぼんやりとした予感が、今は確信に変わっています。

プロジェクト部を始めて、よかったです。

次回は、5月17日に開催します。
メンバーのみなさん、メンバーになろうと検討中のみなさん、ぜひいらしてくださいね。

<プロジェクト部第1回ミーティング>
 ・日時:2014年5月17日(土)18:00−20:00
 ・会場:刈谷市総合文化センターアイリス 503講座室
 (最寄り駅:JR・名鉄「刈谷」駅徒歩5分、住所:刈谷市若松町2-104)
 ・参加資格:愛知県自閉症協会会員またはこれから会員になろうと思っている方
 ・参加費:500円
 ・申込み:こくちーずからお申込みください♪
 http://kokucheese.com/event/index/163613/
prockey
これから大活躍

【報告】プロジェクト部スタート説明会開催しました

4月20日(日)14時半から16時45分まで、名古屋市教育館にて、愛知県自閉症協会・つぼみの会プロジェクト部スタート説明会が開催されました。

なんと18名もの方が参加してくださいました!
構成は、親9名(父親6母親3)、本人1名、支援者8名と。
プロジェクト部が目指している様々な立場の人が集まりました。うれしいと同時に、期待に身の引き締まる思いがしました。

【当日のスケジュールはこんな感じ】
14:30 本日のメニュー説明
14:35 「チェックイン」
 ・お名前、やっていること ・今の気持ち
15:05 「プロジェクト部スタートします」byカイパパ 15:30 休憩(10分間)
15:40 ワークショップ 「プロジェクト部で私がやりたいこと、手伝いたいこと」
16:45 「チェックアウト」(参加しての感想)
16:55 終了、後片付け

ラストで、参加者全員が一言ずつ「自分は、プロジェクト部でこういうことをやってみたい」と話されるのを聴いて、心が震えました。

なんだか、こんなにも疲れた会も、ここ数年はありませんでした。
それだけ緊張していたし、これに集中していたのですね。
今できる全ては出しきりました。

参加してくださったみなさん、心を寄せてくださったみなさん、本当にありがとうございました。
いよいよスタートです。
startkai
発表のイメージトレーニング中

世に発信するとどこかで受信する人がいる

先週末に、愛知県自閉症協会の父親部が「部」になる前の「父親会」だった頃の仲間の壮行会を父親仲間で開催しました。
直前の呼びかけにもかかわらず、10人が集まり、昔話や子どもの話や将来のことなど、私たちが酒飲みながらの席で話すようなことを話して楽しみました。

過去の出会いを振り返るために、昔の資料を見返しました。そうそう。父親部を生み出すきっかけとなった、つぼみパパメーリングリストは、2002年からスタートしたのだった。だから、12年前に、僕が「カイパパ」を名乗った時からの友達なんだ。12年が経ち、仲間たちのお子さんも大きくなった。時が流れたが、「これまでのところ、よく成長してくれてるよね」とみんなでうなずいていた。

父親部立ちあげまでの経緯を、11年前にわたしは自閉症カンファレンスで発表をしました。
発表報告が、「パパのちからこぶ」サイトに掲載されています。

・自閉症カンファレンスNIPPON2003発表報告(カイパパ)
http://homepage2.nifty.com/tubomi-aichi-autism/papa/katsudou/confer2003/confer2003Top.htm

この時の報告を聞いて、「これだ!と思った」と関東に住むお父さんが私にくれたメールが資料で残っていました。直接お会いしたのはその機会だけ。その後は年賀状のやりとりを続けていましたが、今週のはじめに、Facebookで友達申請がありました。
ちょうど、その方の古いメールを読み返した後だったので、縁を感じました。

今は北欧に転勤で単身赴任しているとのこと。
私が、2003年のときのメールの話をしたら、覚えていて、「カンファレンスで話を聴かなかったら、父親たちの集まりを始めることもなく、支援者、専門家とのつながりも生まれることはなかった」と伝えてくれました。

私は、驚き、ふるえました。
父親部を解散して、プロジェクト部を新設するこのタイミングで、11年前の「ご恩送り」が返ってきたと感じたからです。

発信は、単なる情報です。けれども、受信をしてくれる人がいて。そして、行動を起こし、よい影響を及ぼしていく。その影響が遠い時間をへて、もう一度わたしのところへ帰ってくることもある…

