カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル

〜自閉症から広がる、チャレンジに満ちた新しい世界!〜

講演会、イベント

【告知】5月11日:「生きてる図書館」ひらきます

ひさしぶりの、草の根ささえあいプロジェクトプレゼンツ企画の告知です!
この企画は、わたしも参加者として初めて体験するものなので、とってもわくわくしています。
みなさんも、「本」に会いに来ませんか?


◆◇◆「生きてる図書館」ひらきます◆◇◆

・日時:2013年5月11日(土)13:00〜17:00(開場 12:30)
・場所:愛知県司法書士会館2階ホール(金山駅から徒歩5分)
・参加費:1,000円
・定員:80名
・申込み方法:
http://kokucheese.com/event/index/84830/
 からお申し込みください。

「生きてる図書館」は、人を本に見立て、読み手が「本」を借りることで、語り部である「本」と読者たちとで対話をするワークショップです。

 誰もがありのままを認められ、ひとりひとりの小さな一歩を大切にしあえるやさしい社会にしたい。そんな想いで活動している草の根ささえあいプロジェクトでは、障がいのある方やホームレス経験者、セクシャルマイノリティなど、多様な経験、特性を持っている方を、今回「本」としてお願いしました。

 普段なかなか出会うことのない「本」との語り合いの中で、語り手の想いを感じたり、気づかなかった自分自身を見つけたり。
「本」たち、読者たちとすごす新しい時間を味わいにきませんか?

<本のジャンル>
◇障がいのある方(筋ジストロフィー、視覚、聴覚、精神、発達)、◇セクシャルマイノリティーの方、◇ホームレス経験者、◇写真家(精神科病棟の患者、仮設住宅の住民を撮影)

http://kokucheese.com/event/index/84830/ からお申し込みください。

チラシです♪(クリックして拡大)
生きてる図書館チラシ

ファクスでお申込みの方はこちらをご利用ください♪(クリックして拡大)
生きてる図書館_チラシ裏面

世界自閉症啓発デー 同じ青い空の下で

今日、4月2日は世界自閉症啓発デーです。

世界自閉症啓発デー公式サイト:「世界自閉症啓発デー」とは
国連総会(H19.12.18開催)において、カタール王国王妃の提案により、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)とすることが決議され、全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われています。
 わが国でも、世界自閉症啓発デー・日本実行委員会が組織され、自閉症をはじめとする発達障害について、広く啓発する活動を行っています。
 具体的には、毎年、世界自閉症啓発デーの4月2日から8日を発達障害啓発週間として、シンポジウムの開催やランドマークのブルーライトアップ等の活動を行っています。
 自閉症をはじめとする発達障害について知っていただくこと、理解をしていただくことは、発達障害のある人だけでなく、誰もが幸せに暮らすことができる社会の実現につながるものと考えております。
 みなさまのご理解とご支援をお願いいたします。

わたしもささやかですが、参加します!
青い服を着る。青いキャンドルで照らす。
「なんで今日は青いの?」と気づいてもらったら「あのね、世界自閉症デーなんですよ」と答えから「自閉症って何?」という会話にすすむといいですね。

ブルーキャンドル
ちいさな手のなかで

【カイパパ講演】発達を支える地域ネットワーク西三河

 3月10日に、刈谷市で、「第3回発達を支える地域ネットワーク西三河」で発達障害者支援法に関する講演をしてきました。10名が参加。
『ぼくらの発達障害者支援法』著者(私わたし!笑)による、発達障害者支援法制定の流れと、法律解説、刈谷で活かすヒントを話してきました。

・『ぼくらの発達障害者支援法』
   ・ぶどう社のサイトでの紹介
   ・『精神認知とOT』(2006年6月、青海社)での紹介記事
   ぼくらの発達障害者支援法
ぼくらの発達障害者支援法 [単行本]アマゾンでのご注文

 今回の講演のために、本を読み直しましたが、あの頃の願いや悩みや感情が生き生きとアーカイブされていて涙しました。また、法律解説、制定者インタビュー、活用の提案、未来予測も、的確でびっくりしました(手前みそですみません…)。
 自分が書いたのだけれど、どうやって書けたのか?と不思議に思うくらい。あの時の、仲間たちといっしょでなければ、書けなかった本です。

 講演は7年ぶりです。先日の富山での講演は、「草の根ささえあいプロジェクト」としての講演だったので、「カイパパ」としての講演はこれが本当に久しぶりでした。今回は、無理を言って、主催者に本を取り寄せてもらって、全員が本をもった状態で、内容を紹介しながらお話させてもらいました。2005年の本なのですが、「2013年の今」に活かせる講演になっていればこんなにうれしいことはありません。
 また、刈谷市で活動されているネットワークなので、「刈谷市では」という着眼点もお伝えさせていただきました。

 最近の私は、シェア(与え合う)ことが習慣になってきたので、今回のレジメと配付資料もシェアします! どうぞご活用ください。


発達を支える地域ネットワーク西三河 開催日:2013年3月10日

<テーマ>
1 発達障害者支援法をどうやって作っていったか
2 何を求めていったのか
3 この法律を私たちの活動にどう生かすか

<レジメ>
1 『ぼくらの発達障害者支援法』でみる法律に込められたもの
 (1)法律制定までの過程〜わたしたちがしたこと〜
  『ぼくらの発達障害者支援法』第1章を読む

 (2)発達障害者支援法はなぜできたのか?
  足りなかったもの
・「障害」類型ではなかった。(「身体」「知的」「精神」)
・支援対象ではなかった。
・支援資源が不足していた。
・社会の認知度、理解度が低かった。
 ⇒法の中身をみてみよう!(本P.59)

【ポイント!】
 発達障害者支援法は、(a)「基本法」+(b)「発達障害者支援センターをつくる根拠法」

【その成果】
 法施行後(a)「障害」に認められた。(平成22年12月:障害者自立支援法ほか改正、平成23年8月:障害者基本法改正)
     (b)発達障害者支援センターが全都道府県・政令指定都市につくられた。

 (3)各自治体では?
 ・厚生労働省と文部科学省事務次官連名の通知

2 わたしたちの街で〜マイ施策提案会議
 (1)現状を把握しよう!
 ・「刈谷市障害者計画」「第3次刈谷市障害福祉計画」
 ・刈谷市障害者自立支援協議会(部会?)
 ・刈谷市障害福祉課予算(平成24年度)

 (2)行政、学校と協働しよう!
 ・場所、人、金、専門家、
 ・審議の場つくり、参加(足りないもの、福祉と教育の連携)
 ・既存の機関の活性化 (子ども総合相談センター?)
☆組織を作って、アプローチする
☆「民主的な手続き(議会質問、請願)」→味方になってくれそうな議員を探す
(刈谷市議会会議録サイトの使い方を紹介:http://www.kaigiroku.net/kensaku/kariya/kariya.html

 (3)「自分たちで創る」という選択

3 カテゴリを広げる〜「わたしたちは、少数派である」だからこそ

<配付資料>
1)発達障害者支援法
2)平成17年文部科学事務次官・厚生労働事務次官通達
3)発達障害に関係する法律等の改正に関する情報
4)刈谷市障害者計画・第3期刈谷市障害福祉計画(PDF)
5)平成24年度刈谷市障害福祉課の主な事業(PDF)

富山に行って来ました

先週富山に、行って来ました。草の根ささえあいプロジェクトが開発した「できることもちよりワークショップ」の試行会&勉強会にお招きいただきました。
その様子をNGOダイバーシティとやまさんのウェブサイトで紹介してくださっています。

11125_491305237571745_1007835835_n

実に2006年以来の、遠征講演でした。ゆかいな仲間たちとの出会いがとても楽しかったです。

ぜひ来年度、富山で、できることもちよりワークショップの本番が開催できるといいですね!

<カイパパFacebookページ>
https://www.facebook.com/kaipapa2shin

Facebookページで、ちょこちょこ記事を書いています。Facebook登録していない方でも見ることができます。よかったらチェックしてみてください(^^)

IMG_5963
高岡大仏さんと

【告知】3月3日生活支援の在り方を考え、よりそいから始める地域福祉の勉強会

☆☆☆草の根ささえあいプロジェクトのイベント案内☆☆☆

「できることもちよりワークショップ&支援立ち上げプロジェクト」から立ち上がった<生活支援戦略勉強会>と<インフォーマルネットワーク名古屋>プラス<よりそいホットライン>
合同の勉強会を、3月3日に開催します。

お申し込みは、こちらから!
http://kokucheese.com/event/index/77012

(1)イベント名:生活支援の在り方を考え、よりそいから始める地域福祉の勉強会

(2)開催日時:3月3日(日)

(3)会場:ウイルあいち「セミナルーム2」
http://www.will.pref.aichi.jp/frame/f-kotu.html

(4)内容:
第1部:10:30〜12:30<生活支援戦略勉強会>
・テーマ:生活支援戦略の最新の動向について学ぶ
・報告者:草の根ささえあいプロジェクト
 〜日本福祉大学 原田正樹先生の報告(1/27)
 滋賀県野洲市生水裕美さんの報告(2/16、3/2)から見えてきたもの〜
     
第2部:13:30〜16:30
<インフォーマルネットワーク名古屋>
<よりそいホットライン>合同勉強会

・テーマ:よりそいホットラインを題材にした地域福祉の理想と課題
・講 師:日本福祉大学 原田正樹先生   
その後、参加者全員によるグループワークを行います。

(5)対象は
・よりそいホットライン相談員
・インフォーマルネットワーク名古屋メンバー
・生活支援戦略勉強会メンバー
・各地域「できることもちよりワークショップ&支援立ち上げプロジェクト」参加者(できもち報告会参加者も可)です。

定員40名

(6)参加費:500円(資料代)

(7)事前準備:第一部に参加される方は、「厚生労働省:生活困窮者の生活支援の在り方に関する特別部会報告書」

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002tpzu.html

を予習して、持参してください。この報告書を題材に、解説と議論を行います。

第一部のみ、第二部のみの参加もできます。

(8)お申し込みは、こちらから!
http://kokucheese.com/event/index/77012

【報告】できることもちよりワークショップ&支援立ち上げプロジェクト報告会

昨日(2月16日)に開催した、できることもちよりワークショップ報告会の実況まとめをアップしました。これを読めば、参加できなかった方も、内容がバッチリわかります☆

・できることもちよりワークショップ&支援立ち上げプロジェクト報告会の実況まとめ
http://togetter.com/li/457472

Twitterの実況まとめをしながら読み返して、本当に内容の濃い、すばらしい報告会だとあらためて思いました。参加者のみなさんありがとうございました!

