2007年05月18日

時間は逆には進みません

話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 無事は有事のごとく、有事は無事のごとく


■時間は逆には進みません

 おとなりの職場の友人が、「西郷さん、いいよ」と貸してくれた本を読みました。

「西郷南洲翁」というのは、西郷隆盛のこと。オリジナル本は、征韓論で敗れて、鹿児島に戻った後、西南戦争にいたるまでの間に、西郷に教えを乞いに通った元庄内藩士たちが、まとめた遺訓集です。

 リーダーシップ論やマネジメント論として読めるよ、と聞いたとおり、面白く読めました。西郷さんは「人の徳や人の道は、2000年昔から変わらないものだ」という言葉を繰り返しています。たしかに、100年前の西郷さんの言葉が現代でも通用するのは、本質的なことは何も変わらない証なんでしょう。

 この本の中で、感じ入った言葉を紹介します。
時間は逆には進みません。いったん犯してしまった過ちは、もう元には戻らぬものです。

過ちを犯した罪は、決して消えぬ。それを忘れることは許されません。

しかるに、現実においては、その過ちの事実に拘って立ち往生していても何にもならないのです。過ってしまった事実はそのままにしておくしかない。

振り向くことなく、新たに一歩を踏み出すしかないのです。人にはそれしかできぬです。未来を全て失わぬためには。
 明治維新で自分が生み出した犠牲や明治政府への幻滅など万感の思いを込めて語っていることを思うと、いっそう胸に迫るものがあります。

「未来を全て失わぬために」──

 西郷さんの最期にいたる西南戦争までの過程を描ききった『翔ぶが如く』を思い出してみると、ますます感慨深いものがあります。
翔ぶが如く〈1〉



 思いどおりに行かないのが標準です。自分なりに、精一杯、前に一歩を進もうとあがいていこうっと。

 今日はどんな「いいこと」が待っているかな? それでは、いってきます!  
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2007年03月04日

「私たち自身も甘やかされている」

■「私たち自身も甘やかされている」

 私の友人であり、信頼する養護学校教諭である、やましんさんの日記を紹介します。

 やましんさんは、生徒と一緒に職場実習を体験して、企業の仕事の基準の厳しさを実感され、学校の先生として、反省の念を込めて語られています。

・一般社会で働くと言うこと… - やましんの独り言 - 楽天ブログ(Blog)
http://plaza.rakuten.co.jp/gogocappuccino/diary/200702240000/
考えても見れば、将来この子達もそんな世の中へ出ていくわけです。
その中でも通用する力を付ける必要があるし、まずは私たち自身が一般社会の基準に立って自分たちの仕事を振り返ってみる必要もあるんじゃないかな?
教育の場って、あまり厳格な管理とかはやっていなくて、普段の活動も「子どもに合わせて」結構柔軟にやっていることがほとんどです。
それが当たり前になっているから、今回のようにちょっと細かい注文を付けられただけであたふたという感じになっちゃう。

いつも厳格にする必要なんてないけど、そんな一般社会の価値基準へどう近づけていくかを、しっかりと見通しを持って取り組んでいく必要がある。
特に一般就労を目指す生徒達にはしっかり力を付けてもらわなくてはいけない。

だから、その前に私たち指導する立場のものが一般社会の基準を知らなくてはいけない。
甘やかされているのは生徒達だけでない。私たち自身も甘やかされているのだ。

★日記の本題に対する思い

 確かに、「社会に出していく」仕事をしていて、「その社会がどのようなものか?」をしっかりと把握しているといないとでは、日々の教育のスタンスが変わってきますよね。

 私は自分の職場を眺めていて、この仕事(企画業務)に求められているのは、柔軟性、瞬発力、創造性、プレゼン能力……とかいったもので、「うちの子には、どうやっても向いていない」と思う。私も、もっと世界を広げて、色々な職場を見て、カイができそうな仕事を見つけたいです。そして、今からそれに向けてできることから取り掛かれたらいいですよね。
 学校の先生は、そのための「よきガイド」になっていただきたいと思います。

