10年というのは、やはりひとつの区切りという気がします。

書き残しておくって、意味がありますね。
すっかり忘れていたのに、まるで、真空保存されていたみたいに、「あの時」の感情が思い出されます。

実は9年前の記事を読んで、2日間ほどブルーでした。
過去に戻ってしまったような、「感情の混乱」がありました。できれば、思い出したくない…

11年前にわが子の診断を受けて、それから数年間の気持ちは、今のわたしには直面しなくてもよい「過去のこと」になっています。今でも、様々な困りごとはありますが、経験とカイの成長のおかげで、当時の闇雲な焦りと不安とは深刻さが違います。
その意味で、わたしには、昔のようには、子どもの診断がついたばかりの親に、シンクロして寄り添うことはできなくなりました。その自覚があります。

そして、思うのです。
今苦しんでいる親たちに近くて、もしかしたら力になれるのは、2003年のカイパパなんじゃないかと。過去記事を通して。実際、過去の記事でいくつか読みつがれているものもあるようです。

ひんぱんに更新をする時もあれば、ストップしている時もあります。最近は特に、役に立たない個人的なブログですが月日とともに積み重ねてきた記事が存在することは、意味があるのかもしれません。

まだ続けます。
元旦カイとパパ(小)