グッバイ、つぼみパパ。ハロー、つぼみプロジェクト。どういうわけかまた「TP」だね。
tubomipapa


 明日4月20日に開催します♪

・愛知県自閉症協会・つぼみの会プロジェクト部スタート説明会
http://kokucheese.com/event/index/162051/

旗を立てる日〜4月20日プロジェクト部スタート説明会

カイパパです。
いよいよ週末4月20日に愛知県自閉症協会・つぼみの会プロジェクト部「スタート説明会」が開催されます。

1月にブログに書きました。

・「旗」を立てよう
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/52517420.html
3. 僕は旗を支えられるだろうかと心配していたが、それはそもそも間違った心配だった。夢がでかいほど、もとから一人の力ではぜんぜん支えられないのだ。
(中略)
僕の役目は無理して旗を支えることではなかった。旗を立てて、まわりの人たちが勝手に支えたくなるような夢を描くことだった。

また、旗を立てようと思う。
やりたいことがたくさんある。
ひとりではできないこと。
今度こそ、仲間たちと長い旅を。

この時は、まだ「プロジェクト部」という名前はついていなかったけれど、「始めよう」という思いを込めて書きました。

今、歩き始めようとして。しびれるような緊張感があるけれど。楽しみです。
nyudou

どなたでも参加できます。
一緒に、愛知の自閉症・発達障害の未来を考えませんか?

<プロジェクト部スタート説明会>
・日時:2014年4月20日(日)14:30〜16:30
・会場:名古屋市教育館 第5研修室
・お申込み: http://kokucheese.com/event/index/162051/

怒りより疲れ

最近気づいたこと。わたしの感情の流れについて。

怒りよりも、疲れを感じることが多くなった。
大人になった、というかトシをとったせいなのだろうか。怒りが持続しない。「疲れ」というかたちで感情がしこる。
yozakura

怒りは、「期待」が裏切られたときに起きるそうだ。だから、怒りは「期待の裏返し」だと聞いた。そうかもしれない。だとしたら、わたしは「期待」をしなくなったのだろうか。

怒りはエネルギーが要る。エネルギーを消耗したくなくて感情をコントロールする。そのために有効なのが「あきらめること」だ。あきらめてしまえば、エネルギーも時間も節約できる。省エネ。

これは、学習された無力感と同じなんだろうか。違うのだろうか。

怒りや嘆き、悲しみ、妬みなど心をかきむしる「ネガティブ」と評される感情はエネルギーを消耗するものではあるけれど、行動の原動力としての燃料にもなる。

そう思うと、ただただ疲れを感じる状態は、悟りでもなく、ガス欠なんだろう。

年を取れば体力気力ともに若い頃のようではなくなる。疲れは、行動の選択肢をせばめる。ごく限られたエネルギーをどこに振り分けるか。行動を始める前の見極めが必要になる。だから──

あきらめてよいことと、絶対にあきらめないことを見極める賢さを、
その賢さを身につけることが「大人になる」ことなんだろう。

年をとる=大人になるじゃない。

ぬか漬けとピクルス

前回の記事「きゅうりとぬか漬け」を読んで、友達がエピソードを教えてくれました。
「とても懐かしいフレーズです。
まだ私が若かりし頃、20年前に日本のアルコール問題に積極的に関わるソーシャルワーカー向けに実施された講習会で、アメリカの開業ソーシャルワーカー、ジョージィ・ディスティファーノ女史が来日し、述べていたその言葉がまさにそれでした。
彼女は「ぬか漬け」は知らないので「ピクルス」と表現していましたが、ピクルスはフレッシュなキュウリには戻らない、という主旨のことを述べていたのを、英語が全くできない私でも理解できました。
フレッシュなキュウリに戻ろう、戻そうとする支援ではなく、ピクルスとしての生き方を模索する営みがとても重要だ、とそのときに学びました。」

そうでしたか! ルーツはアメリカなんですね。ピクルスがぬか漬けに! とってもよくわかります。
言葉も異なる異文化でも伝えたい意味が伝わる、そんな例としても印象に残りました。