★「フレーズ」からの気づき

 やましんさんの日記の本題からは外れますが、「私たち自身も甘やかされているのだ」というフレーズがとても印象に残りました。

 職場で、私たちは、実はフォローしフォローされあっています。

 失敗はざらにあるし、完璧な人はいない。仕事がデキてるつもりのやつがいても、それはフォローされる頻度が多少少ないだけど、そいつもチームで守られている。組織で守られている。仕事に必要な情報の入手だって、個人の立場だったら絶対に不可能な内容・レベルのものも与えられている。

 だれも、一人ぼっちで生きているわけじゃない。
 だれかに甘やかされているから生きていけている。

 社会が優しくない、と糾弾する前に、自分の職場は優しい職場だろうか?
 だれかを責めたり、いじめたり、仲間はずれにしたりしていないだろうか?
 そんな職場で、自閉症の人が仲間として働けるだろうか?

 ハンディのあるわが子に優しくしてほしいと思うのだったら、私が他人に優しくなろうと思います。

 それは、私が「周囲からどんなに優しくしてもらい(甘やかされ)助けられているか」を自覚すること、感謝の気持ちを忘れないことから始まるんですね。

 そんな気づきをもらいました。やましんさんありがとー♪  
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2006年09月17日

「大切のテスト」

■「大切のテスト」

 ラジオなんて十数年ほとんど聞いてきませんでしたが、最近車の運転中にFMを聞くのが楽しくなっています。

 先週実家からの帰り道に、TFMを聞いていて、なんだか懐かしい「ラジオドラマ」が流れていました。部長から、「解雇」を告げられ焦りまくる主人公――しかし、部長の真意は「後輩は蚕(カイコ)。後輩が吐く糸を上手に繭(マユ)にしてやるのがお前の役割だ!」という檄だったというオチ。聞き間違えによるトホホなストーリーでしたが、部長のセリフが実に良かったりして、思わず聞き入ってしまいました。

 ラジオドラマの最後に、これが「NISSAN あ、安部礼司 BEYOND THE AVERAGE」という番組だと知りました。「平凡な34歳のサラリーマン」って、全くおれと一緒じゃん! そうか、ラジオのターゲットとなる年代になったのね、ワタシも…とか感慨にふけったりして。

 で、今日も、先週に続き、実家からの帰り道にラジオをつけたら、やっていました。安部礼司。今日のドラマもよかった!

 ドラマの中で、「ご当地ナビ」(それが何であるか、2週しか聞いていない、にわかリスナーのおれには分からない)を作るために、全国のお祭りの中で、取材するお祭りを選ぼうとしている。しかし、おもしろそうなお祭りが多すぎて選べない! その時、安部礼司の脳裏に気づきが!

そうか。選ぶというのは、その他の多くのものを、捨てるということなんだ。
"大切"って言葉は、あんがい深いかもしれないね。
オーディションでも、好きなアイドルでも、彼女でもそうだけど、誰かを選ぶということは、その他大勢を「大きく切る」ということなんだね。
(byカイパパ脳みそテープによる再生)

 それを聞いた、私の脳裏にも気づきが!

 何度目かの再読の『7つの習慣』P.223の――
最も優先すべきことが何なのか、しっかりと決めておかなければならない。そして、気持ちよく、笑顔で、率直に、それ以外のことに対して「ノー」と言う勇気を持つ必要があるのだ。
ためらうことなく、「ノー」と言えるようになる秘訣は、自分の中でもっと強い、燃えるような大きな「イエス」を持つことである。
小事に振り回されてはならない。「最良」の敵は「良い」なのだ。
 ――この記述と結びついたからです。

 これは、7つの習慣の第3の習慣「重要事項を優先する」の説明として出てくる記述なんですが、私は「重要事項を優先する」というフレーズがあまりにも当たり前のように思えて、どうしても真剣に自分の中に刻み付けることができないできました。

 重要事項を優先する
 =自分の中で燃えるような大きな「イエス」を持つ
 =自分の「大切(他のものを大きく切ってでも、選び取りたいもの!)」が何かを明確にする!

