HostTown






■【感想】映画Host Town / able2

「ホストタウン エイブル2 名古屋上映中です!」記事で紹介した、映画「Host Town / able2」を観てきました。

 ◎名古屋での上映は今日が最終日です。お見逃しなく!◎
(以下内容に触れています)
★リンジー

 この映画は、12人きょうだいの大家族パーセル家のドキュメンタリーで、ダウン症のエイミーと脳性マヒによる下肢マヒのあるリンジーが主人公になっています。
 たくさん感じる想いがありましたが、特にリンジーのインタビューが心に残りました。

 にこやかな表情でインタビューは始まります。
 自分がみんなと違っていてラッキーだと思う。
 ママはいつも私のそばにいて支えてくれた。
 でも……
 ここで、笑顔だったリンジーが、声がつまって、突然話せなくなる。涙で声にならない。リンジーも、自分が泣いていることに驚いているみたいだった。がんばって話す。
 でも、
 もしもみんなと同じだったら、って思う。
 1人で自由にどこへだって行ける。
 私の双子の兄弟は、好き勝手やっている。夜遊びして、ディスコへ行ったり……
 ハメを外して怒られているのを見ると、ああじゃなくてよかったって思うこともあるけれど(ほほえみ)

(最後のつけたしは、インタビュアーを思いやってつけたんだと思う。優しい子だ)

 リンジーが話していることは、常に人の手を必要とする自分のふがいなさ、自由のなさへの悔しさ、かなしみの思いだ。スペシャルな自分はラッキーだ、恵まれている、両親に感謝する気持ちはもちろんある。弱音なんか言えない。
 だけれども、元気で優しいリンジーの心の中には、やっぱりかなしみがある。「どうしてこうなの?」って。
 その思いを吐き出す姿に、私は、「わが子もこう思うかもしれない」というよりも、自分自身の感情を重ねていました。

★スペシャルオリンピックス世界大会アイルランド大会

 今回、スペシャルオリンピックス世界大会の映像を初めて見ました。
 スゴイ! です。オリンピックに引けをとらない熱気と観衆で埋め尽くされた開会式――
「できないに決まっている。知的障害者がスポーツに熱中するなんて!」という固定観念を打ち破るアスリートたちの姿は真剣で誇りに満ちていました。

 もうひとつうれしかったこと、開催地がアイルランドと言うことで、「もしかしたら」と思っていたら、U2が歌っていました。さすがボーノ!

・U2 NEWS SERVICE - NMC : U2 Very Special
http://www.u2world.com/news/article.php3?id_article=19901

・The Irish Times : Special Olympics 2003 (The Real Games): Ceremony brought bitter-sweet memories
http://www.u2world.com/news/article.php3?id_article=19907
 脳性まひの息子をもつ記者の感動的な記事(英文)

 この世界大会が、2月に長野に来るんです!! すごいことです。細川佳代子さんが、「長野だけで盛り上がって終わったら、この大会は失敗です」と言い切っていた気持ちがやっとわかりました。アイルランドは国を挙げてスペシャルオリンピックスを歓迎していました。
 盛り上げていきましょう。

★障害のある子を授かった親に伝えたい

 最後に、リンジーの言葉――
 もし障害のある子を授かった親に会ったら伝えたい。
 私とママのことを。
 最初はたいへんだけど、きっと良くなる。しあわせになれるって。

【関連サイト】

・ableの会 | TOP
http://www.film-able.com/
・2005年スペシャルオリンピックス冬季世界大会−長野
http://www.2005sowwg.com/jp/index.html
・スペシャルオリンピックス日本/トップページ
http://www.specialolympics-nippon.gr.jp/index.html
・500万人トーチラン
http://www.5mtr.jp/index_content.htm

【過去記事】
・【スペシャルオリンピックス】「胸がワクワクする!」細川佳代子さん
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/2931825.html