「やる」と覚悟を決めて踏み込めば、失敗はあっても前進できるのだと滋賀県野洲市の生水さんの実践は証明してくれています。国の新しい動きについても、コンパクトですが見通しを示してくださいました。
IMG_0110
かっこいい生水(しょうず)さん

また、刈谷病院が手弁当で7年間も発達障害親子教室を、地域で続けられていたことを知りました。病院は本来の強みである医療に力を注ぐためにも、地域医療をたがやしていかなければならないという平野院長の強い意志に触れ、感動しました。私も一緒に具体的なプロジェクトに協力できたらと思いました。
IMG_0126
熱い思いとユーモアいっぱい平野院長

そして、各地区での支援立ち上げプロジェクトの報告を初めて聴いたのですが、それぞれが一歩を進めていくきっかけとして、できることもちよりワークショップが機能したことに感動を覚えました。

最後に、短い時間でしたが、「交流ワークショップ」を行いました。テーマでチーム分けはしましたが、中での進め方はチームにお任せするといった難しいワークショップでしたが、参加者の熱意とモチベーションのおかげで、ハッと目からうろこが落ちるような気付きがすべてのチームから出ていました。すごい!
IMG_0196
入り口・アセスメントチームの議論の様子


IMG_0226
各チームから出た「キーワード」

仮説でしかなかったできもちWSをきっかけとした、信頼関係の醸成やつながるネットワークの生成といったことが、時間をかけながら少しずつ進んでいます。

草の根ささえあいプロジェクト代表理事 渡辺ゆりかのごあいさつから──
IMG_0123

愛知県の岡田さんからのご挨拶をお聞きして『誰もが居場所と役割を見いだせる社会に』とか『わたしの問題を、わたしたちのチャレンジに』といった、できることもちよりワークショップ&支援チーム立ち上げプロジェクトをはじめたときの気持ちを思い出しました。

草の根ささえあいプロジェクトは立ち上げて2年、法人化して1年にも満たない団体ですが、愛知県さんからこのような大きな事業を受託させていただけたこと、起業支援ネットさんはじめ地域の多くの皆さんに支えられて色々なことにチャレンジできたことを嬉しく思っています。

この事業で一番たくさんのGiftを頂いたのが、 間違いなく、草の根ささえあいプロジェクトだと思っています。 でも本当は、草の根が一番トクをしていては、イカンのですね。

私達が頂いたものと同様かそれ以上のレベルのものが、他の支援団体や地域の方々に届き、 そしてきちんと、地域で一番困っている方に届くこと。 そのためのネットワークが、 「支援立ち上げプロジェクト」で形が見えはじめてきたことを、 すごく嬉しく感じています。

この言葉は、プロジェクトに関わった者みんなの実感です。

ありがとうございました!

IMG_0227
生水さんとのツーショット♪

2月16日開催!「できることもちよりワークショップ&支援立ち上げプロジェクト」報告会

☆ 2/16(土)「できることもちよりワークショップ&支援立ち上げプロジェクト」報告会を開催します!☆

・できることもちよりワークショップのご紹介
http://blog.canpan.info/motiyori/archive/2

毎度、告知がぎりぎりでへたですみません! でも、告知ベタのせいで、このなにげに豪華なすてきイベントが見逃されてしまうのが惜しくてたまらない。

会場は、栄ガスビル 5階 501会議室です。
参加費は、無料です。

今日聞いたら、私も、ワークショップの進行役にアポイントされているそうです(えっ…)。会場でお会いしましょう。

<第1部 11:00〜13:00:生活支援戦略勉強会>
野洲市市民部市民生活相談室 生水裕美さん講演
質疑応答&グループディスカッション

生水さんはこんな人!
http://www.jiam.jp/melmaga/newcontents/newcontents94.html

<第2部:14:00〜17:45:報告会>
(1)「刈谷病院の報告から 〜地域医療の現状と課題〜」 刈谷病院 院長 平野千晶先生ご講演

(2)「できることもちよりワークショップ」報告

(a)「支援立ち上げプロジェクト」地域の成果報告 
  •名古屋:個別ケース&「インフォーマルネットワーク名古屋」
 •西三河:「発達を支える地域ネットワーク西三河」
 •東三河:「東三河生活支援会議」
   ・生活支援戦略勉強会班 ・子どもの権利条例班

(b)交流ワークショップ

「これからこのまちでわたしたちは、どんなふうに関わり合い、ささえあっていけるの?」
そんな問いを一緒に楽しく真剣に考え、語り合いたいかたはぜひご参加ください!

◆お申し込みはこちらからどうぞ♪

 こくちーず
http://kokucheese.com/event/index/73370/

できることもちよりワークショップ@西三河第2回に参加

できることもちよりワークショップ西三河(刈谷会場)第2回に参加しました。今回は、運営側ではなく、参加者として参加しました。

ワークショップの説明をしますね。

まず、参加者がそれぞれの現場で行なっている機能(=困り事ニーズに対しての支援)ごとにチームに分かれます。今回は、「仕事」「訪問同行」「社会参加」「住居居宅」の4つの機能で分かれました。
チームのなかで、一人ずつ自己紹介をしてから、その人に対して他のメンバーが順に1つずつ質問をして「得意技」などの聴き取りをしていきます。それを一人ずつ繰り返すグループインタビューがメインのワークでした。

できることもちよりワークショップの第1回では、困りごとが重複した事例を前にして、初めて出会ったメンバーが協力して自分のできることを出し合い解決を考えました。「力を合わせるとこんなことができる!」ことを体感する内容でした。

第2回では、出会ったメンバー個人個人のひととなりと得意技を深く知り合う。
そして、この場に集まった人たちの「できること」を見えるようにしてお互いにヘルプを求め合えるように「資源化する」ことが目的のワークなのでした。

それまで全く他人だった人がインタビューを通じて、どんどんベールがはがれていき、「こんなにすてきな人がいたんだ!」と知る喜びは新鮮ですばらしかったです。

他人を知り、近づくことができる喜びに加えて、今回のワークショップで私が体感したことをシェアしたいです。
それは、自分のことをインタビューされて、「自分が何を考えて」「何をしている人間か」を、他人の力を借りて「聴きとられる」感覚。そこから、自らを新しく「発見」する驚きと喜びが大きかったのです。

端的に言うと

「おれってこういう人?」

という自分との対面。

ふわりんクルージョンの時からずっと言い続けていることだけど、けっこう僕たちは、
「自分がやっていることは大したことじゃない。全然他人の参考にもならない」
という思いでいるひとが多いのではないか。
だけど、実際には他人があなたのやっていることを聴いたらそれは「大したこと」で「私の参考になること」だったりして。「一緒にコラボレーションしませんか」なんていうオファーさえあるかも? 意外と大したやつじゃん、おれ、なんてね。

他人を通して自分を見る経験は、「自分を見直してやる」そういう機会になる。この経験は、僕たち自身をエンパワメントする大きな一歩なんだと思う。

聴きとられるうちに、みんながどんどんいい顔になっていくのがわかりました。とても清々しかったです。
同じチームのなかで、親の立場ももつ支援者のかたと出会えたのもよかったです。

すてきなワークショップ開発ありがとうございます! 次回がとっても楽しみです。

写真とかリンクとか貼りたかったけど遅くなるから、とりあえずこの感動をキミに!アップ!

草の根ささえあいプロジェクトFacebookページ

一般社団法人草の根ささえあいプロジェクトのFacebookページをご紹介します。

これまで、草の根ささえあいプロジェクトのホームページ、ブログを作ってきましたが、どうやら相性があまりよくなかったらしく、「これからはFacebookですよねっ♪」という可愛らしい一声で、Facebookページを開くことになったようです。

・一般社団法人草の根ささえあいプロジェクトFacebookページ
https://www.facebook.com/grassroots.p

公開ページですので、Facebookに登録していなくても、どなたさまでもご覧いただけます。今後は、このFacebookページから様々な情報が発信されていきます。

Facebookを使っていらっしゃる方は「いいね!」をしていただけると、更新の通知がニュースフィードに流れて、大変便利なことになるんじゃないかと存じます。

最新記事は、草の根ささえあいプロジェクト8月総会の報告と9月16日草の根ささえあいプロジェクト企画イベントのご紹介です。
ぜひ一度ご覧になってくださいね。

・一般社団法人草の根ささえあいプロジェクトFacebookページ
https://www.facebook.com/grassroots.p

♪ 9月16日(日曜日)草の根ささえあいプロジェクト企画〜〜誰もが、つながりと優しさを感じられる社会を目指して〜湯浅誠氏と阿部彩氏と共に<みんな>で考える、社会的包摂イベント!参加者募集中です♪
↓お申込みは以下のページから↓
http://kokucheese.com/event/index/48700/

9月16日イベント:草の根ささえあいプロジェクト with 湯浅誠さんと阿部彩さん

 カイパパです。長らく留守にしておりましたが、旅から帰って来ました。

 さっそくですが!

 9月16日に名古屋で湯浅誠さんと阿部彩さんをフィーチャーした、草の根ささえあいプロジェクト主催イベントを開催します!

1_chirashi120916
2_chirashi120916

・開催日時:2012年9月16日(日曜日) 午後1時から午後5時30分まで
・会場:愛知県司法書士会館(定員200名)
    名古屋市熱田区新尾頭1-12-3(金山総合駅南口徒歩5分)
http://www.ai-shiho.or.jp/about/access.html
・主催:一般社団法人草の根ささえあいプロジェクト
・協賛:反貧困ネットワークあいち
・参加費:1,500円

 イベント名は、「誰もが、つながりと優しさを感じられる社会を目指して」と、ふんわりしたタイトルですが、カッティングエッジな内容ですよ。

 草の根ささえあいプロジェクトが4月に一般社団法人になった記念イベントなので、がんばって200名という空前の規模のイベント(草P比)。これまで草の根ささえあいプロジェクトに興味があるけど「少人数で濃いのはちょっと…」と思っていた人にもおすすめです。
 
「草の根ささえあいプロジェクトの問題意識を湯浅誠さん、阿部彩さんに問いかけ、ふつうの講演会ではたどり着けないところまでみんなで行ってみよう!」というコンセプトです。全員参加のワークショップも、やります。私も今回は企画だけじゃなく、何かやります。

 どなた様も、お気軽にご参加いただけます。
 お申込みはこちらから↓

http://kokucheese.com/event/index/48700/

 みなさま、お誘い合わせの上ぜひご来場ください。このイベントのことを、ぜひ広めていただけたらうれしいです。(ちょっと、告知が遅れてしまったので!てへぺろ)

 よろしくお願いします!

草の根ささえあいプロジェクト☆キックオフ会いよいよ明日開催です

11月から準備を進めてきた、「草の根ささえあいプロジェクト☆キックオフ会」がついに明日開催です。

詳細は、「草の根ささえあいプロジェクトBlog」をご覧ください。インターネット中継するらしいですよ!