 そうか。第3の習慣は、「大切なものは何か?」という問いに集約されるんだ!と。

 若い頃は、友だちが突然遊びに来たり、自分が突然友だちの下宿に行ったりして、遊んだりしていた。あの頃は、世界が狭くて、「大切なもの」が少なかったから、「断ることで胸が痛む」なんてことはなかった。

 でも、今は、たくさんの「大切」な存在がいて、ノーと言う機会も増えてきた。突然の友達の訪問は、正直言って、迷惑だろう。

 だから、スケジュールを立てて、折り合いをつける。これからはそのときに「大切なものは何か」を意識的に考えようと思う。「大きく切って」まで、やらなきゃならないことなの?と。

 書きながら気がついたことは、平凡なサラリーマンの私でも、34歳になった今「大切なもの」が、たくさんあって、その「大切なもの」の中でも優先順位を付けなければならないという大変さが悩みの種でもあるということ――うーん…

「大切って、そういうことか!」という単純な気づきでは終わらない。

 それでも、行動(時間の過ごし方)を決める時に、「他のものを切っている」ことを意識することは、自分にとっては大きな気づきに変わりはない。「つまらないもの」を選ばなくしようと思えるから。

「他を大きく切ってまで、これを選ぶべきかどうか?」そういうキビシメの判断基準が設定できます。

「大切のテスト」と名づけて、使っていこう。

 ありがとう。安部礼司(←同い年なので呼び捨てで)。

 公式ブログがあるので、Trackbackをしよう……と思ったら、Trackbackはできないようなので、コメントをしてこよう。FMの番組にこういうことができるのも、Web2.0だよなあ。  
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2006年06月08日

【心に残る言葉】目標は、なくてもいい

花■【心に残る言葉】目標は、なくてもいい

 H.Suzukiさんから言われた言葉――

「目標がなければいけないわけじゃないんだから」

 私の充電の話をしていたときでした。

 この言葉をくりかえしてみて、胸がすぅっと楽になるのを感じました。

 仕事とプライベートは違う。

 家族といっしょに、ただ「今ここにいてしあわせだな〜」と思える時間――それは、「しあわせという目標を追求した結果」ではない――というのが、いい。



 * * *



 無意識に、合目的的であることや、効率や効果性の追求に、からめとられていた自分に気づかされました。

 H.Suzukiさんは、私より10歳以上先輩のお父さんです。4年前に父親会で出会って以来、折々に相談に乗ってもらい、そのたびに「気づき」を与えてくれる得がたい存在です。H.Suzukiさん、ありがとうございます。これから、てくてくと歩き続けていくために、この言葉を大切にしていきます。

【参考記事】
・【講演会】6月27日報告と講演活動ひとくぎり宣言(2004年07月01日)
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/3650007.html

 2年前のこの時も、H.Suzukiさんに支えてもらいました。  
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2005年12月15日

「ご恩送り」について書いた記事

■「ご恩送り」について書いた記事

「明石洋子さんの出版の完結を祝う会」でのカイパパ・スピーチを紹介しようと書きかけです(なかなか時間がとれない!)。

 先に、スピーチをした際に反響の大きかった「ご恩送り」の言葉を紹介しておきます。カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルの初期からの愛読者様にはおなじみの言葉かな?(^^)

・【番外】入院日記3 ペイフォワード(2003年12月12日記事)
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/25675.html

・【心に残る言葉】ご恩送り(2004年11月08日記事)
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/8960929.html

 ほぼ2年前と1年前に書いた記事です。今読んでも、気づかされる「想い」があります。  
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2005年09月13日

【心に残る言葉】一人の夢は、ただの夢だが、みんなで見る夢はリアリティー(現実)

■一人の夢は、ただの夢だが、みんなで見る夢はリアリティー(現実)
一人の夢は、ただの夢だが、みんなで見る夢はリアリティー(現実)

"A dream you dream alone is only a dream.
A dream you dream together is reality."
                      ――ジョン・レノン


 魯迅の言葉を重ねます。

思うに希望とは、もともとあるものとも言えぬし、ないものとも言えない。それは地上の道のようなものである。
もともと地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。
                         ――魯迅故郷」(竹内好訳)

 これが、『ぼくらの発達障害者支援法』――に込められた思いなのかも。


【進行状況】
 本のカバーが仕上がりました!

