袖ヶ浦福祉センター養育園で、殺害された若者の親の手記が公表されました。

・NHKニュースウェブ:知的障害の息子暴行死で両親が手記
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140226/k10015551781000.html

この記事の動画を見てください。4分ほどです。左上の画像をクリックすると動画が始まります。

この手記の内容から、「親は異変に気づきながら、放置していたのか」という批判が起きることを心配しています。

子どもを預かってもらっている「負い目」と、県立の社会福祉事業団が運営している施設への「信頼」が、あったのだと思います。そのことは責められるべきことではありません。

私はここで、「親を責めるのは間違っている」と宣言しておきたい。

悪いのは、加害者です。
なぜ障害者の入所施設で虐待され、殺されなければならないのか? その危険性を予期する責任が親にあるのか? 責任があるのは、虐待した職員であり、それを見過ごした管理者であり、法人であり、県です。

──とはいっても、親は自分を許せないでしょう。自分の選択を責めて悔いていると思います…
私は、その気持ちに寄り添いたいです。
無念を晴らしたい。