・草の根ささえあいプロジェクトBlog
http://blog.livedoor.jp/kusapro/

【開催します!】草の根ささえあいプロジェクト☆キックオフ会(2月19日開催)

 お待たせしました! 
 2月19日開催の、草の根ささえあいプロジェクト☆キックオフ会のご案内をいたします! みなさまのご参加をお待ちしております。
 ★ご要望のありました配布用ちらしバージョン(A4、2ページ)を作成しました! ご活用ください。

草の根ささえあいプロジェクト☆キックオフ会
──やる気!その気!キックオフ!──

120219草Pキックオフ会ちらし
クリックして拡大(PDF)



【開催日時】2012年2月19日(日曜日)12時30分から14時30分まで

【会場】刈谷市総合文化センター アイリス 501−503会議室
    (住所:愛知県刈谷市若松町2−104)JR刈谷駅、名鉄刈谷駅南口から直結(地図

【参加費】500円(資料代)

【申込方法】必要事項をご記入の上、草の根ささえあいプロジェクト代表アドレス kp@grassroots.jpn.com へメールにてお申し込みください。(締切日:2月12日)
 必要事項
 (1)お名前(所属)
 (2)連絡先メールアドレス
 (3)交流会(15時〜17時まで同会場で開催します)の参加希望
 ◎交流会参加費は、キックオフ会参加費(資料代)とは別に頂戴します。
 ◎なお、2月12日より前に定員を超え参加をお断りする場合にのみ、主催者からご連絡を差し上げます。連絡のない場合は、参加できますので、当日会場までお越しください


<目的>
 草の根ささえあいプロジェクト(愛称:草P)が、支援のネットワークとして始動する節目を祝い、やる気!を出し、その気!になる。
 そのために、
(1)草Pのこれまでの歩みをふりかえり、理念を共有します。
(2)将来を展望する〜2012年、1年間をイメージします。
(3)仲間になる〜「わたしができること」を持ち寄ります。

<内容>
(1)草の根ささえあいプロジェクトから「はじめまして!」
 草の根ささえあいプロジェクトがどのようにして始まり、今の姿になったのか? 草Pの生い立ちを早わかりで紹介する。「はじめまして!」のごあいさつです。

(2)湯浅誠が聞く〜草の根ささえあいプロジェクトの目指す先
 湯浅誠さんがインタビュアーとなり、草P代表 渡辺ゆりかから「なぜ始めたか?やってきて見えたことは何か?困っていること、目指していること、これから草Pはどうなりたいか?」を聴きだします。
 「徹子の部屋」ならぬ「マコトの部屋」。
 対談形式で、代表が思いを語り、草Pの理念を明らかにします。
 いつもは講演形式が多い湯浅誠さんですが、対談の中では湯浅さんの思いも率直な思いも語っていただけると思います。どんな対談になるのか、私もとっても楽しみです。

(3)草Pの事業計画のおひろめ
 2012年に草の根ささえあいプロジェクトが実行しようとしている、(1)つなぐ・つながる、(2)しゃべる・考える、(3)ささえあう──それぞれの活動の中身をお伝えします。

(4)ささえあい交歓ワークショップ
 「草Pメンバーになる」ということは一体どういうこと? 何が期待されるの? どんなうれしさがあるの?──そんな疑問にお答えする「草の根ささえあいメンバーシップ」(=「草Pメンバーの心得」)を提案します。
 会場に集まったみなさんどうしが、どんな「ささえあい」をしたいかを交歓(交換)しあう、あたたかい全員参加のワークショップをやります!

<タイムテーブル>
(12:00 開場、受付開始)
 12:30 「開会:会の目的、スケジュールの共有」
 12:35 (1)草の根ささえあいプロジェクトから「はじめまして!」
 12:45 (2)湯浅誠が聞く〜草の根ささえあいプロジェクトの目指す先
 13:30 (休憩)10分
 13:40 (3)草Pの事業計画のおひろめ
 13:50 (4)ささえあい交歓ワークショップ
 14:30 閉会:ゲスト挨拶。代表お礼。
(15:00 キックオフ交流会
 :同じ会場で、お菓子をつまみ、飲み物をのみながら、参加者の交流会を開催します。ぜひ、あわせてご参加くださいませ☆)

<参加していただきたいかたがた>
 ・草の根ささえあいプロジェクトメンバー
 ・ふわりんクルージョン草の根ネットワークのかたがた
 ・電話相談プロジェクトメンバー
 ・地域ネットワークの登録団体メンバー
 ・これからメンバーになることを検討しているかたがた
 ・自分にできることで、困っている人の力になりたいと思っているかたがた
 ・「ささえあうこと」について語り合う仲間がほしいかたがた

草の根ささえあいプロジェクト総会(1月22日)開催しました!

1月22日に、草の根ささえあいプロジェクトの総会が開催されました。

IMG_2108
目的、内容はこんな感じでした

 午後1時から6時までの5時間の会議で、休憩は短く2回とっただけ。それでもあっというまで。内容てんこ盛りでした。カイパパは今回の会議の企画と進行役をやりました。

 今回の総会は第7回なのですが、ふわりんクルージョンで草の根ささえあいプロジェクト(愛称「草P」)が広く知られるようになり、今後につながるターニングポイントの会議だと位置づけていました。

「今回が第1回総会だ」という意識でのぞみました。

 そのため、これまでの草Pの歩みについては、「ふわりんクルージョン報告」のパートで、時間をつかって紹介をしました。初参加の方たちに、「草Pがどのように生まれ育ってきたのか」を知っていただくことができたらうれしいです。元からのメンバーにとっても、「生い立ち」をふりかえり、気持ちを新たにする機会になったんじゃないかな?

 草Pの「会社説明会」のようなものになっていれば成功です。

 私の感想はというと──

 このパートでの発表を聞きながら、なつかしい写真なども見ながら、「ずいぶん昔のことのようだ」と思っていました。でも、ほんの数ヶ月前なんですよね。
 そして、現在から振り返ってみると、まるで、はじめから筋書きがあってここまで来たように見える!ことに驚きました。
 実際には、そんな筋書きはどこにもなくて、その都度迷いながら話し合い考え行動を起こして一歩一歩進んできたました。(私なんかは、毎回「この集まりに参加しようかどうしようか…」とぎりぎりまで迷いながら参加し続けていましたから)

 草Pにとって転機となる場面で、いろいろな「偶然」や「幸運」がありました。新しい仲間が加わり、主体性を発揮して、偶然を必然に変えてきたんだな……とひそかに感動していました。実は。

 一番時間をかけた「電話相談プロジェクト」については、近いうちにお話しするとして。

 企画会議は、電話相談プロジェクト班とキックオフ会班に分かれてグループで議論をしました。

 私はキックオフ会のグループリーダーをやりました。

 キックオフ会は、2月19日に、草の根ささえあいプロジェクトがこれからいよいよ支援のネットワークとして本格始動する節目を祝う目的で開催するイベントです。詳しくは、次回の記事で紹介します。

 キックオフ会の企画書を初めて提案して、感想意見を聞いたところ、
「そもそも草Pメンバーであること(草Pメンバーシップ)ってどういうことなんだろうね?」
 という非常に本質的な議論になって、有意義でした。

 そのときの板書です。つたない板書で、企画書がないとなんのことやらわからないと思いますが、雰囲気だけでもシェアしますね。
IMG_2106
「マコト」とあるのは湯浅誠さんのことです☆

 初めて参加してくれたかたが「2月19日のイベントについても一足お先に情報が聞けて、なんだか得しちゃった気分です。どんなことが起こるのかな。わくわくします」と言ってくださって、ものすごくやる気が出ました。

 キックオフ会は、本当に楽しいイベントになりますので、ご期待ください!
 内容、申し込み方法については、次回記事で、詳しく書きます!

 長くなりましたが、会議の中身の10分の1も伝えられていない気がします。それくらい密度の濃い会議でした。私も、終了後1時間ぐらい社交性ゼロになるくらい、精根尽き果てました。準備もたいへんなんですが、本当にスリリングで楽しいので、次もがんばっちゃうんだろうなって気がしています。

 カイパパが、ムリを言って参加してもらったジョーさんの感想を紹介します。

「先日の草P会議のちょー前向きな空気は、懐かしくもあり、心地よかったです。なんで、カイパパががんばってんのかわかった気がするよ」

 そう。だから、ジョーさんに見てもらいたかったんだよ〜。ありがとう。

 参加者のみなさん、ありがとうございました。このハードさに懲りず、ぜひこれからもよろしくお願いしますね。

草P事務局メンバーへ

 ふわりんクルージョンから本当に間がなくて……、他のプロジェクトの準備多忙な中、よくやったよね>私たち!と、お互い励まし合って、元気補給して、これからもやっていこうね☆ありがとう!
 From カイパパ with らぶ

ふわりんクルージョン、つながりのはじまり

 ふわりんクルージョン2012、終わりましたー!!

 参加いただいたみなさま、いかがだったでしょうか?

 講演、対談、そしてワークショップと多様でありながら、一本、軸の通ったイベントになって、支援者のエンパワメントにつながれば、こんなにうれしいことはありません。イベントが終わったところからがはじまりなんですね。

 カイパパは、今できる限界を出しきりました。
 企画とファシリテーターをやらせていただいたワークショップは、よかったか、わるかったか、まだ冷静にふりかえれませんが、たくさんのかたに「私たちの地域にも出前してください」というお声がけをいただけたのは、喜んでいただけてということでしょうか?(半信半疑だったりします)
IMG_2080

 レポートですが、
 草の根ささえあいプロジェクトの若手エース、@yoshimi_deluxeさんがふわりんクルージョンの間、Twitterで実況をしてくれていました。そのまとめを作成しましたので、参加されたかたも、興味を持っていただけたかた、ぜひお読みいただけたらと思います。

・「ふわりんクルージョン2012」@yoshimi_deluxe による実況まとめ - Togetter
http://togetter.com/li/242657

 よしみちゃんありがとー!

いよいよ本日ふわりんクルージョン本番です

いよいよ本日ふわりんクルージョン本番です!

参加者みんなで、力を合わせるってどういうこと?何ができて何ができないの?明日はどっちだ?!を考え語り合いたいです。

13時スタートです。受付は12時15分からです。
空港広いので、余裕をもっておこしくださいね。名物が食べられるレストラン街もありますよ。

会場のセントレアホールのリンクを貼っておきます。空港3階出発フロアから入れます。
http://www.centrair.jp/service/sv-hall/

気をつけておこしください。スタッフの私たちもドキドキわくわくしながらお待ちしております。

ふわりんクルージョンの「軸」、を知っておいて欲しい

 さて。

 と、この記事は推敲する時間がないので、書き終えたらリアルタイムでアップするつもりなので、いつもより緊張してちょっと息を整えながら、書き始めます。リンクとかは、後で貼れたら貼ります。

<ふわりんクルージョン2012参加者のみなさんへ>

 今、一歩ひいて、ふわりんクルージョンのチラシとそれを補足した自分の記事(1)(2)(3)に目を通してみました。

 こんな「謎」のイベントに参加しようと決意してくださって本当にありがとう!ございます!
 謎である上に、なんだかわからないけど、全員参加させられるのは間違いなさそうで、土曜日の開会の雰囲気は緊張感に包まれているにちがいありません。

 おそらくは、講演者であったり、イベントを紹介してくれた友人への信頼をたよりに、参加に踏み切ってくださったに違いないですよね? 幾人かは、カイパパ通信blogを読んで「行こう」と決めてくださったのでは。貴重な時間とお金と、なかには他の用事を調整して参加してくださるかたもいらっしゃいます。私は、けっこうそのことに責任を感じています。