【今後の予定】
 長かった本づくりも、まもなくゴールです。
 本当に感動的な体験でした。

 仕事の忙しさもピークが近づいています。カイの就学のことも。
 出版日について正式なアナウンスをして、「感想コメント」用記事をエントリした後、カイパパ通信は更新をお休みします。12月頃までかな?
 息をつくひまがないのですが、からからにひからびてしまう前に、エネルギーを、ためなおしたいと思います(^^)  
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2005年06月26日

【心に残る言葉】「相対性の彼方」小田和正さん

■【心に残る言葉】「相対性の彼方」小田和正さん

 私のエンタテインメント情報の入手源は、朝の「めざましテレビ」です。一人のアーティストを長めのインタビューで紹介するコーナーが好き。最近だと、大島ミチルさん、瀬戸内寂聴さん、華原朋美さんのインタビューが心に残りました。

 今日紹介したいのは、小田和正さんの言葉です。


【謝辞】ゆうゆさんの全文テープ起こしを参考にしました。
・Time Can't Wait(BBS):2005・6・16 めざましテレビ独占インタビュー
http://www.far-east-cafe.jp/cafe/live/index.cgi?mode=view&no=111


★同世代へのエール

 インタビュアーである軽部アナウンサーは、小田さんの年齢(57歳)に注目した質問をします。
「同世代の吉田拓郎さん、井上陽水さん、財津和夫さんのことを意識しますか?」
「あいつらのことは、すごく愛おしいと思うね」と小田さん。

「しかし、その反面、社会で働く同世代の人たちについては、気になることも…?」
「結構、元気ないよね。人生、思うようにいかないなってね」

「同世代に対しエールを送っていきたいって思っていますか?」
「ほとんどの歌は本気で歌っていると、もう、そいつらのことしか浮かんでこないからね。僕の場合は…」

★アルバムタイトル「そうかな」


そうかな

  *軽部アナから「そうかな」が「相対性の彼方」の略語で
   ここにも、同世代へのエールが込められていると紹介される。
「相対性の彼方という、チョット難しい本来のタイトルに込めている思いっていうのは?」
「頑張っても、頑張っても…頑張り続けるしかないんだなっていう…
 そこの先には多分見えるものは無いんだろうけど…
 とにかく頑張るっていうのがテーマだろうなって思いですかね」

 この小田さんの言葉が胸に来ました。

★「相対性の彼方」って?

「相対性」の対義語は「絶対性」。
 相対が他のものとの比較によって定義されるのに対して、絶対はそのもの自体によって定義される。
「相対性の彼方」というタイトルは色々な意味に解釈できます。

(1)「価値観」で解釈してみる

「絶対的に正しい価値はない」「あなたの正義とわたしの正義は、どちらも”正しい”」「個人の価値観に優劣はない」という価値相対主義を自明の前提として、自分自身の人生の意味や目的や達成を考えたとき、「大きな価値に殉ずる」というような生き方はできない。

(2)「成長の尺度」で解釈してみる

「目標」という意味で考えてみたら、「ゴール」だと思っていたものがたどり着いてみたら、もっと遠くに「ゴールPart.2」が見えていた。「まだまだ上には上がいる」「自分の成長はまだまだ足りない」という、昨日の自分には勝ってるが、明日の自分には負けている。「ありたい自分」は遥か彼方だ。

(3)「他人との競争」で解釈してみる

 村上春樹の短編集に『回転木馬のデッド・ヒート』というものがある。
 回転木馬=メリーゴーランドの馬たちは、上がったり下がったりして、あたかもデッドヒート(競争)しているように回る――実際には、等間隔で位置が固定されていて、スタートとゴールの時で全く変化はない――これって、私たちのことじゃないの?

 現実社会では、抜きつ抜かれつ、デッドヒートしているように見える。けれども、その「差」は実に相対的なものだったりする。離れて見たら、やっぱり、メリーゴーランドの馬が死に物狂いで走っているようなものかもしれない。

(1)(2)(3)は「相対性」の部分についての解釈です。
 それぞれに「彼方」とよべるものはどんなものだろう?

