世界自閉症啓発デー、年々広がりを実感します。
これは、あくまでもきっかけ。きっかけを、理解につなげ、自閉症・発達障害という「脳の多様性」を受け入れる社会をつくっていきましょう。
社会をつくるのは、わたしたち一人ひとりです。
友人に話す、SNSで書いてみるなど小さなことでも行動できるといいですね。
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今日のライト・イット・ブルー名古屋のテレビ塔でのイベントでは、自閉症のある青年たちが「今の自分の仕事」「がんばっていること」「好きなこと」「願い」について話してくれました。
自分にできることを、日々やっている。彼ら・彼女らの誇りと矜持を感じました。

「ヘンだ」とか見ないでほしい──
いやなことをしないでほしい──
いまの仕事を続けていきたい──

ささやかな、そして切実な願いを聞いて、僕はもっとがんばろうと決意しました。

まずなによりも、身近な人へ、やさしくしよう。

自己中心的で、速いペースを求めていないか? 
効率や効果を求めすぎて、切り捨てたり、置き去りにしていないか?

待つこと、
わかりやすく伝えること、
小さな声に耳をかたむけること

2004年に発達障害者支援法の成立をうけて、私はこう書きました。
この法律は「涙で書かれた約束」だ。
すべての涙が乾くとき、発達障害者支援法は役割を終え、時代は変わる。
私はその日が見たい。
ひとりの涙は、みんなの涙です。
一緒に涙を流し、微力でも力を合わせて変えていきましょう!

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