 だからこそ、みなさんが「これをゲットしたい」という確かな思いを持って、ふわりんクルージョンに参加していただけるよう、前もってお伝えしたいことをお話しします。

 それは、ふわりんクルージョン全体を通す「軸」についてです。

 今回ふわりんクルージョンは第2回となります。そもそも第1回が開催されたきっかけについて、振り返ってみます。

『ふわふわ vol.35』(PDF)P.11 (2010年12月発行。特定非営利活動法人ふわり編集)に、戸枝さんの書いた文章「ネットの網目をすり抜けて落ちる人達」から引用します。
この国は。消費税の増税とか、介護保険料上げとか、いろいろやることをやったとしても。もう、すでに借金まみれ、超少子高齢化が止まる訳でなし。放っておくと、たくさんの人がホームレス化して行く可能性があるだろう。

そんな状態では、発達障害の人が、新たに直接サービスの対象になるという展望よりは、今、直接サービスを利用して暮らしている障害者の中からも、その傘から漏れる人が出ると考える方が、リアルじゃないだろうか。

そうだとして、どうするのか。

だから。僕達はみんな。ホームレスの方を、今、どうするのかを考え行動しないといけないのだと思う。その具体的行動が、すべての人の将来のセフティーネットになるのだと思うから。

発達障害の、知的障害の福祉関係者が張り巡らしたセフティーネットの網目をすり抜けた人達から、ホームレスが生まれている事実に。とりわけ、僕達、障害福祉に携わる人間は、何らかの答えを見つけないとダメだ。

僕達が、手帳があるとか、ないとか。そういう次元で物事を考え、仕事をしているのでは。この国の社会保障は、もう、持ち堪えない。

 「これからの社会」を見通し、自分たちの手で答えを見つけるために、反貧困ネットワークの湯浅誠さんと、ダイバーシティ社会(多文化共生)推進の第一人者である田村太郎さんと、「僕達は、出会うべきだ。とそう思った。」と戸枝さんは言います。

 制度の壁=ボーダーを超えていく=ボーダーレスなささえあい、が、キー概念なんだと思います。

 ふわりんクルージョンの第1回(2010年12月開催)は、講演会・シンポジウム・6つの分科会を通して、様々な切り口から課題提起をしました。

 そして、分科会の1つ、湯浅班「パーソナルサポーターとは」で行われた「穴を見つける」ワークショップが、ふわりんクルージョンが終わってからも、「この、もやっと感をこのままにしておきたくない!」という思いを核に、自主的な集まりとなって始まり、「草の根ささえあいプロジェクト」というプロジェクトに発展しました。
 カイパパは、ふわりんクルージョン第1回には参加しておらず、本当にたまたま偶然「穴を見つける会」(レポート)に参加をして、プロジェクトのメンバーとなり、現在に至っています。

 このプロジェクトについての報告は、ふわりんクルージョン2012の2日目にあります!(→プロジェクト本格始動のキックオフイベントが2月19日にあります。この告知も会場でします。来週には、ブログでもお知らせしますね♪)

 草の根ささえあいプロジェクトは、「草の根」らしく、顔の見える仲間づくりを重ねて、小さな自分たちの周りから、ささえあいのネットワークをつくる動きです。これが、ふわりんクルージョンの大事な軸の一端であります。

 そして、軸のもう一端は、マクロなアプローチである「CBR」です。ここで、今回ふわりんクルージョンにお迎えする、上野悦子さん(日本障害者リハビリテーション協会国際部長)の存在に注目をお願いします。

 上野さんには、「CBID(人と地域の包括的な発展)を考える」というテーマで、戸枝さんと対談形式でお話をしていただきます。

 CBRは、"Community Based Rehabilitation"=「地域に根ざしたリハビリテーション」と訳されています。
(※テーマにある「CBID=Community-Based Inclusive Development=「コミュニティにおけるインクルーシブ開発」は、とりあえず、CBRと同じ意義だとここでは理解しておいてください。私も、詳しくわからない〜)

 これは、WHO(世界保健機関)が提唱しているものです。
 WHOは、CBR(community based rehabilitation)を障害を持つ人々のリハビリテーション、機会均等、社会参加の戦略として発展させてきた。今日、全世界で90カ国以上の国がCBRを受け入れ、保健医療、教育、生計を立てるための機会などへのアクセスのための効果的、包括的な多角的戦略となっている。

 今日のCBRは、ILO―UNESCO―WHOの共同見解(2004)、WHOの障害予防、治療、リハビリテーションに関する決議(2005)、WHOの障害とリハビリテーション行動計画(2006-2011)、そして国連の障害者権利条約(2008)に基づいて推進されている。

 ILO 、UNESCO、 WHOが2004年にまとめた共同見解によると、CBRは、社会開発に障害を持つ人々のリハビリテーション、機会均等、社会参加を包含する戦略(インクルーシブな社会開発)であって、障害当事者、家族、当事者組織、地域社会さらに障害を持つ人々に対する保健、教育、職業、社会などさまざまなサービスに関係する政府、非政府組織の協働により実行されるものである

 その主要な目的は、障害を持つ人々の身体的、精神的能力を最大限に開発し、社会における一般市民と同じサービスにアクセスでき、社会の積極的な貢献者となることを保証することであり、地域社会のバリアーを取り除くなどして社会を変革し、障害を持つ人々の権利を守るように活性化させることである。

 CBRを推進するためには、国家による法律、協力、資源配分の面での支援、権利モデルにもとづくCBRプログラムの必要性が認識されること、地域社会が障害を持つ人々のニーズへの対応をいとわないこと、意欲のある活動家がいることが重要である。
CBRプログラムは、政府、地方行政機関、地域社会、健康、教育、雇用と労働、NGO、メディアなどの多領域からの支援、それらの領域間の協力により成し遂げられるものである。

・引用元:〔国際協力情報〕CBR活動の地域活動計画(2010-2015)に関するWHOワークショップ
http://www.rehab.go.jp/rehanews/japanese/No310/3_story.html

 なんだこれは! 難しい!と思われましたよね。そうですよね。なので、下線を引いたところだけ読んで、なんとなくのイメージを描いていただけたらと思います。

 福祉制度がほとんど無い国にも、障害者はいます。日本だって、長い時間をかけて制度を整備してきたのであって、初めから現在のような福祉制度があったわけではありません。
 WHOが言っていることは、カイパパなりに解釈すると、

「障害のある人が、幸せに暮らしていくためには、国だけじゃなくて、地域もその支援の担い手になって、協力しあっていかないとね!with らぶ♪」

 ということだと思います。

(このあたり、日本のJICAもがんばっていて、JICA広報誌2011年12月号のこのページ(PDF)は、CBRのイメージがなんとなくわかる良記事です)

===ここまで、長文についてきてくれてありがとう。あと少しで終わるから最後までつきあってね。===

 国の制度(「制度を作れ」という要求も含む)だけでは、「今」「ここで」困っている人のささえにはならない。制度は遅れてついてくるのだし、先立つものが国にないときに、「何もしない」選択しかないのか? そんなことはないだろう。
 制度がまったく整っていない地域で、WHOはどんなアプローチをとっているのか? それを知ることは、制度制度とがんじがらめになりがちな、私たちにもブレークスルーを与えてくれるんじゃないか?

 CBRと草の根と。両方の端から。
 ボーダーレスなささえあいをつくりたい、自分たちの頭と手で!
 ──これが、ふわりんクルージョン2012の軸です。

 上野さんからはCBRのお話を伺います。湯浅誠さん、田村太郎さんは、「制度のはざま」にいる人たちをささえるネットワーク創りを実際にやってきている方々です。私たちの日頃の疑問や意見・行動に対して、地に足の着いたアドバイスをくださるでしょう。

 そして、巨大ワークショップは、「困難事例」と呼ばれてしまうケースを、実際に全員参加で考えます。それは、模擬ではありますが、一人ひとりにできることを持ち寄って、どんな支援ができるのか?足らないことは何か?を肌で感じる試みにできればと思っています。

 どうだろう? だいたいこんな感じのイベントです。

 もっと前から教えてもらえたらよかった、、、と言われそうだけど、ごめん。いろんなことを考えて考えて、迷い道にハマったりしながら、私たち自身が咀嚼して、他人に説明できるように、提供させていただけるかたちにするまで、時間がかかった。



 もう、12時回ってしまったから、最初に言ったとおり、このままアップするよ!
 補足とか、本番までにはできないから。疑問や意見は、当日会場で議論しようね!
 土曜日に会えるのを楽しみにしているよ! じゃあね!

ふわりんクルージョン♪ワークショップを「ちょっと見!」

 カイパパも企画運営に参加し、強力プッシュしているイベント「ふわりんクルージョン2012」いよいよこの週末、1月14日(土曜日)、15日(日曜日)に開催です。(前回告知記事

◆◇◆ ふわりんクルージョン 2012 ◆◇◆
〜支援者のエンパワーメント〜
 「1人で支えられること、10人で支えられること、100人で支えられること」
 http://fuwari.tv/activity/120114.html

【開催日】:2012年1月14日(土)13:00〜15日(日)16:30
【会場】:中部国際空港セントレアホール
 http://www.centrair.jp/service/sv-hall/index.html
 分野を超えて支援者のエンパワーメントを考えるイベントを年明け早々に開催します。
 各分野の第一人者を招き、支援の新しい道筋をみんなで考えます。
 また、これまでにない大がかりで大人数参加のワークショップを開催し、参加者全員で「巨大社会資源マップ」の作成を試みます。
 今まで体験したことのない瞬間に立ち会えるチャンスです!知人や同僚をお誘い合わせの上、是非ご参加ください!!

・チラシはこちらから→→→
 http://fuwari.tv/pdf/fuwarinclusion2012.pdf

 今日は、「巨大ワークショップ」について、「ちょっと見!」の紹介をします。

14日「全員でつくろうインクルーシブマップ」<
(1)社会的困難を抱える方の事例を参加者が選んでグループになります。
(2)自分にできる支援は何かを考え、出していきます。
(3)参加者はグループを移動しながら、最終的には会場全員で1人(の事例)を支えるマップを完成させます。


◎向きあう事例(ケース)は、課題が複雑にからみあった1人・1支援機関では解決ができないものになっています。会場全体で考えたらどうなるか?
「そもそも会場全体で考えるなんてできるの?」←というワークショップの手法も開発しましたので、参加される方はお楽しみに♪

15日「分野横断包括マップづくりに挑戦!」
(1)社会的困難な方が抱えている困り事やニーズ別に関心のある方が集まってグループをつくります。
 (※テーマは、例えば仕事、住居、家庭、病気、子ども、教育、法律など12程度を予定)
(2)お互いが現場で行っている支援の情報を共有します。
(3)それぞれのグループが共有した情報を全てつなぎ合わせて巨大マップを作成します。

◎2日目は、ケースから離れて、困り事やニーズに焦点をおいて参加者それぞれのできることを出し合います。
 制度単位での情報交換ではなく、たとえば「住むこと」に関してどんな支援をしているかを持ち寄ることで、「こんな支援があるんだ」「こんなやり方があるんだ」という気づきが得られます。と同時に、ニーズ別に地域の社会資源の集積を見える形にします。

Q&A

Q1:支援者ではないのですが、参加できますか?
A1:参加できます。支援者でなくてもできることはたくさんあります。
   支援者の取り組みを聞く中で、是非それを見つけて下さい。

Q2:2日目のWSですが、私に提供できる情報がありません。
A2:情報を提供すること以上に、情報を知ることを大事にしています。
   このイベントに参加できなかった人に是非伝えて下さい。

Q3:どんな人を対象にしているのですか?
A3:社会的困難に苦しんでいる人を何とかしたいと思っている方
   であれば、どんな方でも是非参加して頂きたいと思っています。
   専門家でなくても、支援を職業にしていなくても構いません。

<参加者募集>
 定員に若干余裕があるようです。参加したい方はお申し込みをお急ぎください!(参加料のお支払いは当日受付でお願いします)

【お申込み】
 Web: http://fuwari.tv/activity/120114.html
 FAX:  http://fuwari.tv/pdf/fuwarinclusion2012.pdf (申込書PDFが開きます)

 ワークショップ、とっても挑戦的な、これまでにない内容になりました!
「このワークショップ手法を使えば、初対面でもリアルでつながれて、地域の資源も見えてくる」という手法の開発まで私たちは取り組んでるんだという実感があります。
 その現場に立ち会う瞬間を楽しみにしています!

