昨日Twitterで、@azusan3 とネットで「自分が関わっているケースの話をしていいのだろうか?」について会話をかわしました。
ブログやTwitterで毎日発信を続けている者として、自戒の念を込めて、ここに掲載します。
@azusan3 会話と掲載OKありがとうございます!)

2011/04/16 13:00:29
きっとケースを話してしまう時って、悪意があるわけじゃなくて、こういう事例があってどうしたらいいんだろう、何かいい案があったら活かしたいって、善意で発言することが多い。けど、いろんな発信方法が普及した時代は、どこまで守秘するべきか、そのラインを明確にしないと、危険

2011/04/16 14:19:39
@azusan3 現在進行形の相談・支援ケースをインターネットで共有することは「ご法度」が原則だと思います。たとえ、見た人が相談者本人を特定できないとしても、専門家に対する信頼を失わせる。もし、周りの人が本人特定できた場合は具体的な不利益が生じる。

2011/04/16 14:26:07
@kaipapa2shin ありがとうございます。やはりそうですよね。近年のこのゆるさを見ていたり、それについて言及すると「頭が固い」といわれ、なんだか自分がおかしいのかと不安になっていました。今一度、きちんと認識して、気づいたときに伝えていきたいと思います

2011/04/16 14:22:17
@azusan3 「事例検討会で、カイ君のことを紹介してもよいか」とお願いされて、保護者として許可をしたことがありますが、その際には、いつ・どこで・共有対象・内容について具体的に教えてもらいました。(続く)

2011/04/16 14:24:27
@azusan3 自分が事例検討会にでた時。最初に発表者は「この症例発表は、専門家の研修のために特別に許可を受けたもの。研修生も他所でプライバシー情報を漏らすことは決してしないでください」と注意喚起がありました。事例検討会で紹介されているからと言って他で共有していいものではない。

2011/04/16 14:30:07
@kaipapa2shin そうなんです、事例検討会はそれが前提で、資料は許可があるものは配布しますが、基本的に回収が原則だと認識しています。そういう場に参加する方の多くは認識できていると思うのですが、機会のない方はそれを「知る」ことすらできないのではないかと、恐くなります

2011/04/16 14:27:16
@azusan3 心理職や医療関係者に限らず、職務上知り得た秘密は外で漏らしてはいけない、というのが、通常の組織なら就業規則にも定められているし、プロとしての基本的な心得だと自分は思っています。ネットに書いてしまえば、後で消してもどこかキャッシュされているから。自戒を込めて。

2011/04/16 14:33:29
@azusan3 漏らしてしまえば二度と元にはもどせない。発信する時は、自分が責任を取れる範囲で、と自戒しています。他人のプライバシーや職務上知り得た秘密は、責任がとれないので、「公開情報かどうか」に注意を払っています。迷うのは、ネットに既出だが、本人の了解の有無が怪しい場合です

2011/04/16 14:33:06
@kaipapa2shin わたしもほんとうに口が軽い人間なので、気をつけます。学びは広めたい、けれどプライバシー情報はそこに漏れてはいけない。難しいけれど、大事です。すみません、大切なお話だったので、リツイートさせていただきました。

2011/04/16 14:36:52
@azusan3 こちらこそありがとうございます。自分も職業人として、秘密を取り扱う機会が多いので、本当に気をつけなければと思っています。「仲間内」が一番危ないんですよね。「ここだけの話」なんていうものは、存在しません。伝聞を経るたびに、秘密は軽くなり、守られなくなります