おはようございます。カイパパです。
今日は、信州大学医学部特任助教の東島仁さんからご紹介いただいた勉強会の情報をお知らせします。
タイトルは「これからの自閉症スペクトラムを考える」と普通ですが、サブタイトルが「アスペルガー障害・広汎性発達障害がなくなるって本当?」と、えぇ?となりますね。
以前カイパパ通信でも紹介した、アメリカ精神医学会が制定している『精神障害の診断と統計の手引き』第5版(DSM-5)が新しくなり、その中から診断名として、アスペルガー症候群や広汎性発達障害がなくなりました。
・『精神障害の診断と統計の手引き』第5版(DSM-5)が承認
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/52446983.html
その影響が、日本ではどう出るのか?を含めて、専門家のお話を聴き、その後じっくりと話し合うことができる勉強会です。
カイパパも非常に興味があります。大阪ですが、日程調整がつけば参加したいです。
というのも、自閉症、発達障害の勉強会には大きく2つのタイプがあり、ひとつは福祉的なテーマのもの、例えば、具体的な療育を教えてくれるもの、権利擁護について考えるもの、当事者のピアサポート(自助グループ)などです。もう一つは、医学的なアプローチのものです。今回ご紹介するのは、後者の医学的アプローチの勉強会です。こちらのタイプは、実は、医学関係者以外が参加できる機会があまりないので、今回は貴重です。
しかも、講演会の後に、参加者同士の話し合いの場を設けるものは非常に珍しいです。
ぜひ関西地方のみなさまはチェックしてみてください。参加費は、無料です。
以下はイベント情報ページから引用
-------------------------------------------------------------------
これからの自閉症スペクトラムを考える
-アスペルガー障害・広汎性発達障害がなくなるって本当?-
-------------------------------------------------------------------
2013年5月、自閉性障害やアスペルガー障害の診断基準として世界各国で用いられている精神障害の診断と統計の手引き(DSM)が19年ぶりに大きく改訂されました。
新しい精神障害の診断と統計の手引き(DSM-5)では、これまで使われてきた自閉性障害やアスペルガー障害、特定不能の広汎性発達障害などの代わりに、自閉症スペクトラム、そして社会的コミュニケーション症という名前が登場し、診断基準も変わりました(注)。これからは日本でも、DSM-5に基づいた診断が行われ始めるかもしれません。
このような変化は、あなたの、そしてあなたの周りの人々に、どのように影響するのでしょうか。どのような人が自閉症スペクトラムとして、どのような人が社会的コミュニケーション症として診断されるのでしょうか。そして、これまでアスペルガー障害や広汎性発達障害、自閉性障害と診断を受けた人たちは、今後、どうなるのでしょうか。
「これからの自閉症スペクトラムを考える-アスペルガー障害・広汎性発達障害がなくなるって本当?-」は、講演会と話し合いを通じて、これからの自閉症スペクトラムについて考えるイベントです。
『イベントの詳細』---------------------------------------------
■日時: 2014年1月25日(土)
・午前の部(講演会) 10時〜12時15分
・午後の部(話し合い) 13時30分〜16時頃
■場所: 大阪大学中之島センター(大阪府大阪市北区中之島4-3-53)
午前の部(講演会)703 / 午後の部(話し合い)303
■定員:
・午前の部(講演会) 90名程度 (講演会のみで申し込めます)
・午後の部(話し合い) 28名程度 (講演会とセットで申し込んでください)
・お子さんやご家族など身近な方、あるいはご自分が自閉性障害やアスペルガー障害、広汎性発達障害をもつ皆さん、教育や支援に携わっている皆さんなど、どなたでもご参加頂けます。
■講演会・午前の部
講演者:
佐藤弥 先生 (京都大学霊長類研究所白眉プロジェクト)
船曳泰子 先生 (京都大学医学部)
石原孝二 先生 (東京大学・大学院総合文化研究科)
浦野茂 先生 (三重県立看護大学看護学部)
■話し合いの部(午後の部)
・おひとりで気軽にご参加いただけます。
