気がついたら、秋分の日。前記事から3週間が過ぎていました。
shadowoffall

愛してやまない、おおはた雄一さんの傑作曲『おだやかな暮らし』に
欲しいものは おだやかな暮らし
あたりまえの 太い根をはやし
好きな人の てのひらがすぐそこにある
そんな毎日
という詩があって。
わたしは、わたしのおだやかな暮らしを一日いちにち感謝して味わっています。

ブログを書く元気はなかったけれど、カイパパFacebookページにはちょこちょこ投稿をしていて。その瞬間思ったことをメモとして残しています。並べてみると、断片的だけど、今の思いがにじみ出ているなと思います。
エネルギーが少ない時は、自然と省エネするようになるんだなあと実感。
シンプルは、力んでいてはなれなくて、力が抜けた(というか力が無い)とき、見つかるのかな?
たくさんのことはできないから、ひとつだけ。ひとつずつ。──9月16日

できて当たり前と思うより、大丈夫かな?できるかな?と思いながらやるほうが、じぶんには緊張が少ないと知った。失敗がこわいのは自己イメージとのギャップがこわいからなのかな。
もしこれができたらすごい…と思いながらやることは、ある種の挑戦で、できたときは純粋にうれしい。──9月17日

1日で10できていたことが、5しかできなくなったら。
2日かけてやるか。
誰かに手伝ってもらおうか。
それとも、いっそやめて、ちがうことをしてもいいかも?──9月18日

メモが「問いかけ」になっているのは、確信でもなく、言い聞かせるでもなく、わたし自身ふたしかで、ことばにして確かめているからなのだと思います。
乗り慣れていたはずの自転車に(それはかつて身体の一部のようだった)ひさしぶりにまたがり、ペダルやブレーキを確かめるように。
当たり前に動かせていたものが、初めてハンドルを握り、どう動くのかイメージはあるのに──実際にはちがった動きをする──御しきれないしろものにかわったかのような。

LIFEはひとつしか無いから。マリオのように何度もやり直しはできない。それが人の限界。あらかじめ決められていて誰にも変えることのできないルール。
だから、できるだけ、ていねいに、リスペクトしてあつかわなければならないもの。

最近のわたしの話すことは──どこか暗いので、「陰のある男に変わったんだよ」と宣言して、笑ってもらうようにしている。