カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル

〜自閉症から広がる、チャレンジに満ちた新しい世界!〜

【支援費】★緊急★障害者支援費制度ヘルパー単価引き下げ厚生労働省案

支援費

【支援費】★緊急★障害者支援費制度ヘルパー単価引き下げ厚生労働省案

「【支援費】障害者支援費制度のピンチ」(2003年11月23日記事)でも紹介しましたが、2003年4月からスタートした障害者支援費制度が早くも財源問題でピンチに陥っています。

★経緯
・見込みよりもはるかに多くの支援費利用(ニーズ)があり、15年度予算をオーバーしてしまった。
・15年度については、省内の他の事業予算を流用することで自治体への国庫補助金支出の目処が立った(坂口大臣12月5日会見)
→16年度の対応が注視されていた。

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【番外】入院日記4 失血

【番外】入院日記4 失血

 今日で退院です。

 手術成功、術後順調、顔は腫れて食パンマンのようですが、無事なにごともなく終わるのかと思ったら昨夜トラブル発生!
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【番外】入院日記3 ペイフォワード

【番外】入院日記3 ペイフォワード

日記2からの続きです)

 誰だって永遠に若く健康でいたい。だけどそうはいかない。しかし、強い状態の時は「弱者になった自分」を想像することは難しいです。

 私や妻も歳をとっていきます。
「元気なうちに備えよ」と言われるけど、
私は「元気な時に人助けを」というのもリアリティがあるんじゃないかと思います。
 カイの障害がわかってから私たちは、家族、友人、多くの自閉症の家族をもつ先輩方やヘルパーさん、ボランティアさん、専門家たちに助けられてきました。その体験から、
「困ったときはお互い様」
「情けはひとのためならず」(巡り巡ってかえってくるよ!)
ということばの意味を骨身にしみて実感しています。
 いま動けるうちに、困っている人の助けになる。それが当たり前になれば、いつか不自由な将来が訪れても、きっとだいじょうぶ、と安心して受け入れられるようになる。ペイフォワードですね。
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【番外】入院日記2

【番外】入院日記2

 カイパパ@親知らず抜歯入院中です。

 おはようごさいます。昨日は痛み止めのおかげでぐっすり眠れました。
 痛みも腫れも今のところ大したことなく順調です。今日は天気もよく、窓際のベッドにいるとひなたぼっこをしているような気になります。

 ただしここは病院です。口腔外科での入院患者は深刻さが最も低い部類に入ると思いますが、他の患者さんや職員の様子を見て感じることはたくさんあります。

 私はどうしても「障害者入所施設」との連想をしてしまいます。それから両親のことを思います。

 事故、病気、老いは誰にでも起こること。「障害者」というとずいぶん特殊な、遠い世界のコトに思いがちですが(私自身がそう思っていました)、そうではなくて身近で「裾野の広い」ことなんだなと再確認しています。

(日記3につづきます)

【番外】入院日記

【番外】入院日記

 カイパパ@親知らず抜歯入院中です。ブログのテーマとは無関係の番外編ですので興味のある方だけどうぞm(__)m 携帯電話からの更新です。

   ***

 順調に麻酔が切れて、ごはん(おかゆ)も食べることができた。
 消灯9時は早いが、なんとなくうとうとしている。

 疼痛があるが痛み止めは六時間間隔を開けなければならないそうで我慢しなくちゃならない。寝ちゃえたらラクなのだが。

 右側からの出血がまだ止まらない。唾にまじるくらいなら大丈夫と言われたがちょっと心配。
 私の場合、難抜歯なので歯ぐきを切り軟骨も切って親知らずを切断して除去しているので、骨に空洞ができている。上から歯ぐきを縫い合わせてあるが、やはり止血には時間がかかるようだ。

   ***

  隣の病室から、「助けてくれ」「助けてくれ」「助けてくれ」という大声が延々と聞こえてくる。痴呆が進んだ高齢者のようだ。いつものことなのだろう、ナースは何もしない。気持ちがふさぐ。
   ***

 いま痛み止めをもらった。これで眠れるといいな。

 おやすみなさい。

【番外】カイパパの難抜歯ストーリー予告編

【番外】カイパパの難抜歯ストーリー予告編

カイパパ@入院中です。

無事、親知らず四本抜歯手術成功しました!
I医師(せんだみつお似)は名医でした。

【日常】親不知

459e134c.gif【日常】親不知

「親知ラズ…」――味わい深いエッセイを書こうとしているわけではありません。
 口の中に生えてくる歯の親知らずを、今日抜きます。「4本一気に抜いてしまおう、年末最後のチャンスです」とよくわからないまま医者(せんだみつお似)に乗せられて(?)本日から2泊3日で入院します。
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【blog】トラックバックは紳士的議論の道具

BLOG!

【blog】トラックバックは紳士的議論の道具

 カイパパ@ブログ開設20日目です。

 ブログを始めてからの体験と、Weblog@ことのは「トラックバックの有効な使い方を考える」を読んで、感じたことをまとめておきます。

★トラックバックがブログの特徴
 ブログにおいて、議論・コミュニケートするための道具として、
(1)コメント
(2)トラックバック が用意されています。
 「コメント」は、「掲示板」などで、これまでも可能でしたので、「トラックバック」にこそブログの特徴があります。

★トラックバックは紳士的議論の道具
 私の感覚では、他人のサイトで自論を長々とコメントで述べる行為は、他人の家に上がりこんで大声を出しているみたいな雰囲気でイマイチに思います(ブログでは、開設者の記事とコメントの主従関係が明確であるとしても)。

