■寝る前に

寝る前にモブログ(モバイル・ブログ=携帯端末から更新)。

私たち家族は、「大変な生活」をしているのかなと思います。
他の家庭がラクだというのではありませんが、マジョリティの家庭にはない「負荷」がかかっている。
その原因はわが子なわけだから、私は「大変だ」とはあまり言いたくありません。
このブログのタイトルの☆は、太陽にはなれないけれど、夜空に浮かぶ星みたいに、小さくてかぼそい光だけど、見つけた人の気持ちをちょっぴりあたためるような存在になりたいという願いをこめています。
だから、カイパパはいつも明るく軽やかに発信をしたいと思ってきました。大変だってことは自分がよーくわかっているしそれを他人に訴えて一体どうなる?という気持ちがあります。

でも、よくよく考えてみると、私にとっての恩人HP「ダダ父通信」で一番心を癒してくれたのは、ダダ母さんが書いた「障害の診断がわかる前、ダダ母に生まれかわる前」をつづった文章でした。
ダダ母さんのようなすごい人でも、こんなつらい思いをしてきたんだということ、、それは私たち家族と重なるところがたくさんあって胸が苦しくて涙がでました。
だけど、そんな過去があって今のダダ母さんがいる! ということは希望以外のなにものでもない。そう思ったのです。

私は少しシンプルに考えすぎていたのかもしれません。「元気で楽しそうな姿を見せれば、見た人も元気になれる」って。
それも一面正しいけれどそれだけじゃないですよね。少し考えが変わってきました。
私たちは当事者だから、客観的に振りかえるには時間が必要なことがたくさんある。
かなしいときは泣き、うれしいときは共に喜び、苦しいときは弱音を吐いていい。それはたとえブログでも同じ、というより、そんな感情も共有できるようなブログにしていきたい。
自閉症とともに生きる、ということは、大変なことです。「死んでしまった方がラクだ」と思う瞬間は私にだって(いまだに)あります。
でももちろんそれだけじゃない。カイはいとしくて健気な子です。自慢の息子です。彼が生まれてきてくれたおかげで私は素晴らしい出会いと体験をしてきています。

このブログは☆をコンセプトにしているけれど、星は暗い夜空で輝くから、貴くてあたたかいのかもしれません。

やせがまんやカラ元気はキライなんですが、どうもついつい歯を食いしばってしまうところがあったかもしれません。
これからはもっと色々な気持ちを共有していけたらと思っています。特にこれを変えようということはないんですが。

センチメンタルな文章ですね。朝起きたら抹消するかもしれません。でも送ります。

おやすみなさい☆

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