ネット歴も長くなって、パソコン通信やメーリングリストや個人ホームページやブログやSNSやそれなりの経験を自分も重ねてきました。(今はTwitterやFacebookも)

ネット上での関わりにおいて、「Go/No Go」の判断ができるようになりました。
それは、おおげさなものではなく、たとえば、「このブログは読み続けたい。Readerに登録しよう」といった判断です。

ほとんど瞬間的な嗅ぎ分けのようなものです。
違和感だったり、小石のような異物感であったり。
「評判いいみたいだから、少しがまんをして、つきあってみよう」としても、
最初の"No Go"がくつがえることはないですね。

昔は、若かったので、傷つくとわかっているのにこわいものみたさであえて突っ込んでいくこともありましたが、最近は、ますます時間がなくなり、感情ゲージの残数も限られているので、違和感・異物感を感じたらフィルターをかけるようにしています。

直感を信じてオーケーなんだなと思います。

"Go"と判断したなかでも特別なブログがあります。
それは、もかりさんの言う「声が聞こえる」という表現がしっくりくるブログです。

・ブログを書いている人の声が聞こえてこないブログ: もかりのデリケートゾーン
http://mokari.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-7d29.html
全く知らない人、たとえば検索エンジンでたどりついた記事には、
ほぼ私の声で文章を追っていますが、ごく稀に、私ではない声の記事があって、
はじめて読んだ記事でも、おもしろがってお気に入りに登録したりします。

文章が書かれてしまったら、もう文章の声しか聞こえないのですが、
その中に、その人独特の何かがあると、何かが起こるようです。

なぜそんなことが起こるのか分かりませんが、
とにかく、不思議と、ブログ・・・だけではなく、その人が発信している情報からは、
声が聞こえてきます。

もかりさんのブログを集中的に読んでいたら、もかりさんの「声」に影響されて、普段と少しちがった文体の記事になりました。

mizu20100225

写真なんかも貼ってみました。書いていて楽しくなってきました。
私は、古風なブロガーなので、Trackbackを送っておきます。ありがとう>もかりさん