・人の話を聞く姿勢をお持ちの方であればどなたでもご参加いただけますが、特別な配慮が必要な方はあらかじめご相談ください。
※話し合いの部に参加なさる方は、講演会にも参加してください。
※話し合いでは飲み物やお菓子がでますが、お昼ご飯はでません。
----------------------------------------------------------
■興味を持たれた方に・・・
-専門家の話を聞いてみたい方は、講演会(午前の部)にお越しください。講演会では、まず「自閉症スペクトラムの生物学的な仕組み」や「自閉症スペクトラムをはかる方法」の研究者が、今までに分かったこと、そして分かっていないことを話します。続いて2名の研究者が、「DSM(精神障害の診断と統計の手引き)とは何なのか?どんな風に変わったのか」を解説し、そのような「疾患定義の変化が人々の生活にとってどのような意味をもつのかを考える研究」を紹介します。
-専門家の話を聞くだけでは物足りない方、他の人の意見が聞いてみたい方、自分の意見を伝えてみたい方は、午後の「話し合い」の部にもご参加ください。「話し合い」ではグループに分かれて、これからの自閉症スペクトラムについて考えてみます。班ごとに、スタッフが話しやすい雰囲気づくりをお手伝いしますので、どうぞお気軽にご参加ください。
注 DSM-5の日本語版は現在、作成途中です。「自閉症スペクトラム(Autism Spectrum Disorder)」や「社会的コミュニケーション症(Social Communication Disorder)」などの訳語は、今後変わる可能性があります。
◇申込み
・下記ウェブサイトからお申し込み下さい。
http://kokucheese.com/event/index/135098/
・上記サイトから申し込めない場合は、jhigashi@shinshu-u.ac.jp まで、
(1)お名前(仮名で構いません)
(2)メールアドレス
(3)参加なさる時間(1.午前の部のみ、2.午前の部と午後の部)
(4)自閉症・アスペルガー障害・広汎性発達障害との関係(1.自分が持っている、
2.身近な人が持っている、3.教育・支援職、4.その他)
を沿えてお申し込み下さい。
今日は、信州大学医学部特任助教の東島仁さんからご紹介いただいた勉強会の情報をお知らせします。
タイトルは「これからの自閉症スペクトラムを考える」と普通ですが、サブタイトルが「アスペルガー障害・広汎性発達障害がなくなるって本当?」と、えぇ?となりますね。
以前カイパパ通信でも紹介した、アメリカ精神医学会が制定している『精神障害の診断と統計の手引き』第5版(DSM-5)が新しくなり、その中から診断名として、アスペルガー症候群や広汎性発達障害がなくなりました。
・『精神障害の診断と統計の手引き』第5版(DSM-5)が承認
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/52446983.html
その影響が、日本ではどう出るのか?を含めて、専門家のお話を聴き、その後じっくりと話し合うことができる勉強会です。
カイパパも非常に興味があります。大阪ですが、日程調整がつけば参加したいです。
というのも、自閉症、発達障害の勉強会には大きく2つのタイプがあり、ひとつは福祉的なテーマのもの、例えば、具体的な療育を教えてくれるもの、権利擁護について考えるもの、当事者のピアサポート(自助グループ)などです。もう一つは、医学的なアプローチのものです。今回ご紹介するのは、後者の医学的アプローチの勉強会です。こちらのタイプは、実は、医学関係者以外が参加できる機会があまりないので、今回は貴重です。
しかも、講演会の後に、参加者同士の話し合いの場を設けるものは非常に珍しいです。
ぜひ関西地方のみなさまはチェックしてみてください。参加費は、無料です。
以下はイベント情報ページから引用
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これからの自閉症スペクトラムを考える
-アスペルガー障害・広汎性発達障害がなくなるって本当?-
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2013年5月、自閉性障害やアスペルガー障害の診断基準として世界各国で用いられている精神障害の診断と統計の手引き(DSM)が19年ぶりに大きく改訂されました。