★その先には多分見えるものはない、それでも

 小田さんの言葉――
 頑張っても、頑張っても…頑張り続けるしかないんだなっていう…
 そこの先には多分見えるものは無いんだろうけど…
 とにかく頑張る

 に重ねておきたい言葉があります。
頑張ればなんとかなると思って生きてきた人間が、
頑張ってもなんとかならない子の父親になったという現実。
気がつけば、頑張ってみたところで自分の人生も大したことひとつできていないという現実。
理想と現実のギャップがたくさんあればあるほど、それが普通なのかも知れません。

 これは『「障害児なんだ、うちの子」って言えた、おやじたち』のあとがきでレインボーおやじさんが書いている言葉です。


 谷川俊太郎さんの詩も重ねておきます。
そこへゆこうとして
ことばはつまづき
ことばをおいこそうとして
たましいはあえぎ
けれどそのたましいのさきに
かすかなともしびのようなものがみえる
そこへゆこうとして
ゆめはばくはつし
ゆめをつらぬこうとして
くらやみはかがやき
けれどそのくらやみのさきに
まだおおきなあなのようなものがみえる
〜谷川俊太郎「選ばれた場所」『クレーの絵本』所収より

 私の思いは、



 ……



 ――ここに書くのはやめておきます。
 みなさんも、それぞれに考えてもらえたらいいなあ。


【参考になった記事】
・OFF COURSE SHOPPING NAVI:小田和正 | そうかな
http://www.ybeams.com/offcourse/shop/KOda_CD/A12Sokana/A12Sokana.html

・WAVE:小田和正インタビュー:つぶやきのようなタイトルに込められた思いは深く揺るぎない
http://www.waveweb.co.jp/interview_detail.php?num=671

・思い入れ★ホームシアター★日記:「小田和正 『そうかな』〜相対性の彼方  タイトルの意味に迫る!」の段
http://samemoon.ameblo.jp/entry-6fa7ae014e791a9e0cebe5b5dc78c410.html

・こんぶさんと一緒♪: ちっとも特別じゃない、小田和正
http://anago-maki.way-nifty.com/blog/2005/05/post_67f5.html

・自閉症でもいいよね: 好きな曲
http://saesuke.cocolog-nifty.com/saenosinsaetarou/2005/06/post_b759.html  
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2005年05月17日

【心に残る言葉】困難は人を玉にする

■【心に残る言葉】困難は人を玉にする

 最近、いつもくりかえしている言葉です。

 物心ついたときから「快適」生活で、「お気楽♪極楽♪」がよいとされてきた。
 でも、人類の歴史を考えてみると、飢えや貧困が常態で、日本だって60年前を振り返るだけで惨めな状況が当たり前だった。

 ぼくたちが子どもの頃から、スポーツ根性物のマンガは既に「ネタ」扱いで、ドラゴンボールの孫悟空は、ポップで楽しげな修行でいつのまにか「スーパーサイア人」になってしまった。
 ドラクエでの経験値アップは、マップをくるくる回って弱いモンスターを倒す単純作業。時間をかければ、強かったボスキャラも瞬殺だ。

 そこに葛藤はない。

 困難や苦しみは=悪いもの・あってはならないもの

 ――そう心の中に組み込まれていたことに気がついた。

 でも違うよね。打ちひしがれて、一度「精神的に死ぬ」ところまでいって、帰ってきた時、目をみはるような成長を果たせるはず。

「悲しみよこんにちは」

 困難は人を玉にする。信じて耐えよう。  
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2005年04月01日

新しい門出の日に

■新しい門出の日に

 今日、入学、就職、異動、退職、新たな門出を迎えた方々へ、おめでとうございます!

 贈る言葉に代えて、この記事を紹介します。

戯言家 : 桐鳳柳雨 【本当の意味での幸せな人生のために】:イチロー選手の年俸が10倍になった理由
 ↑クリックしてお読みください。
イチロー選手は、年俸が800万円の時にシーズン200本のヒットを打って、年俸が10倍増しました。

「それがどうした?」と思いますか?

 恵まれない状況でも、できることはきっとある。
 今、ここで、やれることは何だろう?
 自分自身と仲間に問いかけながら、前を向いて、一緒に旅を続けよう。

 発達障害者支援法、本日施行です。
  
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2005年03月24日

責めるより、フォロー

■責めるより、フォロー

 自分に言い聞かせる言葉

「責めるより、フォローしよう」

 チームなんだから!
  