【告知】ふわりんクルージョン2012の凄いところ

 ふわりんクルージョンの目的の紹介に続いて、

・「ふわりんクルージョン2012」はどんなイベント?
 http://kaipapa.livedoor.biz/archives/52363192.html

 具体的なプログラム内容を紹介し、どこが凄いのか?をお伝えします。

◆◇◆ ふわりんクルージョン 2012 ◆◇◆   
〜支援者のエンパワーメント〜
 「1人で支えられること、10人で支えられること、100人で支えられること」
 http://fuwari.tv/activity/120114.html

【開催日】:2012年1月14日(土)13:00〜15日(日)16:30
【会場】:中部国際空港セントレアホール
 http://www.centrair.jp/service/sv-hall/index.html

 分野を超えて支援者のエンパワーメントを考えるイベントを年明け早々に開催します。
 各分野の第一人者を招き、支援の新しい道筋をみんなで考えます。
 また、これまでにない大がかりで大人数参加のワークショップを開催し、参加者全員で「巨大社会資源マップ」の作成を試みます。
 今まで体験したことのない瞬間に立ち会えるチャンスです!知人や同僚をお誘い合わせの上、是非ご参加ください!!
・チラシはこちらから→→→
 http://fuwari.tv/pdf/fuwarinclusion2012.pdf

<開催に向けての思い>
 生きにくさを抱える人たちがたくさんいます。そしてまた、彼らを支えようとする人達がたくさんいます。
 どんなに頑張っても、頑張っても、支援がうまくいかず・またはどうしたらよいのか手掛かりをつかめず、力不足を感じたことはありませんか?

 でももし10人がつながれば・・・100人が一緒に考えれば!!
 1人では決してすくうことができない人も、みんなで支える方法を見出すことができるはず。


 支援分野の垣根を超えて、ぜひ2日間一緒に考え合いましょう。
 そして、今までつながるチャンスのなかった支援者同士が、会場で大きくつながる場面を一緒に体験しましょう。


【参加していただきたい方々】
 次の分野などで支援に携わっている方⇒就労、障害、若者、ホームレス、高齢者、外国人、DV、子ども、母子、医療、薬物、アルコール依存、居場所、労働、権利擁護 などプラス上記以外の支援現場の支援者
 ヒントは、「外」からやってきます。
 現在支援の現場に携わっていなくても、社会的に困難な状況にいる方を支えたい・応援したいと思っている方も大歓迎です!

【ゲスト】
・湯浅誠氏(反貧困ネットワーク事務局長)
・田村太郎氏(ダイバーシティ研究所所長)
・上野悦子氏(日本障害者リハビリテーション協会国際部長)
・原田正樹氏(日本福祉大学社会福祉部准教授)

【ホスト】
・戸枝陽基(NPO法人ふわり理事長、社会福祉法人むそう理事長、NPO法人地域生活支援ネットワーク代表理事)

【共催】NPO法人ふわり 社会福祉法人むそう

【参加費】 7,000円(資料代、15日昼食代含む)
【交流会費】3,000円(14日の18:00〜19:30)
【宿泊費】 10,000円

・今年のプログラム&申込み(NPO法人ふわりのサイトへ)→→→
 http://fuwari.tv/activity/120114.html

・昨年の「ふわりんクルージョン」レポートはこちら(PDF)→→→
 http://fuwari.tv/pdf/fuwafuwa_35_7.pdf

<プログラム>
◇講演「制度にのらない人の制度を考える」
 14日13:00〜  湯浅誠氏(反貧困ネットワーク事務局長)
◇ CBID(人と地域の包括的な発展)を考える 
 14日14:00〜  上野悦子(日本障害者リハビリテーション協会国際部長)、戸枝陽基(社会福祉法人むそう理事長)
◇公開研究「ダイバーシティ(共生)」を考える
 14日15:00〜  田村太郎(ダイバーシティ研究所所長)、原田正樹(日本福祉大学社会福祉部准教授)

◇会場全体ワークショップ 14日15:45〜、15日10:30〜 参加者全員で作る「巨大社会資源マップ」 
 進行協力:草の根ささえあいプロジェクト

(参考)ワークショップについての紹介記事⇒
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/52366747.html

◇調査発表 15日10:00〜  「社会資源調査:14分野の支援現から見えてきたもの」 
 報告:草の根ささえあいプロジェクト

【お問い合わせ】NPO法人ふわり
 TEL:0569-89-6237  FAX:0569-22-4037
 Email:1999@fuwari.tv  HP: http://fuwari.tv/

【お申込み】
 Web: http://fuwari.tv/activity/120114.html
 FAX:  http://fuwari.tv/pdf/fuwarinclusion2012.pdf (申込書PDFが開きます)

 湯浅誠さん、田村太郎さん、戸枝陽基さんたちと生で対話できるだけでも超貴重な機会なんですが、いろいろな地域で様々な活動をしている参加者(あなたのことです!)同士が、出会い、つながる「巨大ワークショップ」がすごく楽しみです。

 やる前から言っていてなんなんですが、このイベントは「伝説」になると思います。ぜひその場に立会ってみませんか? お待ちしています。

「ふわりんクルージョン2012」はどんなイベント?

 ほとんど偶然のはずみから、春から、「穴を見つける会」という勉強会に参加しました。

・レポート記事(カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル:穴を見つける会)
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/52280705.html

 穴だけに深みに(?)はまり、カイパパも企画運営に関わっているイベントにつながってきました。

「ふわりんクルージョン2012」です。1月14,15日に中部国際空港セントレアホールにて開催されます。ぜひ興味のある方にご参加いただき会場でお会いしたいと思い、紹介をさせていただきます。

プログラム(PDF)はこちら
昨年の開催レポート(情報誌「ふわふわ」PDF)はこちら

 今までにないタイプの超おすすめのイベントなんです。今日は、「ふわりんクルージョン2012」の目的──というか、開催の「動機」──についてお話しします

「ふわりんクルージョン2012」はどんなイベントなの?

避難所で起こったこと

 こんなお話を聞きました。
 東日本大震災で、避難所に避難していた聴覚障害のある人は、音声言語で出される食事の配給や給水のおしらせを他の人たちの「動き」で察知して動いていた。だから、常時緊張して気を張っていなければならなくて疲労困憊してしまった。
 どうしたらよかったのか? 支援の必要な人がいる場所へ、手話通訳者を24時間貼り付けることができるか。現実的には難しかった。

 避難所でそばにいる人が、手話通訳はできなくても、「運動場で、食事や物資の配給があるよ」など筆談などで知らせる/あるいは、「なにか必要な指示があったら、あなたを呼びに行きます」と伝えてあげることができれば、安心ができたかもしれない。

 実際に、避難所によっては、元々コミュニティの中に「◯◯さんは耳が聴こえない」と知っている人がいて「だから、フォローしよう」という助け合いもあったのではないでしょうか。
 震災直後から時間が経ち、避難所のなかで、どんな人がいるか?が知り合えるようになってからは、自然とそんな助け合いもできたのではないでしょうか?

専門家がいて、制度があって、(はじめて)支援がされる?

 困っている人がいる。その人のために、適切に、必要なだけ専門家を派遣して支援をする。
 しかし、それが不可能な場合に(人的・物的・金銭的・時間的な制約条件がある)、「専門家がいないから支援はできない」でいいのだろうか? 支援者=専門家でなければならないのだろうか?

 福祉制度のはざまで、制度の支援の対象になっていない人、
 支援の対象なのに、専門家がいない、社会資源が不足しているため実際に支援を受けられない人、制度を知らず、対象となることを知らず、教えてくれる人、手伝ってくれる人もなくて取り残されている人、がいます。
 長期的に展望すると、今はよくても。福祉制度の対象になっている人も、将来国が福祉に使うお金が出せなくなり制度が縮小していったときには、すべり落ちてしまう可能性がある。

自分(だけ)で、「すくえて」いることは少なくないが

 足元の、自分自身の現場を考えてみよう。
 目の前に困っている人がきた。何重にも重なった困り事の数々……。苦労して、一つ一つの要因を解きほぐすことができたとしても、自分の専門外・「守備範囲外」のことには手が打てない。
 歯がゆい思いをしながら、たぶんここだろうと思う紹介先の連絡先を教えて、その後のことは「紹介先がなんとかしてくれていたらいいが」と祈るのみ。
「自分にできることはここまでだ、仕方がない」とあきらめている。

 今回のふわりんクルージョン(1月14,15日開催)では、「制度」(対象を特定し、支援量を決定し、提供する支援者を定める仕組み)を当てはめるだけでは解決できない、困っている人に対して、何かできないか?を、参加者全員で考えます。

 具体的なプログラム内容は、次回の記事でご紹介します!

ふわりんクルージョン申込みはこちら(NPO法人ふわりのページに飛びます)

【告知】ふわりんクルージョン1月14日〜15日開催!

詳しくは、またじっくり書きたいと思いますが、とりあえず告知です!

昨年開催され、後から知って「あー、参加したかった!!」と嘆いた人が続出したというイベントが、今年も開催されます。

・ふわりんクルージョン(社会的包摂・多文化共生・地域福祉)1月14日15日!の巻き: Hiromoto@toeda.blog.org
http://hiromoto.seesaa.net/article/240116234.html
<ふわりんクルージョン2012>
◯開催日時:2012年1月14日(土)〜15日(日)

◯開催場所:セントレアホール(中部国際空港)

◯参加費:7,000円

内容については、戸枝さんのブログ記事をご覧いただくとして(チラシと申込書があります)、
カイパパも、企画に参加しています。

今年も、湯浅誠さんが来ます!

「こんなことをやっちゃうよ」的な巨大ワークショップが今回の目玉です。
ふわりんクルージョンに参加することで、あなたが出会うべき人(普段の生活のなかでは出会えない人)と出会えるかもしれません。

他の予定をけとばしてでも、参加する価値があるイベントだと思いますよ。

さっそくスケジュール帳に書きこんで、申し込みを!