新しい精神障害の診断と統計の手引き(DSM-5)では、これまで使われてきた自閉性障害やアスペルガー障害、特定不能の広汎性発達障害などの代わりに、自閉症スペクトラム、そして社会的コミュニケーション症という名前が登場し、診断基準も変わりました(注)。これからは日本でも、DSM-5に基づいた診断が行われ始めるかもしれません。
このような変化は、あなたの、そしてあなたの周りの人々に、どのように影響するのでしょうか。どのような人が自閉症スペクトラムとして、どのような人が社会的コミュニケーション症として診断されるのでしょうか。そして、これまでアスペルガー障害や広汎性発達障害、自閉性障害と診断を受けた人たちは、今後、どうなるのでしょうか。
「これからの自閉症スペクトラムを考える-アスペルガー障害・広汎性発達障害がなくなるって本当?-」は、講演会と話し合いを通じて、これからの自閉症スペクトラムについて考えるイベントです。
『イベントの詳細』---------------------------------------------
■日時: 2014年1月25日(土)
・午前の部(講演会) 10時〜12時15分
・午後の部(話し合い) 13時30分〜16時頃
■場所: 大阪大学中之島センター(大阪府大阪市北区中之島4-3-53)
午前の部(講演会)703 / 午後の部(話し合い)303
■定員:
・午前の部(講演会) 90名程度 (講演会のみで申し込めます)
・午後の部(話し合い) 28名程度 (講演会とセットで申し込んでください)
・お子さんやご家族など身近な方、あるいはご自分が自閉性障害やアスペルガー障害、広汎性発達障害をもつ皆さん、教育や支援に携わっている皆さんなど、どなたでもご参加頂けます。
■講演会・午前の部
講演者:
佐藤弥 先生 (京都大学霊長類研究所白眉プロジェクト)
船曳泰子 先生 (京都大学医学部)
石原孝二 先生 (東京大学・大学院総合文化研究科)
浦野茂 先生 (三重県立看護大学看護学部)
■話し合いの部(午後の部)
・おひとりで気軽にご参加いただけます。
・人の話を聞く姿勢をお持ちの方であればどなたでもご参加いただけますが、特別な配慮が必要な方はあらかじめご相談ください。
※話し合いの部に参加なさる方は、講演会にも参加してください。
※話し合いでは飲み物やお菓子がでますが、お昼ご飯はでません。
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■興味を持たれた方に・・・
-専門家の話を聞いてみたい方は、講演会(午前の部)にお越しください。講演会では、まず「自閉症スペクトラムの生物学的な仕組み」や「自閉症スペクトラムをはかる方法」の研究者が、今までに分かったこと、そして分かっていないことを話します。続いて2名の研究者が、「DSM(精神障害の診断と統計の手引き)とは何なのか?どんな風に変わったのか」を解説し、そのような「疾患定義の変化が人々の生活にとってどのような意味をもつのかを考える研究」を紹介します。
-専門家の話を聞くだけでは物足りない方、他の人の意見が聞いてみたい方、自分の意見を伝えてみたい方は、午後の「話し合い」の部にもご参加ください。「話し合い」ではグループに分かれて、これからの自閉症スペクトラムについて考えてみます。班ごとに、スタッフが話しやすい雰囲気づくりをお手伝いしますので、どうぞお気軽にご参加ください。
注 DSM-5の日本語版は現在、作成途中です。「自閉症スペクトラム(Autism Spectrum Disorder)」や「社会的コミュニケーション症(Social Communication Disorder)」などの訳語は、今後変わる可能性があります。
◇申込み
・下記ウェブサイトからお申し込み下さい。
http://kokucheese.com/event/index/135098/
・上記サイトから申し込めない場合は、jhigashi@shinshu-u.ac.jp まで、
(1)お名前(仮名で構いません)
(2)メールアドレス
(3)参加なさる時間(1.午前の部のみ、2.午前の部と午後の部)
(4)自閉症・アスペルガー障害・広汎性発達障害との関係(1.自分が持っている、
2.身近な人が持っている、3.教育・支援職、4.その他)
を沿えてお申し込み下さい。
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追記しました。
カイパパも参加します。