■着床前診断に関するメモ

★「可能」であれば「実行」される

・科学が「可能」にした
・ショーウィンドウに並んでいる「商品」をみて、「どうして買えないの?」と訴える消費者がいる
・「売りたい」「試したい」と思う売り手がいる
→実行される

★グロテスクな未来
・診断をせずに障害児や重い病気の子が生まれた家庭を指差して「あの商品(着床前診断)を利用しなかった愚か者だ」と哂う人がでる
・もしも診断をしたのに、障害児が生まれたら「欠陥品だ」と返品を求める、あるいは損害賠償請求をする消費者が出てくる

★なぜこうなるの?

・科学が可能にしてしまったから。
・人が変わったわけではない。昔だって、「可能だったら、利用したい」と思っていた親になる人はいただろう。「優性思想」は太古の昔からあり、それを信奉する人はいた。
(例)選良主義、断種手術、精子バンク
 その一方で、「命の選別」はグロテスクだ、と思う人もいた。現在も同じ。
・「お客様=神様です」思想――金払ってんだ、文句あるか!

★そうじゃなくて

・「障害は不便だが、不幸ではない」ヘレン・ケラー
・「この子等を世の光に」糸賀一雄
・「みんなちがってみんないい」金子みすゞ

【メモの続き】
・カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル:選べないからしあわせ〜着床前診断に関するメモ(2)
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/6837338.html