【おすすめ】名古屋市「障害者週間」記念のつどい

地下鉄のポスターで発見しました。

・名古屋市:「障害者週間」記念のつどい(暮らしの情報)
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000030096.html

12月4日(日曜日)に、中区役所ホールにて。

・映画「人生、ここにあり!」 *音声ガイド付。目が不自由な方はポータブルラジオ(FM)をお持ちください
(内容)イタリアで法律によって精神病院が閉鎖された実話をもとに作られたコメディ映画。病院を出た元患者たちと労働組合員が一体となって困難を乗り越え、前向きに生きていく姿を描く。
・講演
テーマ:「精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本」
講師:大熊一夫氏(ジャーナリスト)
・コンサート
出演:新垣勉氏(テノール歌手)

映画『人生、ここにあり!』は大プッシュです。知人が観に行って、映画のプログラムを見せてくれて、その内容があまりにもよくて、私も観に行きました。観に行ってよかった。

・人生、ここにあり!公式サイト
http://jinsei-koko.com/

大熊一夫さんの講演を聴ける機会もなかなかありませんよ。『ルポ・精神病棟』が有名です。
今回の講演テーマの本を書かれています。
精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本
精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本
クチコミを見る

個人的に、これから日本が成熟社会に変わっていく際に、イタリア人の生き方は参考になると思っています。

申し込み不要。先着順500名だそうです。お時間のある方はいかがでしょう。

明日、「風に吹かれて交流ひろば in 栄」

この前のおかざき福祉まつりが楽しかったので、地元のおまつりにも行ってみたいと思いました。

「2011 障害のある人もない人も 風に吹かれて交流ひろば in 栄」
明日10月9日日曜日午前10時から午後2時まで、栄の久屋大通公園もちの木広場にて開催。
模擬店やバザー、体験コーナーもあるようですよ。
愛知県自閉症協会も出展しています。

写真 11-10-08 9 26 54


12時半からの「ハンドインハンド」。これは?
マラソン選手・ボランティア・ひろば参加の皆さんで、同じ場所、同じ場所で手をつなぎ、もちの木広場を取り囲み、障害のある人もない人も共に生きるみんなの思いを形にしよう。

アートですね。おもしろそうですね。お買い物のついでにのぞいてみてはいかがでしょう。

おかざき福祉まつりに行ってきました

こうままさんの昨日のブログをみて、思い立って、「おかざき福祉まつり」へ行ってきました。

名古屋からだと1時間くらい。寒くもなく暑くもない行楽日和です。東岡崎駅からシャトルバスに乗って会場の岡崎中央総合公園へ。

IMG_1259
駐車場は満車。野外会場も大にぎわい。作業所や団体がたくさんのお店を出しています。

IMG_1230
体育館の中はこんな感じ。
さっそく岡崎キャラバン隊の「発達障がい体験」コーナーに行きました。

IMG_1239

「自閉症◯×クイズ」を手渡されました。答え合わせは、こうままさんがしてくれるようです。これは間違えると恥ずかしいなあ…と思いながら、真剣に解答。

「お願いします」とこうままさんに渡すと、「わぁ!来てくれたの!」とびっくりしてくれました。
Fmaturi-4
記念撮影ピース

答え合わせの結果は、1問間違えました。。。
「Q1 自閉症ってどんな人だと思いますか?」の問題で、「パニックを起こす人」を○にしてしまいました。
「パニックは、環境が整っていないせいで起こさせてしまうものなんですよ」とこうままさんがやさしく教えてくれました! そうなんです!!

Fmaturi-5これは、鏡の中の迷路だけを見てゴールまで辿り着く体験。ものっすごく難しかった。こうままが「早く早く!」「何やってんの!」とプレッシャーをかけるのでなおさらあせってしまいました。
なんとかゴールして、「難しいのによくがんばりましたね」と言われて単純にうれしかったです。これが、「こんなカンタンなこともできないの!」って怒られたらへこみますよね、ふだん私たちは「できて当たり前」という厳しい視線で子どもたちに接していませんか?という気づきもありました。


IMG_1245
自閉症についての説明や

IMG_1250
災害時の対応について


IMG_1242
子どもたちの元気な様子が展示されていたり


IMG_1253
タイムタイマーやコミュニケーションツール、イヤマフなども体験できました。
イヤマフは初体験だったのですが、つけると騒音が消えて(でも人の声は聞こえる)とてもよかったです。ひとつ欲しい。

別会場の防災コーナーには、
IMG_1256
「自閉症防災ハンドブック」と『大震災 自閉っこ家族のサバイバル』ちらしと「知ってほしいな 発達障害のこと」(岡崎キャラバン隊の紹介)も置いてありました。

一般向けの啓発のやり方の参考になりました。まつりに参加している人たちがみんな楽しそうでよかったです。
こうままさんのレポートはこちらです♪

・ザ・一般啓発!: こうくんを守れ!!!
http://koumama.seesaa.net/article/227518559.html

行き帰りの電車で『大震災 自閉っこ家族のサバイバル』を読むことができました(これ今日のもうひとつの目的だった)。すごい心が動かされました。感想は別記事で書きたいと思います。



<おまけ>
IMG_1304
グレート家康公「葵」武将隊 見参! 大人気でした☆

穴を見つける会:湯浅誠さんにお会いしました

穴を見つける会に行ってきました。 
反貧困―「すべり台社会」からの脱出』の著者、湯浅誠さんが今回参加してくださいました。

湯浅さんのインタビュー記事おすすめです。

・Business Media 誠:湯浅誠:批判されても、批判されても……貧困ビジネスに立ち向かう理由
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1005/28/news004.html

直接お話ができて、とっても刺激を受けました。スゴい会でした。

この会に向けて、勉強できたことも自分にとって意味がありました。

主催者のWさんとIさんはじめ参加者のみなさん、本当にありがとうございました。
まずは疲れを癒して、頭を整理してから、これからのことも考えていきたいですね。
貴重なご縁、これからもどうぞよろしくお願いします。

IMG_0973
湯浅さんに、カイパパ本『ぼくらの発達障害者支援法』をプレゼントしました♪

明日、穴を見つける会 2nd

明日あさってと、「穴を見つける会」の第2回が半田市であります。

前回は、あいまいな問題意識で参加して、もやもやしながら帰ってきたのですが、今回は、

「穴ができた」「穴にハマるようになった」背景をとらえたい

という問題意識で臨みます。

会の主催者であるWさんとIさんとも事前に打ち合わせができました。
カイパパは、マクロからのアプローチに挑戦する「マクロ班(別名:大風呂敷班)」を試みたいと思っています。

ひさしぶりに、たくさん勉強をしました。思ったほど、読みきれませんでしたが、「見通し」はよくなりました。
あとは、みなさんの脳みそと混ぜあわせてシャッフルシャッフル♪

もう少し勉強して、明日に臨みます。(あ、準備が先か)

行ってきました:障害のある方との共生社会を実現するための市民フォーラム

宣言どおり、行ってきました「障害のある方との共生社会を実現するための市民フォーラム」。
IMG_0856
会場のポートビル。
手前にあるのは、南極観測船ふじのスクリューといかりです。


一日集中力が続くか不安でしたが、大丈夫でした。座りっぱなしで疲れましたが、頭は活性化しています。

しょっぱなから、中島誠氏(厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課長)の「これだけあれば、役人の答弁はバッチリ」という96枚(!)のスライド資料から、45分間一本勝負で、エッセンス厳選紹介があり、「おおー、そうなっているのか!」と私の旧い知識が急速アップデートされました。
IMG_0859
熱血課長「必要なものは必要!障害者福祉予算は全然足りてないのだから毎年伸びて当たり前」。
おおーっ!(拍手)がんばってください!


午後は、中根康浩氏(民主)、衛藤晟一氏(自民)、高木美智代氏(公明)3人の国会議員によるセッション。
このお三方は、本当に情熱を持って障害者福祉に関わっていると生で聴いて実感しました。
主に、障害者基本法の改正と障害者虐待防止法の制定についてのお話でしたが、
今回の改正で「できたこと/できなかったこと」を明確に認めて語っているところがよかったです。
IMG_0863
左からコーディネーターの北岡賢剛さん、高木さん、衛藤さん、中根さん。
党派を超えて力をあわせている雰囲気がとってもよかったです。


物事は、漸進的に変えていくしかないのですから。今できるベストを。

6月14日に障害者虐待防止法が、6月15日に障害者基本法が衆議院で可決される見込みです。
3人からは「ついにここまでたどり着いた」という充実感が伝わってきました。
今日このタイミングで話を聞けたことで、私も、この2つの法を特別な思いをもって受けとめることができます。

IMG_0864
勉強しました。



おまけ──
IMG_0857
名古屋港は水族館だけじゃありません。
南極観測船ふじは一見の価値あり。等身大タローとジロー像もあるよ。

「障害のある方との共生社会を実現するための市民フォーラム」

正直に言います。

最近の障害者福祉をめぐる制度の変化について、フォローできていません。。。
私たちの暮らしに直接影響することなので、知っておかなければと思いつつ。

愛知県自閉症協会が会報と一緒に送ってきてくれた「障害のある方との共生社会を実現するための市民フォーラム」のちらしをつらつら眺めていたら。

ちらしに書かれた趣旨──
一昨年の政権交代により、政府は障害者自立支援法を廃止し、新たに障がい者総合福祉法を創設する運びとなりました。この内容を検討するために、障がい者制度改革推進会議総合福祉部会が設置され、平成25年8月の施行を目指し、活発な議論が交わされています。

書き出しから、何が書かれているのか「???」です。

さらに続きます。
障害者福祉が激動の時代を迎えている今こそ、障害のある方が地域でその人らしく生きるための市民としての共生、法律や制度、具体的仕組みなどについて、もう一度考える必要があります。それはどのような時代においても変わらぬ普遍的な理念であるノーマライゼーションを再検討することでもあります。このような状況の中、障害者福祉にかかわる人々のみならず広く市民とともに協働してノーマライゼーションや共生社会を議論する場が是非とも必要になっています。
(「趣旨」の全文はココ

なんか、すごいことが起きていて、もう一度考えなきゃいけないらしい!!
けど、ここで書いてある「普遍的な理念であるノーマライゼーション」って、誰が聞いても「これだ」とわかる普遍的なものなのかな? たぶん違うんだよね。だから「再検討」と言っているんだよね。
「広く市民とともに協働して」って、けっこう難しいよね。「障害者福祉にかかわる人々」さえも置いてけぼり感があったりもするんじゃないかな。おれだけ?
「ノーマライゼーション」と「共生社会」が並べて書いてあるけど、それぞれ、どんな定義で語られているんだろう? 「共生社会」って既に共通言語なのだろうか? 

茶化しているつもりは全然無くて、真面目に、この「状況」が難解なのか、単に文章のせいなのか。わからないわからないわからない。

……AWAYでLOSTな気分になりました。

こんな私がブログをやっていてもいいのでしょうか? 誰かにたずねたい気持ちでいっぱいです。

3年ぐらい不合格し続けた学校に、こっそり忍びこむような気持ちで、このフォーラムに行ってきます。
誰かに見つかったら叱られそうなドキドキ…

参加申し込みしたけど、ここに書いておかないと、逃亡しそうなので。あえて。
報告とかは、期待しないでください☆ 理解度50%目標!

