ホストタウン

■ホストタウン エイブル2 名古屋上映中です!

 映画「ホストタウン エイブル2」が名古屋にやってきました!
 ダウン症と自閉症の二人の青年がアメリカでホームステイをする様子を撮った「エイブル」(大好きな映画です)のスタッフが再び集結。今度は、2003年のスペシャルオリンピックス世界大会のホストタウンになったアイルランドの小さな町に暮らす「小さな大家族」のドキュメンタリーです。

【期間】2004年9月4日(土)〜9月17日(金)
【上映館】名古屋シネマスコーレ(JR名古屋駅太閤通口 ビッグカメラ南西角)
【上映】(1)12:30 (2)16:20 1日2回上映
【料金】大人1,500円 学生1,300円 シニア・障害者1,100円

・ホストタウン | ホストタウンについて
http://www.film-able.com/hosttown/hosttown.html

・監督からのメッセージ
この映画は知的障がいを伴うダウン症の少女・エイミーとその家族の物語である。同時に立場の異なった多くの人々のありのままの人生が詰め込まれている。
私達が障がいのある人々の置かれた立場、本質に踏み込むとき、時に立ち入ることの出来ない領域がある。それは当事者でないということからであるが、だからこそ直視し真摯に向き合う必要があった。この映画では、知的障がいをともなうダウン症のエイミー、脳性マヒによる下肢不自由をかかえる妹のリンジー、二人の少女を支えてきた家族の歴史を辿りながらインタビューメッセージにとどまらず、それぞれの人生を通して、心の動きや率直な考えをメッセージとして表現したいと考えた。
 舞台がアイルランドとなったのは、2003年スペシャルオリンピックス夏季世界大会がダブリンで開催され、166の国と地域から知的障がいのあるアスリートが参加する競技大会が行われたからだ。

・ホストタウン | 解説
http://www.film-able.com/hosttown/kaisetu.html
しかし、この映画は、“障がいを乗り越える”教科書的な家族の物語ではない。父親のパディは、今でこそ家庭を大事にする優しい父だが、以前はアルコール依存症だった。家にお金も入れず、パーセル家はいつも貧しさと直面していた。
にもかかわらず、次々に産まれる子ども達。母親のジョージーはたった一人で子ども達を育てたようなものだったのだ。ひと時代前の小説や映画に描かれたアイルランドのステレオタイプといえるような“飲んだくれで、貧乏で、子だくさん”のパーセル家が、画面を30分、1時間と見るうちに、「ノーマライゼーション」という言葉よりも、障がい者に対する同情や不安や無理解に固められた人の心を、優しくほぐして解き放ってくれる。

 この映画には、スペシャルオリンピックスへの応援とファンドレージングの目的もあります。【スペシャルオリンピックス】「胸がワクワクする!」細川佳代子さんの記事で書きましたが、2005年2月26日(土)から3月5日(土)まで第8回スペシャルオリンピックス冬季世界大会が長野で開催されます。

 まだまだスペシャルオリンピックスのことは知られていません。映画に足を運ぶことで、長野大会のことも応援しましょう。

この記事の続き
・【感想】映画Host Town / able2
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/6906139.html

【おすすめサイト】
・ableの会 | TOP
http://www.film-able.com/

・2005年スペシャルオリンピックス冬季世界大会-長野
http://www.2005sowwg.com/top/top.html

・スペシャルオリンピックス日本/トップページ
http://www.specialolympics-nippon.gr.jp/