■必見! 明石洋子さん、徹之さん生出演@8月23日NHK「生活ほっとモーニング」

 『ありのままの子育て』(ぶどう社)の著者明石洋子さんとその息子、明石徹之さんが、NHK朝の「生活ほっとモーニング」に生出演します。

8月23日(火)「徹っちゃん便り」から始まった 〜自閉症親子・交流の輪〜

 明石洋子さんからのコメントです。
知的障害をもつ自閉症者本人の生放送は、初めてですね。
ハプニングがおきそうで、ちょっと冒険!
徹之が何を言い出すやら・・・どんな反応を示すやら・・・。

 この企画は、「生活ほっとモーニング」の内多勝康アナウンサーご自身の発案によるものです。
 注目ポイントは、今回の番組では、明石さんのことだけを紹介するのではなく、明石徹之さんが就職して自立した生活を実現していることに感銘を受けた家族や本人の、それぞれの場所での実践にスポットライトを当てているところです。
 地域での自立した生活を目標に、「明石さんにできたのだから、自分にも!」と取り組む姿は、私たち自身にも重なります。ぜひご覧ください。私も、「生」で見たいなあ。

【番組の企画書から】
「徹っちゃん便り」から始まった 〜自閉症親子・交流の輪〜
(放送日) 8月23日(火) 午前8:35〜9:25(50分)
(番組名) NHK総合テレビ「生活ほっとモーニング」

【ねらい】
 川崎市に、重い自閉症の公務員がいる。明石徹之さん(32)。自閉症で知的障害のある人としては初めて、健常者と同じ公務員試験をパスした明石さんは、現在、老人福祉センターで、風呂の掃除や清掃などの単純作業を毎日しっかりとこなしている。

 自閉症は生まれながらの脳の機能障害が原因といわれる。自分の興味以外への関心が薄く、他人とのコミュニケーションが苦手で、社会に溶け込むことが困難とされてきた。

 幼い頃の明石さんは、近所の家に勝手に入り込んでトイレをつまらせたりして、苦情が絶えなかったが、母親が粘り強く理解を求めた結果、地域から多くの支援を受け、施設には入らず、地域で成長していった。
 
 その後、高校を卒業し、正式な公務員となったことは、関係者に大きな衝撃を与えた。立派に自立した生活を送っている明石さんの姿は、同じ自閉症の子供を抱え、将来を不安に思っていた親たちにとって、希望を与える存在となっている。そして、学校で、職場で、第2、第3の明石さんが、各地で誕生している。

 番組では、自閉症の人が、今どんな社会参加を果たしているのか、それを実現した学校、地域、職場のサポート体制はどうなっているのか。 施設ではなく、地域を選んだ人たちの実践をリポートする。