おはようございます。今朝の「とくダネ!」で、安藤美姫さんが生放送で出演されていて、思わず見入ってしまいました。彼女のことを悪く言う人がいるそうですが、わたしの周りでは「ミキティ最高!かっこいい!」と言う人ばかりです。

彼女は、昔は、もろくて壊れやすい印象がある人でしたが、今朝の憑き物が落ちたような晴れ晴れとした表情を見て、こちらまで清々しい気持ちになりました。夢を叶えて、きっと素敵なコーチになるだろうなと予感しました。日本中の人たちが、ハラハラ心配しながら応援しているのは、選手の小さい頃からの成長と活躍を知っているから、みんなが「親」のような気持ちで見守ってしまうからなのでしょうね。選手のみなさんは「親」が多くてタイヘンだ!

安藤美姫さんの人柄が伝わってくる記事があるので紹介します。

・安藤美姫が語る「女が逆境を生き抜く方法」〜安藤美姫×石本めぐみ対談
http://toyokeizai.net/articles/-/18550
石本:でもたとえば、高齢者介護=女性、そんな構図があること自体が、本当はおかしいんですよね。

安藤:そう、男性の力が大きいことは、もちろん理解しています。でも日本では、当然女性がそれをやるんだ、という固定観念がある。

石本:そうそう! 日本の女性は、よく考えたら不思議なポジションに立っている。東北で活動していて、そのことにあらためてびっくりしているんです。

安藤:私は今、特に、その雰囲気が息苦しくて(笑)。

石本:息苦しいですよねえ! 女の人はこうでなくてはダメ、って。道を少しでも外れたりすると、もう……。

安藤:私はもう、道を外れすぎてしまって(笑)。

安藤:「男性社会」――アスリートをしていても、時々、感じることがあります。たとえば女性特有の体調の悪さで、腰が痛いとかおなかが痛いとか……なかなか日本では、そんな話をしにくい。でも私が初めてアメリカに練習に行った頃、女性のアシスタントコーチが、「それは自然なことなんだから、恥ずかしがらずにどんどん言っていいんだよ」と話してくれたんです。

海外に行くと、女性の立場も違うんだなあ、って強く感じたし、そういえばアメリカのボランティア団体でも、トップに立つ人は男性より女性のほうが多かったな。

安藤:あれは19歳の頃……最初は英語もできなかったけれど、あのころから私も少し、自分の視野を広げられました。もちろん外に出ることで、日本のいいところも再認識したけれど、ここを変えたらもっとよくなるのに! ってこともたくさん感じて。自分は女性だから、女性の立場がほかの国とこんなにも違うってこと、特に強く疑問に思ったんですよ。

この対談で語られていることは、女性が自由に生きることについての視点と課題です。おすすめです。

あれ? 前置きのつもりが、長くなってしまったので、記事として挙げます(^^)