支援費

【支援費】介護保険との統合 障害者8団体話し合いに応じる

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【支援費】厚生労働省が介護保険との統合協議を呼びかけ 2004年1月26日の続報です。
 ニュースソースは、「障害連事務局FAXレターNo.67 2004年1月22日」です。生活支援ネットワーク愛知掲示板#131発言で全文が読めます。

介護保険論議問題で厚労省村木課長と懇談する(8団体)
〜今後、定期的に勉強会をしていくことを確認〜

 1月22日、障害8団体(日身連、JD、DPI、日盲連、ろうあ連盟、脊損連合、育成会、全家連)は、厚生労働省障害保健福祉部村木企画課長と懇談した。
(略) 
各団体とも、介護保険への統合に賛成あるいは反対の姿勢は現時点では示していないものの「不安である」「財政が厳しいからこのような提案があるのではないか」などと指摘し、様々な角度からの意見が出た。
 しかし、「情報交換は必要」や「脱施設など障害者施策全体の見直しにつなげていく機会になれば」という考え方で、定期的に団体と厚労省が勉強会をしていくことで合意した。

 自閉症協会には声がかかっていないのですね。知的障害者は全日本手をつなぐ育成会が代表ということのようですね。
 しかし、障害者支援費サービスの中で、自閉症の特性に合わせた配慮は絶対に必要です。
(かなしいことですが)自閉症の人は身体がよく動く上、指示が通りにくいため、サービスの量と質ともにコストがかかるからです。自閉症者への支援費サービスの充実を図るためには、難易度に応じた支援費単価の配慮が必要です。
 この主張をどう客観的に論証し、政策に反映していくのか? 話し合いテーブルにお呼びもかかっていないのに……
 絶対にあきらめたりくじけたりしないぞ。これからの私たちの生活がかかっているんだから。

 FAXレターには、「障害者(児)の地域生活支援の在り方に関する検討会」に作業班が設けられるタイムスケジュールについても記述してあります。
ぜひ全文(Word文書)をお読みください。