■4月が終わる

なんでか、月の最後の日や最初の日には、ブログを更新したくなる。
ひと区切りという気がするからかな?

自分の仕事は「年度」で動いているから、4月が最初の月。

今年の「12分の1」が終わったんだと思うとすごく速い。
密度の濃いひと月だったけど。
これで、もう12分の1かと思うと、
1年間で達成できることは知れているなとも思う。

3月、4月とほとんど休みなく必死でやってきたので、
今回出来たアウトプットが今の自分の限界なんだとわかる。

ひとりでできること、
このチームでできること、
ひと月でできること、「   」←これくらい。

うん。納得してる。こんなもんだろう。


2年前、出向して1年間修行している間、そこで繰り返し教えられたことは、

「お客様は、プロセスを共有していない」

という事実。

それはつまり、自分たちがどれだけ苦労して努力して企画して改善をして作り上げたアウトプットだとしても、うけとるお客様は、その過程(プロセス)やこちらの思い・意図とは無関係に、商品を商品として評価するということ。

だから、「こんなにがんばったんだから、評価してください」なんていうのは、
私たちの甘えに過ぎない。

品質のよしあしは、お客様が決める。
その厳しい、クールな目に応え、心から喜んでもらえるようなアウトプットを生み出さなきゃならない。

そういう教えだった。

当時、改善しているのに成果が上がらなくて苦しんでいた時に、
その言葉を聞いたときは「しんどいなあ」という思いが先にたって素直に聞けなかったんだけど、
だんだんとファイトがわいてきたんだ。

お客様には見えないのだけど、だからこそ、良いプロセスから良いアウトプットを生み出して、苦労や苦心のあとなんか微塵も見せず、涼しい顔してお届けすることができたら、すごくかっこいい!

とはいえ、ダメなときも多いが、ダメだった時は(プロセスを共有する→)仲間と励ましあい、次への活力を養うのだ。
「彩り」を歌ったところで、何かが変わるわけじゃないが、
やっぱり一個一個の小さな(良い)プロセスが(良い)結果を生み出すんだと信じるところから、やる気は生まれてくるんだし。


当たり前だけど、仕事は甘くない。
手を抜けば、そのしっぺ返しは必ずあるくせに、がんばったからって成果が見えるとは限らない。

それでも、真剣にくりかえしていけば、「打率」はあがっていくんだよね。
だから、挑戦していこうという気持ちになるんだろうね。