ブログを再開して、急にたくさんのネットからの情報に触れるようになりました。
ウラシマタロウになっていた自分にあえて負荷をかけました。
特に、Twitterの世界は、新鮮で、刺激的でした。

ネットで発信と受信を続けていると、独特の疲れやしんどさを感じることがあります。
しばらく忘れていた感覚。

感覚がちがうとか、誤解だとか。
見ていてつらくなるような怒りだとか。
自分が、そのやりとりの当事者でなくても、批判の対象ではなくても、心がざらつくような気分を味わう時があります。

そんなときに、いつも頭の中で鳴る音楽があって。
クラムボンの「コントラスト」

さまざまなひとがおられます
ぶつかって きずつけて ゆるさない

さまざまないけんがございます
おもいこんで おしつけて みとめない

疲れたら休めばいい。無理をすることはない。
それはそうなんだけれども、やるときはやらないといけない事情や時もあります。
気をつけていても、たまたま飛び込んできたことばがヤスリのように心を削るときも。

うたは、こう続きます。

でも平気 平気だよ 君に会いにゆけば
きっと平気 平気だよ 君と話していれば

僕は僕を とりもどす

……とりもどせる

そう。

たぶんこういうことなんだろう。

自分以外の他人が「他人がいてくれてよかった」とは思えない場面に、日常出会います。
ネットに限らず、外に出れば、アウェイなわけです。
身を守る盾をつらぬく槍も、見えない彼方からの矢も。さけようがない傷を負うことがある。
それを恐れているばかりでは、どこにも行けなくなってしまう。

自分を取り戻せる場所、話をしあえる君がいるから、外に出ていける。