ふすまカギ

【構造化】探索行動への対策編(1)

 前回の支援のヒント(12月4日記事)では、部屋をキレイに保つことをお話しました。けれども、それは自閉症の人の探索行動との終わりのない戦いとなりがちです。
 今日はその対策について書きます。

★1 物を減らす
 自閉症の人は視覚情報に強く反応する特徴があるため、視覚刺激が多い状況では落ち着かなくなりがちです。
 これは、キライなものが多い状況だけではなくて、好きなものがたくさんある場合でも反応して動いてしまうのです。
 ですから、落ち着きを生み出すために物を減らしましょう。
 棚や引き出しから物をなくせば、いずれ「そこに何もないこと」を理解し、探索行動をやめます。

※注意※
 ただし、このときに「やることがなくなって→時間をもてあまし→自傷行為など不適切な常同行動へ」つながるおそれがあります。たのしみを奪う時は、それをうめる何かを与えることを常に意識しましょう。

★2 ロックな部屋
 そうは言っても、生活必需品はなくすことはできません。洗面台の下に洗剤などのストック、包丁や調味料を入れておく収納も必要です。ではどうするか?
 カギをつけましょう。ロックしましょう!

 必見サイトを紹介します。7歳の自閉症の男の子こうくんのお母さんのサイトです。
・トップページ But He is Beautiful
・その中の 「ロックな我が家」
 ぜひご覧ください。

 いろいろと便利なカギも発売されています。いつかカギ特集もやりたいですね。
 我が家で重宝しているのは、ふすまにつけられるカギです(タロ父さんから教えてもらいました)。

 また、ロックとは違いますが、棚を開けるための「持ち手」「金具」を外してしまうのも方法です。

 来週に続きます。

写真:ふすまのカギ