コンビニ猿

★【おすすめHP】ほぼ日刊イトイ新聞

■日本最大のブログサイト!?
 もしも「日本最大のブログは何か?」と聞かれたら、私は迷わず、「ほぼ日刊
イトイ新聞」
(愛称:「ほぼ日」)をあげます。
 開設者の顔がはっきり見えて、毎日更新がなされ、過去記事も時系列でさかの
ぼっていける。読者の投稿や商品企画のアイデアも積極的に受け入れフィードバッ
クしている。
 レベッカ・ブラッドは「ウェブログは形式が新しいのではなく、新しかったの
はコミュニティだ」と述べていますが、「ほぼ日」は正に新しいコミュニティを
作り上げていて、それはブログ的だと私は思います。
■『ほぼ日刊イトイ新聞』とは
http://www.1101.com/

 糸井重里さんが5年前から始めたサイトです。
 このサイトは、日刊新聞とうたっているとおり、毎日更新されます。いくつも
の連載や特集記事で構成されています。

 読み方としては、「その日更新されたものを読み、面白かったら、その連載の
過去のバックナンバーを読み進める」といった形で楽しめます。

 すでに5年間も毎日続けてきたものなので、蓄積されたコンテンツ(内容)は
膨大です。どこからかじっても美味しいサイトですがカイパパのオススメを紹介します。

■絶対オススメ!
 私のおすすめは、現在連載中のものでは「コンビニ哲学発売中。」です。

 哲学者の言葉を、20代の若い「ほぼ日」スタッフが自分自身の切実さを持っ
て紹介していきます。この連載の特長は、読者の反応メールがリアルな声として
紹介され、内容に反映されていくことです。何度もはっとさせられました。あま
りにもスキなので、バックナンバーも含めて印刷して読み返しています(2段組
みにしても100ページを超える!)。

 過去に連載されたものでは「ガンジーさん」です。余命2ヶ月を宣告され
た「癌爺」さんからのメールの連載。衝撃をうけました。

 この連載はうまく説明できないので、糸井さんの紹介文を載せます。

【紹介文】
> はじめは、ホントかどうかもわからなかった。
> 去年の5月17日に余命2ヶ月を宣告されたという
> 「癌爺」さんという方からメールをもらったのだ。
> 「死亡予定日」を目前にしたところで、
> 新しいノート型のパソコンを買って、
> 数人の身内に向けて『親戚新聞』という
> メールマガジンを発行しているらしい。
>
> 何度か、ぼくとの間でメールのやりとりが続いて、
> ぼくも『親戚新聞』の読者に加えてもらった。
> 少しも立派そうな事も言わないし、
> 死を特権的に語ることも、まったくない。
> 厳しい場面になっても忘れないユーモアの味付けには、
> 人間って悪くないよなぁと、感心させられた。
>
> 同情のためでなく、共感の種子として、
> ぼくらは、この「ガンジーさん」が身内に宛てた
> メッセージを分けてもらうことができないか。
> そう考えて、お願いして、この連載がはじまりました。

 あとは過去の対談で「体温のある指導者。藤田元司」がオススメです。

 ジャイアンツの元監督と糸井さんとの対談は、素晴らしい「リーダー論」になっ
ています。

■コンセプトが好きだ
 「ほぼ日」のキャッチフレーズは、「ゴキゲンを創造する、中くらいのメディ
ア。」(9月までは「インターネット、飽きてる人から初心者まで。」)となっ
ていますが、本当のコンセプトは、糸井さんが「ダーリンコラム」で何度か触れ
ている「お風呂」なんだと思います。

 お風呂は、冷え切った身体に「じわぁ〜」と温かさをつたえる。お風呂に入る
と賢くなったり、プレゼンがうまくなったりはしないけど、こわばった身体がや
わらかく温まるよね。「それって愛だろ」と糸井さんは言います。
「ほぼ日」が毎日やっていることは、お風呂なんですね。
 そこが好きです。
 カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルも、強い影響を受けています。「ほぼ
日」がスーパー銭湯なら、ユニットバスくらいのお風呂になりたいです☆

【オススメ本】
インターネット的』糸井重里著
『ほぼ日刊イトイ新聞の本』糸井重里著