子どもどうしの会話──

願い

「3ねんせいのときはちいさかったけど、もう6ねんせいだからできるようになるよね」
「きっとちゅうがくせいになったら、お話しできるようになるよね」
ぐっときてしまったのは、彼の言葉には、「願い」がこめられているから。

希望

大人の目からみて、中学生になっても、劇的な変化は、予想できない。かれも、うすうすとそのことには気がついているのかもしれない。それでもそっと、信じて、語りかける。 だって「ちゅうがくせいだもん!きっと、なにかがかわる!」(ぼくだって)という願いをこめて。

祈り

ものを言わぬ子は、なにかたいせつなことを話しかけられていると知ってか知らずかじっとしていた。