・アメリカぷるぷるアート紀行:自閉症の息子を撮った写真集「Echolilia」エコリリア
http://ameblo.jp/altru-art/entry-11633647165.html
より引用。
サンフランシスコを拠点として活躍する写真家のティモシー・アーキバルドさん(Timothy Archibald)が撮影した、彼の自閉症の息子エリージャ君の写真集が話題になっています。

写真集のタイトルは「Echolilia」エコリリア。もとは反響言語−Echolalia(他の人が話していることをただ繰り返して発声すること)をもじったもののようです。

わたしは、ブログで紹介されている数枚の写真を見るだけで、胸をぎゅっとわしづかみにされてしまいました。
特に、クリアボックスの中に裸で収まり、静かに目を閉じている姿に、既視感を覚えました。
笑ってはいない、喜んで入っているわけじゃない? 困惑している? そのまま眠ってしまったのか──とても静かです。
他の写真もそう。笑ってはいない、戸惑っているような表情のひとつひとつが、ことばにはならない「何か」を感じて、静かに感覚を集中させているようにみえます。

そして、この写真は、エリージャ君の父親が撮影しています。キャプションは無くても、すべての写真に、「LOVE」と大書してあるようだ──

写真は、ティモシー・アーキバルドさんのサイトでもっと多く見られます。ぜひ見てみてくださいね。

<追記>引用記事の最後に、記事を書かれた森井あす香さんのこのコメントが添えられています。少し気づきづらいので、引用しておきます。
ティモシーさんによると「写真を撮ること」を通して、ティモシーさんとエリージャ君の関係性が変化し、深まっていったそう。初めは写真を撮られることを嫌がっていたエリージャ君も、次第に被写体になっていることを理解し、ティモシーさんも彼の「儀式」を受け入れられるようになっていったようです。

父親は、初め、息子の理解できない行動に、自分にできる方法(写真)で近づこうとしたのでしょう。
それが、この、独特の緊張感のある、胸をつく作品になっているのだと思います。

エリージャ君が本当に「理解」しているかどうかはわかりませんが、父親の行為を「嫌がらない」というかたちで、父親の世界を受け入れてくれているのでしょう。(うちのカイが、わたしのカメラにうっとおしそうにピースをするように…)