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2005年02月25日

心に残る言葉〜「順調順調。遅々として進んでいる」

■心に残る言葉〜「順調順調。遅々として進んでいる」

 忙しい!
 しかし、足踏みばかりしている気がする。

 こういう時に、いつも思い出す言葉があります。


 最初に配属になった部署で、Aさんと先輩Tさん、私の3人のチームで仕事に取り組んでいました。関係者が多く、利害も対立していて、なかなか前に進まないプロジェクトでした。

「…全然ダメですね。展望が見えない」と弱音を吐く私に向かって、Tさんが口癖のように言っていた言葉――

「順調順調。遅々として進んでいる」

 夜遅く、煮詰まったときに、Tさんの飄々とした口調でそう言われると不思議と安心したものでした。
 遅れも想定のうち。少しずつでも、前に進んでいるならいいじゃないか!

 今、自分に向かって、がんばってる友に向かって、私もつぶやこう。

「順調順調♪ 遅々として進んでいる!」
  
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2005年01月24日

脆い器に、鋭い感性

■脆い器に、鋭い感性

 私の場合、ストレスは胃に来ます。ひどいときは、早朝に胃痛で目が覚め、そのまま眠れなくなります。ある意味、バロメータになるのでそういうときはストレスを減らす・受け流すように努めるようにします。

 もうひとつのストレス・チェックは、「ゆっくり休息してね」と他人から言われたときに、
「はい。そうします♪」と素直に応じられるときはまだ大丈夫。
(うるせー。言われなくてもわかってるよ!)と思ってしまうときは、既にいっぱいいっぱいで本当に休息が必要。

 これまでは「脆い器」を鍛える方向で努力してきました。しかし、それには限界があり、「鋭い感性」を飼いならすことが必要とわかってきました。それが成長なんだなと。
すべてが見え、すべてが聞こえるのは良いことではない。
気に障るようなことは、気づかずに通り過ぎるのがよい。

ルシアス・アナエアス・セネカ

 2000年前にセネカが生きていた時代とは比べものにならないくらい、「気づかずに」いることは難しくなっています。だからこそ、意識的に他人の話し声をシャットアウトすること、聞こえてしまった場合にも「通り過ぎる」ことが必要になってきますね。
 自分を守るために。
 燃え尽きず生きていくために。
  
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2004年11月08日

【心に残る言葉】ご恩送り

■【心に残る言葉】ご恩送り

★ペイ・フォワード


『ペイ・フォワード(Pay it forward)』という映画がありました。映画のできは、まあまあなのですが、「だれかによいことをしてあげる。よいことをしてもらった人は別の3人によいことをしてあげる。それが続いていけば、世界は変わる」というコンセプトは清々しく希望に満ちていました。

 私はこんな記事を書いています。

・【番外】入院日記3 ペイフォワード
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/25675.html

 この記事(2003年12月12日)読み返したら、ちょっとしんみりしてしまった。

 今よりずっと少ない読者(1日30人くらい?)に向けて書いた言葉。親知らず抜歯のために入院していた病室で消灯後に携帯電話から書きました。隣の病室で、老人の入院患者(たぶん痴呆)がずっと叫んでいたのが忘れられません…。

 書き残しておくっていいことですね。
 カイパパ通信blogも今の私にできること(=学んだこと・体験したことのシェア)をやってみたくて始めました。
 これは、私達が絶望していたときに出会った「ダダ父通信」HPが希望をあたえてくれたことへのささやかなペイフォワードでもあります。また私が勇気と知恵を与えてもらった「つぼみパパメーリングリスト」「T-AICHIメーリングリスト」へのペイフォワードでもあります。
 いま私の中にある元気が弱ったら休みます。そのときにはこのブログから「勇気と知恵をもらったブログ」が元気にたくさん走りまわっていたらいいな!
 なんてそんなことをささやかに妄想しています。
 この「妄想」は既に現実になっています。私は1年前よりも支えを感じて、安心して発信したり休んだりできます。

 ここまでは長い前置き。

★日本語にもあった! 「ご恩送り」

・福祉ネットワーク:井上ひさし福祉都市を語る〜イタリア・ボローニャの共生社会〜
http://www.nhk.or.jp/fnet/info/thu/41007.html
 井上ひさしさんがボローニャの町の福祉を紹介したあとに「日本でも昔にはあった」こととして語った言葉
江戸時代に、ご恩送りという言葉があった。
ご恩返しは、贈り物を送ったり返したり、関係は2人しかないわけです。
ご恩送りは、誰かから親切を受けたら、これを親切を受けた誰かに返すのではなくて、他の人に渡していくんですね。
そうすると、江戸に100万人いるとしますよね。1日いっぺんぐらいそれ(親切を受けること)ありますよね、一瞬のうちに江戸の町に100万の恩というものがバーッといくわけです。それをお互いに回すわけですよね。

 これは! 「ペイ・フォワード」そのものですよね。

「ご恩送り」Google検索結果――5件しかヒットしませんでした。ほとんど死語ですね。

(比較「情けは人のためならず」――10,900件)

(比較「ペイ・フォワード」――15,200件!!)

