2004年09月14日

着床前診断に関するメモ

■着床前診断に関するメモ

★「可能」であれば「実行」される

・科学が「可能」にした
・ショーウィンドウに並んでいる「商品」をみて、「どうして買えないの?」と訴える消費者がいる
・「売りたい」「試したい」と思う売り手がいる
→実行される

★グロテスクな未来

・診断をせずに障害児や重い病気の子が生まれた家庭を指差して「あの商品(着床前診断)を利用しなかった愚か者だ」と哂う人がでる
・もしも診断をしたのに、障害児が生まれたら「欠陥品だ」と返品を求める、あるいは損害賠償請求をする消費者が出てくる

★なぜこうなるの?

・科学が可能にしてしまったから。
・人が変わったわけではない。昔だって、「可能だったら、利用したい」と思っていた親になる人はいただろう。「優性思想」は太古の昔からあり、それを信奉する人はいた。
(例)選良主義、断種手術、精子バンク
 その一方で、「命の選別」はグロテスクだ、と思う人もいた。現在も同じ。
・「お客様=神様です」思想――金払ってんだ、文句あるか!

★そうじゃなくて

・「障害は不便だが、不幸ではない」ヘレン・ケラー
・「この子等を世の光に」糸賀一雄
・「みんなちがってみんないい」金子みすゞ

【メモの続き】
・カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル:選べないからしあわせ〜着床前診断に関するメモ(2)
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/6837338.html


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この記事へのコメント
いつから、人間って、そんなに完璧(都合の良い)さを求めるように、なったのかな。。。
Posted by タロ吉 at 2004年09月14日 12:06
昔、私が勤務していた病弱虚弱児養護学校の研修で、隣接する某病院副院長が講演をしました。

遺伝性疾患の説明のところで、「こういう出来損ないがある」と口走りました。参加した二十数名の教員の中で怒ったのは20代の私ともう1人の教員だけでした。

じゃあ、高校、大学、医学部と成績トップクラスで医師になった人間も「突然変異」じゃない!「ちょっと変なやつ」じゃだめなの?いいじゃん、みんな人間なんだから、って。
Posted by うし at 2004年09月14日 21:10
いつもながら悲しく思うのは、医学が進歩すればするほど、モラルがそれについていっていないという事実です。
私が考えるに、着床前診断は、人間の命をいまより軽視することになるだけなら、やるべきではないし、そんなことで命を操作しようなんて、人間の傲りとしか思えません。
Posted by Sana at 2004年09月14日 21:35
「障害」ってなんだろう?
健常者といわれる人だって、人生にいろいろ
ハードルがあるはず。そのハードルが高いか
低いか。どちらがいいとは言えないと思う。

「お腹にいる子どもに障害があったらどうする?」
こんな、議論を学生時代した。
答えは一つではない。考える事に意味があったと思う。
Posted by あじさい at 2004年09月14日 21:49
高齢出産でしたので
医者に勧められるままに 受けました
安堵した筈なのに・・
息子は 五体満足な「自閉症」です

何を安堵したのだろう? 
あの時の心境を想いだしては「苦笑」です。

無知でした。
Posted by bananacake at 2004年09月15日 00:09