先週の土曜日、運動会でした。
カイはいつもと同じ生活が好き。運動会やイベント事は大の苦手。いつもの時間割が変更になって、運動会の練習が入り始めると調子を崩し、本人もとても苦しそう。

母子通園施設の時から始まって、毎回ハラハラしながら乗り切って来ました(がんばって乗り切っているのはカイです)。

たとえば、小学校最初の運動会の記事。(よみがえるなぁ…)

今回は数えてみると10回目の運動会。昔は、人目が気になったり、他の子と比べたり、いろいろな意味で大緊張をしましたが、いい意味で開き直れるようになりました。

ところが今回は──思いがけない展開でした。

徒競走。スタートは先生に付き添われ、いつもと同じように手を引かれて走るのだと思っていました──

S1020070
あれ?

徒競走、先生が先導してくれたけど、手は握らずに、1人で走り抜きました!
ビリでしたが意外と速く、走っている間ずっと余裕の笑顔でした。


そして、組体操。当然「マリオネット」状態だろうと想像していたのですが──

S1020048
えっ…誰も付き添ってないの?

S1020052
自分でよじ登ってキメポーズ。
「あれ、カイくんだよね??」と思わずつぶやいてしまいました。


本当にびっくりしました。

他の競技も、先生方のくふうとお友だちのフォローのおかげで、一員として参加できていました。
ものすごくっ、がんばってくださったことが伝わってきました。カイに関わるみなさんの真心があふれていました。感謝の気持ちでいっぱいです。

2004年の保育園での運動会のことを書いた記事を読み返してみました。

7年前の自分に伝えてあげたい。

「できない」は「今は、できない」だけ。
もしかしたら、ずっとできないかもしれないけれど、いつかはできるようになるかもしれない。
そんなことは「今」の時点では、だれにも断言できない。
親は、悲観もせず、楽観もせず、可能性を信じて育てていけばいいんだよ。

いつか、わが子が証明してくれるよ。
S1020074
ねっ!