カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル

〜自閉症から広がる、チャレンジに満ちた新しい世界!〜

音楽

ぼくの子ども時代を知っているかい? MJ

昨日の記事で書いた"Walk two moons"のフレーズを知ったとき、わたしは、マイケル・ジャクソンの"Childhood"を連想しました。

Have you seen my childhood? (ぼくの子ども時代を知っているかい?)という歌いだしで始まる美しい曲。だけど、その中身はマイケルの奪われた子ども時代を今も探しているんだという悲痛な内容です。

マイケルの自伝を読むと、幼い頃から、売れっ子プロ歌手として全米をツアーして回るという超多忙な暮らしだった。兄弟の中でも突出した才能を持つ彼を中心に、家族とその周囲のビジネスが動いていく。「ふつうの子ども時代」は最初から失われていた。
マイケルは、自分がいわゆるアダルト・チルドレンだと自認していたのかもしれません。

"Before you judge me, try hard to love me,
Look within your heart then ask,
Have you seen my Childhood?"

「ぼくを裁く前に、ぼくを愛そうと努力してみて」

そんなことを言われても困惑するでしょう。「知らないよ」とシャットアウトして逃げたくなるのがふつう。

ただ、マイケル・ジャクソンとまではいかなくても、じぶんの経験や基準でははかりしれないような「苦労」をそれまでの人生で重ねてきて今がある、という出会いは、あります。

「理解できない」とシャットアウトする前に、少しでも理解しようと想像してみる──それは、「何かは特定できないが、何かしらの理由や事情があって、こういった言動に出たんだろう」という推定レベルでいいと思う──そんなことを、マイケルの "Have you seen my childhood?" の問いかけを聴きながら思うのです。

深く愛された記憶

今日は、お世話になっている先生のピアノ教室の発表会を見に行きました。
カイは小学校を卒業するまで、先生に音楽を教えてもらっていました。その頃のことは記事「彼は勉強家」に書いたことがあります。

この発表会を観るのは、3度め。この発表会は、障害のある子もない子も、まぜこぜで発表をするところが特長です。その子ができる方法で、演奏をします。

前回も前々回も、涙がこみあげてきて困りました。

見ていて何よりも感じたのは、
この子どもたちが愛されているという事実です。
手間をかけて、楽器の選択や並べ方のくふうをして、
時間をかけて教え、練習し、
舞台に立つ。
うまくいくこともあれば、いかないこともある。
本人がどれだけ認識できているかはわからない。

でも、
この「深く愛された」記憶は、
きっと、親と離れても残るだろう──

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そんなことを思いながら、暗やみをいいことに、今回も泣いてしまいました。

シビレた!! おおはた雄一 LIVE at TOKUZO

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今日は、おおはた雄一さんのライブにいってきました。なんと整理番号3番で、1番に入場しました。こんなことはめったにないので、最前列ベストポジションに陣取りました。

去年の12月に、「ストレンジフルーツツアー」で初めておおはたさんのライブを観て感激して、毎回観にいくぞ!と心に決めました。7か月しか経っていないので、同じ構成かも?と思いましたが、予想を裏切る全くちがうセット!

二部構成で、2時間半たっぷり。前回よりも、疾走するリズム! 変幻自在のリフ!……すべてが凄かった!神だった!

な、なんと、最後アンコールで、「ジャズシンガー」と化したおおはたさんがステージから近づいてきて、ぼくと握手をしてくれたんです。わーわーわー感激!

おおはたさんの手は、なんで?!と思うくらいやわらかくて。ギタリストの手は固いと思い込んでたのでびっくりしました。
すみません。ふつうにミーハーな投稿で。でも、興奮のままアップしてしまいます!!
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最後、少しお話までして、サインまでもらっちゃった♪



【カウントダウン】

 1,000記事達成まで、あと7!

ジョージは幸せだった

ビートルズのなかでは、ジョンとポールの才能が圧倒的で、ジョージやリンゴはフォロワー的存在だった。
だから、欲求不満だったろうとずっと思っていたけれど、実はジョージやリンゴはとてつもなく楽しかったんじゃないかと思った。

ジョンとポールは自分たちの才能を自覚していて、「どこに行くか」を知っていた。「どうやっていくか」を考えることはあっても、行く先はわかっていた。ところが、ジョージとリンゴは、行き先のわからないバンドワゴンに乗り込んで、自分では絶対にできないこと、いけない世界を毎日見せてもらっていると感謝していたんじゃないかな?
そして、天才に感化されて、自分たちの中にある才能を開花させて行った。「お得」だったのは彼らの方だ。

天才たちが行く先に、どこまでもお供するぜ!という気分だったのかも。子分扱いされて不満だったんじゃないか?と思うのは外野の勘ぐりできっとスペクタクルだったにちがいない。

才能ある人のそばにいることは、辛いときもあるけど、この上なきしあわせなんだ。

だから、天才は迷うことなく突っ走ればいい。そして、フォロワーは思う存分ついていこう。

ビートルズの4人は「仲間」だったんだ。何よりも前に。
ジョンとポールの圧倒的な天才が開花していく時に、ジョージは「あ、スゲー」ってびっくりした瞬間があったと思う。「負けるもんか」と思った反応も経て、「付いて行こう」になり、「おれにもできるかも」ってところまで引き出されていった。
そういう「仲間」って最高だ。だから、どれだけ傷つけあっても、お互いを思い合う気持ちは消えなかったんだ。

スーパーロックバンド クロマニヨンズ!!

この前、元ブルーハーツのヒロトとマーシーのスーパーロックバンド、クロマニヨンズのライブ「イエティ対クロマニヨンズ」に行きました。会場は、せいぜい1000人くらいのキャパ。

何がすごいって、ヒロトとマーシーの20年前からの変わらなさ。
針金のような肉体美。
マーシーがステージはけるときの「またねー」の気の抜け方、ヒロトのダンス!
ぜんぶよかった。行けてよかった。

ふと思った。
「ブルーハーツ再結成ツアー」をやったら、ドームツアーも埋まるだろう。お金儲けがしたかったら一回で5万人。7000円のチケットを売りさばいて。
なのに、2月から7月までかけて50公演以上回る。小さなハコばかり。

近くにまで来てくれるから行ける。たくさん公演があるから会える。ファンとの一体感。
それが、ヒロトたちのポリシーなんだろうな。ロックバンドはツアーだろ!ニューアルバム引っさげて全国を回る。
20年以上ブレず変わらず。

ヒロトは先月50歳の誕生日を迎えたんだって!(驚)おめでとう!

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尾崎豊 "LIVE CORE" 全曲レビュー

私にとって、尾崎豊は、単純に「好きだ」とは言えない特別な存在です。

LIVE CORE 完全版 ~ YUTAKA OZAKI IN TOKYO DOME 1988・9・12 (Blu-ray)
LIVE CORE 完全版 ~ YUTAKA OZAKI IN TOKYO DOME 1988・9・12 (Blu-ray) [Blu-ray]


1988年9月12日に東京ドームで行われた尾崎豊のライブ"LIVE CORE"の全曲レビューをします。長いよ!
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