 ペイ・フォワードもいいけれど、せっかく日本語で、過去に成立していたコンセプトがあるならば、この言葉とコンセプトを復活させたいと思いました。

 ご恩送り、使っていきたいです。

【参考】
 井上ひさしさんは、この戯曲で「ご恩送り」の言葉を使っているようです。

黙阿弥オペラ  
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2004年11月05日

【心に残る言葉】何をやっててもだいたい半分は面白い

■【心に残る言葉】何をやっててもだいたい半分は面白い

・毎日新聞2004年11月4日(夕刊):この人、この時:俳優・ビートたけしさん 流れのままに/3
何をやっててもだいたい半分は面白い。残りの半分はつらい。
だけど100%楽しかったら、その人は栄誉とか、褒美はもらえないと思う。
人から評価されたり賞をもらったりするには、半分苦しかったってことがないとダメだな。あくまでも社会と自分が作ったものとの関係だから。

★半分は面白い。残りの半分はつらい

 カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル1周年を前に、深く共感。

 私は、たのしいことしか全力投球できない体質で、義務感や強制では動けません。このサイトはたのしいからやっています。けれども、つらい部分もあるんですよね、当然ながら。
 ヤンキースの松井秀喜選手は、プロに入ってから毎ゲーム後に長島監督と素振り練習をしていたそうです。素振りが死ぬほど好き! なわけではなかったでしょう。地味でつらい部分。

 そのつらい部分も含めて成長していく自分を評価できる境地というか――それは、小さな成功体験を積み上げることで醍醐味がわかってくるものなのでしょう。

★あくまでも社会と自分が作ったものとの関係だから

 たけしさんの「あくまでも社会と自分が作ったものとの関係だから」の言葉は何通りかに解釈できますね。謎解きをしてみるのもたのしいかも。私がインタビュアーだったら、ここをたけしさんに掘り下げていきたい。

 たぶん、この言葉は「社会と自分との共同作業」というキレイな意味ではなくて、社会の許容する範囲におさめるために、たけしさんが自分の感性・やりたいこととギャップのある表現をあえて選ぶことがある。そのぎりぎりしたせめぎあいの中で、本当に伝えたいことをすべりこませる苦労を言っているのではないかな?

 やりたいこと、言いたいことをそのまま放り投げて、他人が受け止めてくれると期待するのは甘すぎる。「他人は勝手に解釈をする」=出発点はここだ。
 誤解されるのがイヤなら口をつむっていたほうがいい。
 それでも、もしもどうしても伝えたいことがあるなら、丹精をこめて文章を練り、(自分なりに)情理を尽くして語り続けるしかない。そのためには、日々の練習や経験が要る。
 ベストを尽くしても誤解は生じるものだけど、それはそれ、自分の至らなさを謙虚にうけとめること+多様性を許す心をもつこと――自分に言い聞かせてますけど――そんなことを考えました。


この人、この時:俳優・ビートたけしさん 流れのままに/1
この人、この時:俳優・ビートたけしさん 流れのままに/2
・この人、この時:俳優・ビートたけしさん 流れのままに/3 ※ウェブ未掲載
この人、この時:俳優・ビートたけしさん 流れのままに/4
  
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2004年10月26日

人の心の中には土がある(2)/共感を生み出す土壌

■人の心の中には土がある(2)/共感を生み出す土壌

 つれづれにアイデアをメモ――

 10月20日の記事で紹介した加藤登紀子さんのことば、みなさんにも響いたようで、うれしいです。  続きを読む
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2004年10月20日

人の心の中には土がある

■人の心の中には土がある

 心に残る言葉をクリップ!