ピクルスも美味しいし。

きゅうりとぬか漬け

今日、Facebookで出会った言葉が印象深かったので記しておきます。
依存症に完治は無い。
キュウリがぬか漬けになったら元に戻らないのと同じ…という例えは、とても分かりやすい。
でも、ぬか漬けだって、そのままでも美味しく食べられるし、色々な食べ方が出来る。

この言葉は、依存症が、不可逆的な変化だということを言い表しています。
たとえ元には戻らなくても、生きていく道はある。
「元に戻す」という支援(もちろん依存性からの脱却を目指して支援はなされる)が、見落としていることかもしれません。

不可逆的という点で、障害にも共通して言えます。

「ぬか漬け美味しいな…」

そんなふうに「世間一般が幸せと思う価値観」を、逆転できたときに、世界が変わる。
絶望から目が覚めて、初めて「自分の命を生きている実感」というかなんというか。
言葉にすると陳腐ですが、ぬか漬けも美味しいんです!


【こちらもどうぞ♪】
・ぬか漬けとピクルス
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/52528026.html

愛知県自閉症協会・つぼみの会「プロジェクト部」がスタート!

2014年世界自閉症啓発デー(4月2日)の今日から、愛知県自閉症協会・つぼみの会「プロジェクト部」が新たにスタートします!

プロジェクト部は、

「父親も母親も、本人も、きょうだいも、そして支援者たちもメンバーとなって、
自閉症・発達障害の人たちのしあわせな暮らしを実現するために、
様々な取組み(プロジェクト)を行っていく」

組織です。

これから、メンバーをつのり、自閉症・発達障害の人たちが、ライフステージを通じてしあわせな暮らしを実現できるようにするための活動をしていきます。

Facebookページから情報発信を行っていきます。いいね!してもらえると励みになります。

・プロジェクト部@愛知県自閉症協会・つぼみの会Facebookページ
https://www.facebook.com/tubomiproject

*Facebook登録していない方も見ることができます(^^)

詳しい設立の経緯については、こちらをご覧ください♪

・父親部の発展的解消と「プロジェクト部」新設のお知らせ
http://tubomipapa.air-nifty.com/tpblog/2014/03/post-a372.html

カイパパは、プロジェクト部の部長として活動をしていきます。

メンバー大募集♪ ぜひ4月20日の「スタート説明会」にいらしてください。

説明会参加のお申し込みはこくちーずからよろしくお願いします。。
http://kokucheese.com/event/index/162051/

TPブログより〜父親部の発展的解消と「プロジェクト部」新設のお知らせ

TP BLOG(愛知県自閉症協会・つぼみの会父親部公式ブログ)より同文掲載します。

私は、明日4月2日(世界自閉症啓発デー)からプロジェクト部部長として、役割を果たしていきます。4月20日に名古屋で「プロジェクト部スタート説明会」を開催します。よろしければぜひご参加ください♪
■父親部の発展的解消と「プロジェクト部」新設のお知らせ
愛知県自閉症協会・つぼみの会 父親部から、大切なお知らせがあります。

父親部が、2003年に設立されてから、丸11年が過ぎました。自閉症を取り巻く環境、親の会を取り巻く環境も、当時とは大きく変化をしています。

当初、父親部は、「母親たちに比べて、出会う機会が少ない父親たちが集まれる機会と場を提供する」ことを目的に設立されました。活動の中から、父親の視点での「働く」をテーマにした講演会の企画や就学相談会などを実施してきました。
コアなメンバー同士のきずなが生まれ、各地の自閉症協会の中に「おやじの会」組織が出来るなど、よい影響があったと思います。

しかしながら、11年間活動してきて、父親部メンバーの固定化、「父親」と限定したことによる限界を感じずにはいられません。
一方で、親の会に期待される役割は、より多様かつ高度なものになり、活動の必要性は高まっています。

そこで、父親部を発展的に解消し、「プロジェクト部」という新しい組織を、愛知県自閉症協会・つぼみの会の中に立ち上げることといたしました。

プロジェクト部は、
「父親も母親も、本人も、きょうだいも、そして支援者たちもメンバーとなって、
自閉症・発達障害の人たちのしあわせな暮らしを実現するために、様々な取組み(プロジェクト)を行っていく」
組織です。

