福祉革命

【本】小倉昌男の福祉革命

★オススメ本の紹介〜『小倉昌男の福祉革命』
   著者:建野友保
   小学館文庫
   533+税

 元気の出る本です。タイトルはいただけませんが(^^;、食わず嫌いは禁物。内容はいいですよ〜。

 クロネコヤマトの創始者小倉昌男さんが、ヤマト運輸会長を退いた後、ヤマト福祉財団を設立し、福祉の世界に飛び込んだ理由──「障害者の給与が平均1万円に満たない」ことやそれが「仕方がない」で済まされていることに対して憤りを覚え、「経営についてだったら、福祉の素人の自分でも貢献できることがある」と思った──。

 ここからが彼のユニークなところで、まず、福祉の現場の人々を対象にしたセミナーを主催するんですねえ。
 経営の発想を啓蒙し、障害者が働く喜びを知り、真に自立できるように、小規模作業所など、福祉の現場に経営の手法を導入することをすすめる。また、理論だけでは納得してもらえないだろうから、と、自ら成功事例を実践するため「スワンベーカリー」という焼きたてパン屋のチェーンを立ち上げてみせる。

「同情からではなく、美味しいから、必要だから買ってもらえる商品を作ることを目指す」「商品は、毎日無くなってしまって必要になるものがいい」「障害者が習熟しやすいように、作業がマニュアル化可能なものがいい」などなど、刺激的です。

 ぜひ、読んで感想をお聞かせ下さい(^^)。

 最近、小倉昌男さんご自身が書かれた『福祉を変える経営〜障害者の月給1万円からの脱出』という本が出版されました。まだ未読ですが読むのが楽しみです。また紹介しますね。