 先日NHKで加藤登紀子さんのインタビューを見ました。
「詩人って、すばらしいな。イメージをビジュアライズ(視覚化)して心に届ける才能なんだ」と感激した言葉を紹介します。カイパパの脳みそテープの再生によります。
 歌づくりは、農業に似ている。
 毎日の営みから生まれてくる。

 私は、人の心の中には土があると信じているの。
 耕し種をまき作物が実るように、歌の種が心に届き、芽吹き、共感が根付く。
 私が何を感じたか? みなさんならもうおわかりでしょう。
 さあ、今日もがんばろう☆  
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2004年09月15日

【心に残る言葉】これ以上複雑にしないほうがいい

■【心に残る言葉】これ以上複雑にしないほうがいい

 心に残る言葉をクリップ!

 4月ごろ、携帯電話を買い換えたくて色々と調べていました。今の携帯は使い始めて丸3年。カメラもついていません。
 春先は、サイトづくりがたのしいさかりで、「携帯カメラで、外出先から写真入り記事を更新できるぞ!」とかウキウキしていました。

「携帯変えたいんだけどどう思う?」と妻に相談しました。
 何に使うかを説明した時の、妻のひと言――
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2004年06月18日

他人の希望を打ち砕かない

■他人の希望を打ち砕かない

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 他人の希望を打ち砕かないようにすること。
 それがその人の最後の希望であるかもしれないのだから。

 Never deprive someone of hope; it might be all they have.
  ――ジャクソン・ブラウン・ジュニア "Life's Little Instruction Book"

 この本は、父親が子どもに「幸福で素晴らしい人生を贈るために役立つ知恵」を伝えるために書かれました。

"it might be all they have"(最後の、唯一残された希望かもしれない)――このことばを読んだとき、どんなに自分が真実だと思ったとしても、ネガティブなことや完全否定はすべきではない、放つ言葉には命がかかっているんだ、ということに胸をつかれました。

 はかない、ろうそくの灯火を頼りに、暗闇を歩いているようなものだから。

 吹き消さないで。


Life's Little Instruction Book
  
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2004年04月07日

【心に残る言葉】ふつうの家族みたい

■【心に残る言葉】ふつうの家族みたい

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 3月のある日曜日に妻が車の中でぽつりと言ったことば――
久しぶりにのんびり過ごした週末だったね。なんか、ふつうの家族みたいだったね……
  
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2004年03月24日

さわかみ投信株式会社 職場精神を読む

■さわかみ投信株式会社 職場精神を読む

 澤上篤人さんのお話が好きで、本をよく読みます。澤上さんの会社、さわかみ投信株式会社のサイトで「人材募集」を見つけました。
・さわかみ投信株式会社 / 会社案内 / 人材の募集
http://www.sawakami.co.jp/site/annai/an_recruit.htm
人材の募集について
 さわかみ投信(株)では、一緒に仕事をしていける仲間を熱烈に求めています。
採用ワクはいつでもオープンです。
 
 当社の職場精神および仕事仲間のイメージは下記の通り、相当に厳しいと思いますが、
「おもしろい、自分のすべてをぶつけて挑戦してやろう」という方々は大歓迎です。

 その職場精神がこれです。  続きを読む
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2004年03月13日

【ことば】Passion For The Future!

■【ことば】Passion For The Future!

 心に残る言葉をクリップ!
 毎日欠かさず読んでいるブログサイトから――

Passion For The Future: 22世紀から回顧する21世紀全史

本当は明日のことだって誰も分からない。でも、想像力は創造力につながって実際に未来を変えていく力になるのではないだろうか?
未来は予測するものではなく、ヒトの情熱が作り上げていくものなのだから。

Passion For The Future
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2004年03月04日

【ことば】切に生きる


【ことば】切に生きる

 心に残る言葉をクリップ!

瀬戸内寂聴さん
 私はよく「切に生きる」と書くの。 生きるというのは難しくて、一生懸命に生き
ないとすぐに断崖絶壁から落ちてしまうの。
 人間が人間を救うなんてことはできないんだけれど、一緒に苦しみ、一緒に泣いて
あげることはできる。

『女性自身』2004年2月24日号「シリーズ人間No.1999 ヤンキー先生(義家弘介)と
の対談」から
  
Posted by kaipapa2shin at 06:28Comments(0)TrackBack(0)