現在、愛知県自閉症協会には、支援部、高機能部、父親部の3つの部があります。

2014年4月からは、
・支援部(親と支援者が自閉症の障害特性を学び、本人にあった支援の方法を学び、実践を図る)
・高機能部(高機能自閉症に特有の必要に応えていく)
・プロジェクト部(ライフステージを通じてしあわせな暮らしを実現する)
3部体制となります。

プロジェクト部は、たとえば、
・本人の権利を守る(権利擁護)の仕組みや現実の救済
・本人が地域で暮らし続けるための制度やサポートの整備
・学校教育が、本人の発達を助け、成長を導くものとなること
・仕事に就き、働き続けること
・親の経験の共有や親と支援者との交流 などなど
を実現するため、様々な取り組みをしていきます。

志は壮大なのですが、、、どれもまだ構想段階です。いきなり大きなことはできません。ひとつずつ、一歩一歩力を合わせて取り組んでいきたいと思っています。

まずは、プロジェクト部をオープンな組織として立ち上げ、「愛知県自閉症協会だからできる活動」の担い手になりたいメンバーを募りたいと思います。

愛知県自閉症協会の会員(賛助会員含む)であれば、父親も母親も、本人も、きょうだいも、そして支援者たちも、どなたでもプロジェクト部のメンバーになれます。

プロジェクト部の活動は、世界自閉症啓発デーである4月2日からスタートします。

情報発信は、Facebookページ「プロジェクト部@愛知県自閉症協会・つぼみの会」で行っていきます。ぜひチェックしてみてくださいね。(2014年4月2日にオープンします!)
https://www.facebook.com/tubomiproject

そして、プロジェクト部に興味をもたれた方は、次のとおり説明会を開催しますので、ぜひ参加してください。

<愛知県自閉症協会・つぼみの会プロジェクト部スタート説明会>
・日時:2014年4月20日(日)14:30−16:30(終了後に懇親会を予定)
・会場:名古屋市教育館 4階 第5研修室
・参加対象:プロジェクト部に関心のある方ならどなたでも!
・参加費:無料
・申込方法:こくちーずからお申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/162051/

これからのプロジェクト部にご注目ください♪

父親部部長 小川純一、プロジェクト部部長 鈴木淳(カイパパ)
※エイプリルフールではありません^^

【報告】ふわりんクルージョンでお話させていただきました

昨日、東京は両国で開催された「ふわりんクルージョン2014」のセッションに登壇させていただきました。
テーマは「発達障害を支える人材の質を高めるには」。

fwr2014

コーディネーター山口久美さん(SNOW DREAM)のもと、佐藤貴志さん(はるにれの里)、小林信篤さん(横浜やまびこの里)といった錚々たる専門家と(…わたしなんかが席を並べていいのだろうか?と思いながら)、親の立場から、カイの成長、親として心を痛めていること、支援の方針としてのTEACCHプログラム、英国自閉症協会のSPELLフレームワーク、国際開発援助の分野から学ぶ「援助者の傲慢さへの戒め」について、お話しさせていただきました。

このような大勢の前でお話しするのは、多分10年ぶりくらいでした。始まる前は緊張しましたが、話し始めたら、会場のみなさんによって「聴き取られていく」感じで、どんどん思いが言葉になっていきました。
特に、カイの話をするのは楽しく、心が晴れやかになる思いでした。

10年前とは、自信が全然違う。それは、カイのおかげです。私は変わった。

未熟なわたしの言葉に真剣に耳を傾けてくださったみなさん、ありがとうございました。心がシンクロして、話しながら泣きそうになるのをこらえる瞬間がありました。
戸枝さんはじめむそうスタッフのみなさん、貴重な機会をありがとうございました。また一緒に勉強会をさせてくださいね。
そして、山口さん、佐藤さん、小林さん、一堂に会した時、なんだか初めて一緒にセッションをする気がしない不思議な安心感がありました。これからも、このご縁を大切にしていきたいです!

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