昨日の記事にも書きましたが、愛知県自閉症協会の父親部に復帰しました。

自閉症協会は、もともと「自閉症の子をもつ親の会」として親どうしが集まってつくったものです。
「親の会」について思っていることを、つぼみパパメーリングリスト(父親部のメーリングリスト)に書いたものを紹介します。
以前だったら、親の会から「情報入手」「仲間を見つける」「勉強をする」「イベントに参加する」といったことが目的で、親の会の会員になる人が多かったと思います。

ところが、発達障害者支援法成立以来、情報の充実とセミナーなどのイベントも他団体や行政でも充実してきました。上記目的だけでは、会員であることの意義がわからなくなっているように思います。

そもそも、当事者団体の会員になるということは、「会からのサービス提供を受けるお客様」になることではない、と私は理解しています。

「当事者団体・親の会=自分(たち)の主張・声を代弁する存在」であって、自助・互助活動をしながら、意見を集約し、行政や社会をより住みやすく変化させていくことが、その存在意義だと考えます。
だから、私は会員でありたいと思うし、自分の代わりに動いてくださるみなさんに感謝をしています。

会費は、サービスの対価ではなくて、「メンバーシップ」=会の一員として支える意思表明なんだと思っています。

自分も微力ながら、「親の会はこんな団体なんだ」「だから、みんなで支え合おうよ」「こんなに意義のある活動をたくさんやっているよ」「だから、会員になろうよ」って思ってもらうこと、それができるといいなぁ。

自閉症協会に限らず、全国の、親の会は今どんなことを考えて活動をしているのでしょうか?
そんな情報交換ができるつながりと機会がもてたらいいな〜とも思っています。