・賛成も反対も、自分のブログで主張する。
・その際に議論の存在を知らせあうためにトラックバックをする

→このように「他人のフィールド、プロパティ」を侵さずに議論することで、ほどよい距離感を作り出せる。

 おおげさに言えば、「トラックバックは紳士的な議論をするための道具」なんですね

【謝辞】
先輩ブロガーのみなさんのご教示に感謝します。特にWeblog@ことのはを参考とさせていただきました。

【参照してください】
Weblog@ことのは
「トラックバックを発明したMena&Ben Trott夫妻によるトラックバック解説(非技術的入門記事)の日本語訳」

【構造化】探索行動への対策編(1)

ふすまカギ

【構造化】探索行動への対策編(1)

 前回の支援のヒント(12月4日記事)では、部屋をキレイに保つことをお話しました。けれども、それは自閉症の人の探索行動との終わりのない戦いとなりがちです。
 今日はその対策について書きます。

★1 物を減らす
 自閉症の人は視覚情報に強く反応する特徴があるため、視覚刺激が多い状況では落ち着かなくなりがちです。
 これは、キライなものが多い状況だけではなくて、好きなものがたくさんある場合でも反応して動いてしまうのです。
 ですから、落ち着きを生み出すために物を減らしましょう。
 棚や引き出しから物をなくせば、いずれ「そこに何もないこと」を理解し、探索行動をやめます。

※注意※
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【自閉症】自閉症を知ってほしい(2)〜スペクトラム

スペクトラム

【自閉症】自閉症を知ってほしい(2)〜スペクトラム

 このサイトは、「自閉症スペクタクル」と題し、「自閉症から広がる、チャレンジに満ちた新しい世界!」をテーマにしています。
 その一歩として、「自閉症を知らない人に、まず知ってほしい」という思いがあります。5回連載の予定で、今回は第2回です。連載をまとめて読みたい方は、トップページ左側にある「カテゴリー」から「自閉症スペクトラム」をクリックしてください。
 私は医療関係者でも専門家でもありません。子どもの障害がわかってから2年間で私なりに学んだことを紹介していきます。詳細かつ正確な知識については、参考文献に直接当たってくださいね!

★自閉症の診断

 自閉症は原因によって定義された障害ではありません。下記の三つの異常(三徴候)が3歳までに認められた場合に自閉症と診断されます。

(参考)診断は以下の三つをチェックする。
a 人づきあいの質的異常あるいは社会性の問題
b コミュニケーションの質的異常
c イマジネーションの障害(こだわり)

参考HP:ダダ父通信「自閉症マメ知識」 

★自閉症といっても、現れ方は十人十色〜スペクトラム(連続体)というとらえ方

 ところが、連載第1回で述べたように「認知のプロセス」の〈どこ〉に、〈どの程度〉の障害があるかによって、自閉症の特徴の現れ方は様々です。
 ですから、「自閉症はこういう人です」と単純に記述することはできません。ローナ・ウィングさんは著書『自閉症スペクトル』p.34の中で、次のように述べています。
……診断のためにこれまで提案されたシステム(引用者注:ICD(国際疫病分類)、DSM(精神障害の分類と診断の手引き))は、いずれも社会的相互交渉の障害、コミュニケーションの障害、そして想像性の障害ならびに硬直した反復的な行動パターンが、診断的特徴として不可欠であるとする点で一致しています。このように基本的な一致点はあるのですが、個々の子どもや大人を診断する際には次に述べるような多くの理由から診断の不一致が起こります。

(1)障害は多様な姿で現れ、そのなかには微妙なものもあれば気づきにくいものもある。
(2)自閉症スペクトル障害は、一般知能の最重度障害から平均よりずっと上に至るまでのいかなる水準においても起こりうる。
(3)自閉症スペクトル障害は、何らかの身体障害や他の発達障害を伴うこともある。なかでも、てんかん発作はとりわけ起こりやすいものである。
(4)加齢とともに、行動パターンが変化することがある。
(5)環境によって行動が変わりうる。よく組織だっている学校やクリニックにおけるよりも、家庭では往々にしてよくない。というのは、家庭では親が自分たちに注意をひこうとあれやこれやの要求をするからである。
(6)どんな人が一緒にいるかによって行動が異なってくる。(略)
(7)教育は、行動パターンに影響を与える。
(8)個々人のパーソナリティは、行動に反映されるとともに行動に影響を与えもする。

 つまり、三つの基本的な徴候(これについても重い・軽いはある)は共通しているが、(1)から(8)のように、現れ方が人によってとても違っている。(その理由は、先に述べたとおり脳の認知プロセスのどこに・どの程度の障害があるかによると解釈すると理解しやすいと思います。)
 そのため、ウィングは、自閉症「スペクトラム」=「連続体」と障害を定義しました。

★自閉症からメインストリームの人までのスペクトラム(連続体)

 もっと言うと「自閉症スペクトラム」の人とそうでない人(メインストリームの人)も連続していて、どこかで線引きができるわけではなく、虹のように色彩がグラデーションのように連続したものなんだということがイメージができるように思います。
 ありがちな言い方ですが「パーフェクトに正常な人ってどんな人?」ということですね。とはいえ、「程度問題」では片付けられない「質的異常」の深刻さを忘れてはいけません。難しいですね。

3に続きます!

【連載記事】
【自閉症】自閉症を知ってほしい(5)〜コミュニケーション障害の深刻さ(2003/12/30)
【自閉症】自閉症を知ってほしい(4)〜門先生の講演録(2003/12/23)
【自閉症】自閉症を知ってほしい(3)〜誤解を解いて(2003/12/16)
【自閉症】自閉症を知ってほしい(2)〜スペクトラム(2003/12/09)
【自閉症】自閉症を知ってほしい(1)(2003/12/03)

【参考記事】
自閉症スペクトラムについて」@Tamago Blog
 自閉症スペクトラムのイメージについて図示されていてわかりやすい。


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