あ、みなさんもぜひ。

・開催日時:2011年06月12日(日) 09:45〜16:45
・開催場所:なごやポートビル4階講堂(名古屋市港区港町1-9)

申し込みと内容詳細はこちらから。

会場で見かけても、そっとしておいてくださいねー

穴を見つける会(7)〜穴が広がり続けたら

穴を見つける会の報告最終回です。
連載記事です。(1)(2)(3)(4)(5)、特に(6)からの続きになります。

このまま行くと、穴はどんどん拡がっていく気がします。
個人がどのような“贖罪意識”をもとうとも、大きな流れは変えられない。

東日本大震災の影響で、日本はどうなるか。

数字を見ていきましょう。

例えば、自動車の生産台数が前年比5割に落ちている。生産が半減すれば、それだけ仕事がなくなります。仕事がないということは、職がなくなることに直結します。これが一時的なもので、すぐに挽回できれば雇用維持は可能ですが。

自動車産業の就業人口は、製造部門だけで88万人。販売・整備部門と資材部門も合わせると200万人を超えます(資料:日本自動車工業会)。失業者数と比較するとそのボリュームがわかります。

2011年2月分の完全失業者数(出典:総務省「労働力調査」基本集計PDF)は、302万人です。
月末1週間に少しでも仕事をした人は就業者に分類するので、パート・アルバイトや派遣・契約社員といった非正規雇用者は完全失業者数には含まれません。(参考:統計局ホームページ/労働力調査に関するQ&A

2010年10〜12月期調査の、非正規の職員・従業員は、1,797万人です。(正規は、3,354万人)
(内数:パート・アルバイトは1,238万人。労働者派遣事業所の派遣社員は92万人。契約社員・嘱託は331万人。出典:総務省「労働力調査」詳細集計PDF

2011年1月分の生活保護の受給者数は、199万9千人です。(出典:厚生労働省:福祉行政報告例(平成23年1月分概数) ※表の総数が、種類別扶助の延べ数になっているので、複数の扶助を受けている人がダブルカウントされている。実人数は、この表Excelがわかりやすい)

・asahi.com(朝日新聞社):生活保護200万人に迫る 1952年度以来の水準
http://www.asahi.com/national/update/0405/TKY201104050264.html
増加が目立つのは現役世代だ。金融危機後の09年1月と比べると、「高齢者」「母子」などの世帯が1.2倍程度。これに対し、「その他」世帯は約1.9倍と突出する。「その他」の世帯は全体の2割弱を占め、職を失った現役世代が多く含まれる。

上記の数字は、全て震災前の時点のものです。
もしも、穴にいる人の割合が増えていったら一体どうなるのでしょうか?

『ふわふわ vol.35』(PDF)(2010年12月発行。特定非営利活動法人ふわり編集)に、戸枝さんの書いた文章があります。
この国は。消費税の増税とか、介護保険料上げとか、いろいろやることをやったとしても。もう、すでに借金まみれ、超少子高齢化が止まる訳でなし。放っておくと、たくさんの人がホームレス化して行く可能性があるだろう。

そんな状態では、発達障害の人が、新たに直接サービスの対象になるという展望よりは、今、直接サービスを利用して暮らしている障害者の中からも、その傘から漏れる人が出ると考える方が、リアルじゃないだろうか。

そうだとして、どうするのか。

だから。僕達はみんな。ホームレスの方を、今、どうするのかを考え行動しないといけないのだと思う。その具体的行動が、すべての人の将来のセフティーネットになるのだと思うから。

発達障害の、知的障害の福祉関係者が張り巡らしたセフティーネットの網目をすり抜けた人達から、ホームレスが生まれている事実に。とりわけ、僕達、障害福祉に携わる人間は、何らかの答えを見つけないとダメだ。

僕達が、手帳があるとか、ないとか。そういう次元で物事を考え、仕事をしているのでは。この国の社会保障は、もう、持ち堪えない。

この文章は、もちろん震災前に書かれているのですが、これから先を予見していると思います。
だから、戸枝さんは湯浅誠さんに会い、「穴にいる人」のことを考えようとした。

それでも、まだ震災前は、「気づいているひとだけが危機感を持っている」状態でした。

「穴にいる人を救う」とかいう次元ではなく、「穴の中で大勢が暮らす」時代が来るのかもしれない。
たとえば、失業率が10%を超えてきたら、価値観が変わってくる気がします。「失業の日常化」とでもいうのかな。

(6)で書いたような、「お客様は神様です」、「より少ない人数でより高いサービスを」の圧力を、ゆるめてはどうか? それは、私たち自身が職業人として、“お客様”としての要求レベルを下げるということです。意識だけではなく、制度的にも。

仕事を創りだす人を励ますこと、仕事を分け合うこと、アンペイドの社会参加を楽しむこと──そんな程度しか、今は思いつかないけど。

穴の中で、みんなで助けあって暮らし、時々はお祭りを楽しむような時代も、ありえるのかな? それでも、死んだり、殺し合ったりせず、しあわせに暮らせるあり方を考えたい。

──こんなことを、考えるにいたりました。

穴を見つける会の連載は、いったん終わりです。

ブログに書いてよかったです。
これから先、自分が考えて取り組んでいくヒントをたくさん見つけることができました。

自分は、震災をターニングポイントにして、この「閉塞感」から光の射す方向へよじのぼっていけたらいいと考えています。

みなさんの感じていらっしゃることを教えてもらえるとうれしいです。
長文におつきあいいただき、ありがとうございました。

穴を見つける会(6)〜カイパパの感想

4月23日に参加した「穴を見つける会」。一週間かけて、報告を書いてきました。(記事(1)(2)(3)(4)(5)

なぜこんなに長々と書き綴ってきたか。会の趣旨を理解せず、「戸枝さんと永田さんに会えるから行こう」と気軽に参加してみたのですが、ずいぶんともやもやと考えさせられたからです。

今記事を読み返してみて、ようやく昨日の(5)あたりで、会の目的が自分なりに見えてきました。
「自分には関係がない」と思えば、「あー楽しかった」で終わったと思いますが、そうはいかなくて、ぐじぐじと考えさせられました。

もやもやするのにはわけがある。今日はそのわけについて、自分の感想を書いて、考えてみます。

「穴にいる人」を書きだしてみようというのが、最初のワークでした。
私は、色々と考えて、「キラワレモノ」というキーワードで書きました。

この、挑発的なキーワードを出したのは、「愛される人」との対(つい)だと思ったからです。
私も含め、障害のある子を持つ親は、「この子は一生誰かの支援を受けて生きていく。だから、他人から愛される人に育てたい」と考えるでしょう。人生をサバイバルする戦略として…。
(「愛される人」=「他人に受け入れられ易い人でなければ生きづらい」ということ自体それでいいのか?その前提を無条件でよしとするのはどうか?という議論は別の機会に。)

しかし、個人の特性や環境によっては、「愛される」とは限らない。
むしろ、現実には、「キラワレモノ」になり、「それは自己責任だ」としてはじきだされることが多々ある。

会の参加者が書きだした事例には、診断はないが発達障害があるのではないかと思われる能力はあるが対人関係でつまずいて働けなくなってしまった人が複数あげられていた。

話し合っていて、だんだん私は気持ちが重く落ち込んできた。それは、今みんなは「穴にいる人を助けるにはどうしたらいいか」を話し合っているのだけれど、自分は、自分の職場に「キラワレモノ」を許容して受け入れることはできないと考えている。

実際のところ、自分が、「穴に落としている人」だと思ったからです。

今、ほとんどの仕事が、サービス業化しています。顧客満足を高めるため、より複雑かつ柔軟に速いスピードで、仕事の質を上げていかなければなりません。その際に、チーム内でも、対お客様でも、対人関係を抜きには仕事ができません。しかも、「より少ない人数で」という効率化要求と同時進行で。

たとえば、安い居酒屋でも、「呼んだらすぐに注文を取りに来て、ミスなく即ドリンクを持ってくる」サービスが当然だと思っている。ちょっとでも遅いとキレるお客様は神様ですか? ここは、リッツカールトンじゃないのに。でも、「できて当たり前」になってきている。

私たちが、客として期待するレベルがどんどん上がってしまって、提供する側である私たちを追い詰めている。
自分たちで自分たちの首をしめあって、墓穴を掘りあっているようです。

正直しんどいですね。業務遂行能力が高く、かつコミュニケーション能力も兼ね備えたメンバーでなければ、チームは簡単に崩壊してしまうだろう。メンタルヘルスを損なう人たちが増え続ける理由も、同じなのだろうと思います。

私は、会の最後の感想で言いました。

「穴にいる人を救えないとみなさんは言うけれど、日々支援者として救えていることにも目を向けてください。そのほうが元気がでると思うから」

障害のある子を持つ親は、支援の充実を訴えます。「もっとやさしい社会を! この子たちの居場所を!」と。
けれど、一方で、職業人として、“お客様”として、「自分が、この子たちをはじき飛ばす側にいる」ことの自覚もある。
一人の人間の中にある、これは矛盾です。(福祉業界に転職をする親の気持ちもわかります)

「自分がいい仕事をして、国富を増やすことが、巡り巡ってわが子やお友だちが暮らしやすい社会をつくる」というのが、今までの自分に対する説明でした。

が、

どうだろう?

この10年ぐらいで、息が詰まるような生きづらさは加速しているように感じる。

障害のある子を持つ親として、「弱者」の立場だけ主張していればいいとは思わない。私の場合。
二面性があるから。

穴にいる人を考えるとき、私の中には、「罪ほろぼし」──のような意識が、ある、のかな。

最終回の予定でしたが、まだ書くことがあるので、続きます

★連載記事です。(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)

穴を見つける会(5)

穴を見つける会(1)(2)(3)(4)からの続きです。

そもそも、「穴」ってなんだろう?

これは、「貧困は、社会の死角」というタイトルのイメージ図です。
IMG_0503

「病院」「年金」「障害」と様々な制度から出ている光があります。

光は、指向性を持って、一方向に進みます。複数の光を出しても、光が当たらない狭間=死角ができます。

制度に張り付いて光をあてる(制度本位)←これが、現状

に対して、

人に張り付いて光をあてる(人本位)→パーソナルサポーター


ここで、連載(1)の戸枝さんの発言に戻ります。
「湯浅誠さんが言う、『パーソナルサポーター』ってどんな制度だ?と聞いても、話がかみあわなかった。
どうもこれは、制度じゃないようだ。

色々な制度がそれぞれ困っている人に光を当てて、救おうとしているが、制度の死角になっていて光が当たっていない、どの制度も対象としていない『穴』に落ちている人がたくさんいるだろう。
本当は困っているんだけれど、見えていない人たちに光をあてることができないか?

