■脆い器に、鋭い感性

 私の場合、ストレスは胃に来ます。ひどいときは、早朝に胃痛で目が覚め、そのまま眠れなくなります。ある意味、バロメータになるのでそういうときはストレスを減らす・受け流すように努めるようにします。

 もうひとつのストレス・チェックは、「ゆっくり休息してね」と他人から言われたときに、
「はい。そうします♪」と素直に応じられるときはまだ大丈夫。
(うるせー。言われなくてもわかってるよ!)と思ってしまうときは、既にいっぱいいっぱいで本当に休息が必要。

 これまでは「脆い器」を鍛える方向で努力してきました。しかし、それには限界があり、「鋭い感性」を飼いならすことが必要とわかってきました。それが成長なんだなと。
すべてが見え、すべてが聞こえるのは良いことではない。
気に障るようなことは、気づかずに通り過ぎるのがよい。

ルシアス・アナエアス・セネカ

 2000年前にセネカが生きていた時代とは比べものにならないくらい、「気づかずに」いることは難しくなっています。だからこそ、意識的に他人の話し声をシャットアウトすること、聞こえてしまった場合にも「通り過ぎる」ことが必要になってきますね。
 自分を守るために。
 燃え尽きず生きていくために。