2004年08月11日

【つれづれ】夏休み中こんなことを考えています(1)

■【つれづれ】夏休み中こんなことを考えています(1)

〜2004年7月19日つぼみパパメーリングリストでのカイパパ自己紹介より転載〜

○自己紹介&近況報告など

 昨年11月からカイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルという個人HPをほぼ毎日更新してきました。
 毎日インターネットに、「壁新聞」を貼り出しているような感じです。

 何回かの「ビッグ・ウェーブ」を体験し、毎日平均600人(1500ページビュー)月平均20000人(40000ページビュー)訪問で安定してきました。アクセスを分析するとだいたい半数が「初めて」の訪問者です。毎月1万人と新たな出会いをしている――なんだか、不思議な感じがします(^^;
 世の中には色々な考えの人がいるんだなあ、というのが最近の実感です。

 疲れがたまってきたので、現在カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルは8月末まで夏休みをとっています。

 休んで1週間ぐらいは、疲れが出てきて、つらかったです(^^;
 やっと頭が冴えてきました。

 心と体のバランス、時間の使い方、このMLに参加されている方も、みなさん悩んで試行錯誤をされているのではないでしょうか?

「気づいた人が、気づいた時に、気づいた場所から」という好きな言葉があります。昨年の自閉症カンファレンスNIPPON2003で、TEACCHプログラム研究会愛知支部のN.Mさんが発表でおっしゃっていた言葉です。
 私たちは「気づいて」しまったから動き出さずにはいられなくて、目に付いたこと・やらなければいけないことに取り掛かってしまう――でも、人間の時間とエネルギー(心のエネルギーも無視できません)は限りがあるので、無理をすればどこかで強制的に帳尻あわせをさせられます。

 どうしたら長続きして「いい仕事」ができるんだろうか?
 今、休みながら、考えていることです。
 キーになるのは、「時間軸」の概念と「分業」ですね。

「今」
「自分が」
――やらなくても、

「○年後」あるいは
「もっと得意な人」がやってくれればいい。
――ということが多い。

「この世の全ての不正を、(あなた1人で)正すことはできません」
 ――これはディズニーの『ノートルダムの鐘』の中で神父が語る言葉です。真実ですよね。

 わが子の障害がわかったときに、情報もなくて、助けてくれる人もいなくて、
自分が全てなんとかしなくちゃ」という思いでいっぱいになっていました。
 それで必死で突っ走ってきて見えてきたことは、「手を差し伸べたい・助けになりたい」と思ってくれている人たちが、こんなに大勢いるということです。

 ともに泣いてくれる人――
 きっかけがなくて、声をかけられないでいる人――
 何が出来るかわからなくて、ためらっている人――
 一緒に仕事をしたいと言ってくれる人――

 私たちの子どもは「私たちだけの子どもではない」ということなのかな。保育園の先生も、ヘルパーさんも、祖父母も近所のお母さんたちも、「カイくんの成長を一緒に見守っていきたい」と本気で思ってくれています。
 その気持ちは「今」だけじゃなくて「カイの人生を」、という思いがこめられているように感じます(だから感動してしまう)。

 これは願望ではなくて、「事実」なんだよな、という奇跡(とあえて言います)。

 時には、「ヒーロー」になって、火事場のクソヂカラを発揮しなくちゃいけないときもありますが、いつもいつもじゃ壊れてしまいます。
 失敗や後悔は、して当たり前。
 日々の暮らしのなかで、よろこびを見つけて、たのしむこと、愛すること――それができるゆとりを持つこと――そんなことを思っています。

○最近興味を持っていること(自閉症に限らず)

★TEACCHプログラム
 いや、マジで。
 学び、気づきの宝の山ですね。これから自分たちがやっていくことの「指針」だと再認識しています。

「失敗などない。ただ学ぶだけだ」byゲーリー・メジボフ(TEACCH部部長)

★ドラッカーを始めとする経営の本
「たのしい組織」が昔からの私のメインテーマなんですが、ここにも宝の山を発見。おすすめのドラッカー本3冊をあげておきます。


ドラッカーの経営哲学
↑絶版。図書館でどうぞ!


イノベーションと起業家精神―その原理と方法 (上)


非営利組織の経営―原理と実践

 ドラッカー以外では、次の2冊はスゴイ本。最近読んだ中で一番感銘を受けました。親の会など自分で組織の立ち上げを考えている方、おすすめです。


完全なる経営


ビジョナリー・カンパニー 2 − 飛躍の法則

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