つぼみパパロゴ■自閉症支援セミナー:講師 宮崎潔さんの紹介

 2月18日のセミナー(詳しくは昨日の記事をご参照ください!)は、基調講演とシンポジウムの二部構成となっています。
 講師は、名古屋市障害者雇用支援センター所長の宮崎潔さんです。

 宮崎さんの略歴は、以下のとおりです。

・1975年 大学卒業
・1978年 愛知県障害者職業センターカウンセラー
・1989年 三重県障害者職業センターカウンセラー
・1999年 名古屋市障害者雇用支援センター所長 現在に至る

 ご覧のとおり、障害者の就労一筋にご活躍されてきた方です。
 そして、これまでの功績と、第6回(2005年)ヤマト福祉財団 小倉昌男賞を受賞されています! すごいすごい。

・財団法人 ヤマト福祉財団:ヤマト福祉財団 小倉昌男賞の贈呈 第6回受賞者一覧
http://www.yamato-fukushi.jp/works/award/06.html

◆「ヤマト福祉財団NEWS No.9」から引用
障がい者の就職支援一筋に30年近く尽力されてきた宮崎さんは、名古屋市障がい者雇用センター所長に就任してからの6年間で、138名の障がい者を一般企業への就職に成功させました。

全国14カ所の雇用センターの中でもトップの実績です。

しかも、ほとんどの障がい者が定着しています。

職業訓練をできる限り一般企業で行い、働く心構えと社会性の育成を心がけてきました。その実習のための協力企業の解体区、早めの実習活動、また余暇活動による仲間意識を育て、働き続ける意欲を育てています。

さらに、定着支援のための職場訪問を、年間1200回という気の遠くなるような努力を続けています。

 宮崎さんは、2005年に発達障害者支援センターの設立検討を行った、名古屋市発達障害者支援体制整備検討会のメンバーでもあり、検討会の席でも毎回筋の通ったご意見を発しておられたと、出席していたジョーさんから聞いています。

 私は以前、あさみどりの会で宮崎さんが講演された記録を読み、お話をお聞きしたいと思っていました。今回その願いがかなうのがとてもうれしいです。

「年間1200回」の職場訪問は、生半可なことではできません。「信念」あるいは「使命感」とでもいうべき「何か」があるのではないでしょうか?

 現実を見据えた、耳が痛くなるような本音のお話が聞けると思います。
 宮崎さんのお話は、専門家にとっては背筋を正すような刺激となり、親にとっては「愛知県にこのような方がいらっしゃるんだ!」という希望となることでしょう。

 この貴重な機会を逃したくないあなたは、往復ハガキを買いに郵便局へ急げ!です(^^) 締切は、2月10日(消印有効)です!