新たに制度を作る解決は、つくっても死角は残るわけで、それをどうしようか、を考えてみたい」

私なんかの発想だと、光源を増やす、光の当たる幅を増やして、死角を減らすという提案に行きたくなります。
発達障害者支援法は、法律制定→支援センター整備→見過ごされていた存在に気づく役割を果たしたと思っているから。

でも、会の後に、戸枝さんと話していて、気づいた。

◯「穴にいる」ということは制度を当てにくい理由がある。
⇒数が少ない?類型化しづらい?地続きになっていて区別ができない?流動的?などなど

◯制度によるアプローチがしづらく、支援資源(主体もお金も)も用意できるのかといったら、際限なく拡大していく必然をはらんでいる。

で、

穴を見つける会は、何を、したいのか? 何をやろうとしているのか?
(すみません。結論があるわけじゃなく、書きながら考えているので、もやもや・ぐるぐるしています)

穴を見つける会の開催チラシには、目標として、個人レベル=「一人ひとりが支援を“あきらめない”パーソナルサポーターになる」とありました。
これは、個人レベルでは、できそうなことです。

できそうだというのは、こういうわけです──

個人の「意識改革」によって
 ・できないと決めつけていた←その理由は「制度範囲外だから」「自分の専門外だから」
 ・やってみた←専門家の殻を破って、制度の枠を踏み越えて、手をさしのべる
 ・変化を起こせた!

──これは、今までも起きてきたし、これからも起こすことができる。
(ただ、私は、「意識改革」というアプローチには、構えてしまうものがある。このあたりのことは、いつか考え語ってみたいと思っています)

ヒントになりそうな、湯浅誠さんのふわりんクルージョンセッションでの発言を引用しておきます。
制度というものは必ず縦割りなんですが、問題は担い手が縦割りになってしまうことです。制度の縦割りを受け入れ内面化してしまうことに対し、それを自覚的に捉え直していれば、 こうした動きを色々なところにつなげていけると思います。

日本では非常に制度内ソーシャルワークが多く、その制度だけではカバーできないのが見えるはずなのに何もしません。そこをちゃんと問題にして、地域の中でできることがあれば作っていくことです。

「制度の縦割りを受け入れ内面化してしまう」ということは、誰しも心当たりのあることではないでしょうか。社会で働き、生活していく上で、「だから、仕方がない」と自分の中でつぶやく(自分を説得するため。言い訳。)

穴を見つける会の今回のトリガーフレーズは、「それはわかっているんだけれど、どうしようもできないんだよね」でした。「どうしようもできない」と言い切らなくても、「難しい」とひと言口にしてしまえば、思考が止まります

「意識改革」なんて、おおげさに言わず、この会では、思考停止をやめてみませんか?と提案しているのかな。
自分ひとりで社会の矛盾を背負いこむような気負いはキケン。
なので、この不思議な会に集まった仲間たちと、とりあえず、思考を進めてみませんか?と。

解決策や、制度提案が、ゴールではないんだ。
思考停止をやめる。
それだけでいい。

あとは、Let it roll!

(長々と書き綴ってきて、やっと会の存在意義が腹に落ちてきました。ここまでつきあってくださった読者の皆様ありがとうございます。わかりづらい連載記事ですよねー。でかすぎる問題に対するカマキリ的アプローチ。「このもやもやがタマラナイ」ってなったマニアのみなさまにはザンネン(?)次回最終回です(予定)。)

★連載記事です。(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)

穴を見つける会(4)

穴を見つける会(1)(2)(3)からの続きです。

ワークショップの内容は、前回までの記事で書きました。今回は、もらった資料の復習をしてみます。

【本人を取り囲む構造図】

IMG_0500

この図について、ワークショップの終わりに、戸枝さんが説明をしてくれました。

「本人特性」の左右に「個人」「環境」が書いてあるところが一番印象に残りました。
「個人」がもつ特性がまずあり、そこに「環境」が掛け合わさって、「本人特性」が決まってくる。

たとえば、「個人」が持っている自閉傾向は、先天的なものだが、家庭や学校、職場といった「環境」によっては、プラスに転じる可能性がある/あった。
しかし、生まれ育ってくる間の、不適切な関わりや誤学習…、そして、今ここにある無配慮な環境によって、「障害」と呼ばれる「本人特性」が出てくる。

もって生まれた発達障害は、選んだわけではない。
早い時期に気づいて、環境を整えてあげられたら。障害の重い軽いに応じた、必要なサポートを切れ目なく続けていけたら。
実は、「本人特性」はマイルドなものになり、生きやすさは増すんですよね。

この図でいう「個人」(生まれついたもの)だけで、決定してしまうわけじゃないんだよな。
また、育ちの履歴で、決定されてしまって、もう変更が不可能なものでもない。
いつだって、今ここにある環境を整えることはできるから、「遅すぎる」なんてことはないんだ。

──と、単純な図を見ながら思いました。(今、もう一度再認識しました)

残りの、矢印と、2つの◯の説明をしますね。

本人特性から「制度」に向かって出ている矢印は、「申請」を意味しているのだと思います。
本人の求めを受けて、制度が「ここに支援が必要な人がいる」という信号を、「社会資源」に対して発して、支援が稼動し始める。

矢印が、出ない。あるいは、途切れる、という状態を思い描くと、「制度の光が当たらない穴」の存在が浮かび上がってきます。

「制度」がない。
本人の「申請」ができない。
「社会資源」がない。足りない。

どうなる?
=サポートゼロ……

「社会資源」の◯には、「フォーマル」と「インフォーマル」があります。
これは、制度化された社会資源(フォーマル)は、支援対象を特定するので、必然的にタテ割的になるのに対して、制度化されていない社会資源(インフォーマル)は、複数の主体が、横串でつながってサポートができる(可能性がある)ことを示しています。

戸枝さんのお話──
制度化すると対象別になってしまう。

セーフティ「ネット」は、穴があるから、セーフティ「シート」にならないかな。

それは、機能別につながる、ユニバーサルな支援と考えているのだけれど。
そのためには、支援者が専門性の殻を壊して、つながらないとできない。
どう思う?

(何人の人が読んでくれているか不安を覚えつつ、続きます)

★連載記事です。(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)

穴を見つける会(3)

穴を見つける会(1)(2)からの続きです。

穴を見つける会は、今回で終わりではなく、続きます。

第1回「穴にいる人の事例出し&穴を仮定する」(4月23日)←参加しました。
第2回「穴の確定&穴を埋める方法を考える」(6月25,26日)
第3回「湯浅誠さんに報告に行く」(7月予定)

なので、第1回では、事例を共有し合ったところで終了となりました。なんというか、もやもやが残っています。

第2回で、そのもやもやが解消するかといったら、どうもそのようにも思えません。それは、悪い意味ではなく、この会自体が、手探りだからです。

この会の目的は、単に自分が目にした「穴にいる人」のことを話してガス抜きをすることではないでしょう。
かといって、直接支援のためのケースカンファレンスでもありません。
困難事例を集めて、「こういうサービスが必要です」という施策提案をするものでもありません。

いったいどこに着地するのか? わからないまま、ワークショップ中も考えていました。

懇親会で、起業支援ネットの鈴木さんと「このワークショップってどこに着地するんでしょうね?」と話をして思ったこと。

このまま、もやもやしたままいくのかもしれません。
「なんかこう、見過ごせないというか、もやもやしてるんだよね…」という問題意識の人たちが集まって、ゴールも模索しながら、ワークショップの進め方自体も、これでいいの?と迷いながら、手探りで考えていくプロセス自体に価値があるということなのかな。

もう少し続きます

★連載記事です。(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)

穴を見つける会(2)

昨日の記事「穴を見つける会(1)」の続きです。

穴を見つける会の第1回の目的は、「穴にいる人の事例(データ)出しと穴を仮定する」ことでした。

まず、「それはわかっているんだけれど、どうしようもできないんだよね」と、言われてしまっている人を思い出して──
◯穴にいる人

◯困っている(いた)こと、苦しんでいる(いた)こと

◯どうしてその状況に陥ったか(プロセス)

◯その人を取り巻く環境(人とのつながり等)

を参加者がシートに書きだして、ペアでエピソードを共有しました。

そのあと、壁に貼り出して、「いったいこれはどんな穴なんだろう?」という話し合いをしました。

IMG_0496

シートに書き出された事例は様々でしたが、全くバラバラかというとそうではないように思いました。

<複合的>
 たとえば、DV被害、精神障害、要介護の親をもつ、外国籍、と重なりあった家庭など

<支援の手が届かない←申請主義ゆえ>
 知的障害をもつ親と専門的療育を必要とする子どもの組み合わせ(複合的とも言える)

<障害認定はなくて、支援がなく、本人自覚もなく、働けない>
 軽度知的障害や発達障害(アスペ?高機能自閉症?)、境界性人格障害?

などが、複数共通して出ていました。

障害者の就労の場を提供しているNPO法人からの参加者のことばが印象に残っています。

「障害者手帳が取れれば、福祉的就労で働いてもらえるかもしれない人だけど」
「でも、『こんな単純で簡単すぎる仕事は嫌だ』と拒否されるかな」

……職を得て、働いて、お金を稼ぐことが、難しい。

続きます

★連載記事です。(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)

穴を見つける会(1)

昨日、「穴を見つける会」に参加してきました。「穴を見つける会? なんじゃそれは?」と思われると思います。

これは、昨年12月に開催されたふわりんクルージョンの分科会「湯浅班」(湯浅誠さんが班長となり、「パーソナルサポーター」について考えた会)の続きをその時の参加者が主体となってやろう!という会でした。

・穴をみつける会(案内)
http://fuwari.tv/fuwafuwa2/anawomitukeru35.html
世の中の問題を「しかたない」で終わらせず
「どうしようか?」
とみんなで考える
一歩をみんなで踏み出しましょう。

光のあたらない深い穴の中で苦しんでいる人はだれか?
湯浅さんから学んだ「ステップ」
“〃蠅鬚澆弔韻襦 会 の開催。
〜光の当たらない穴の中で苦しんでいる人はだれか? 〜
を話すためにみなさんと集い、定期的に継続しながらステップを進んでいきたいです!

カイパパは、ふわりんクルージョンには参加していません。たまたま、Facebook経由で戸枝さんのブログで案内をみて、久しぶりに戸枝さんにも会いたいし、反貧困の話は気になるので参加してきました。
湯浅誠さんは、震災の仕事で参加できませんでしたが、20名くらいの様々な立場・属性の参加者が集まったワークショップは刺激的でした。

IMG_0493冒頭の様子。戸枝さんが今日のワークショップの問題意識を語る。

「湯浅誠さんが言う、『パーソナルサポーター』ってどんな制度だ?と聞いても、話がかみあわなかった。
どうもこれは、制度じゃないようだ。

色々な制度がそれぞれ困っている人に光を当てて、救おうとしているが、制度の死角になっていて光が当たっていない、どの制度も対象としていない『穴』に落ちている人がたくさんいるだろう。
本当は困っているんだけれど、見えていない人たちに光をあてることができないか?

新たに制度を作る解決は、つくっても死角は残るわけで、それをどうしようか、を考えてみたい」

続きます!

★連載記事です。(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)

角田みすずさん「災害時のメンタルヘルス(自分を落着かせる方法)」

今日は、心待ちにしていた講演会に行ってきます!

・【講演会】3月26日:角田みすずさん:「はたらく大人にするために」〜家庭で何を育てるか〜
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/52254878.html

crvmainさんの障碍を持った人の雇用ブログ経由で、角田さんの「災害時のメンタルヘルス(自分を落着かせる方法)」を読みました。
震災から派生する二次的な災害も起こっており、皆さま心配も大きいと思いますが、
まず、ご自身の安全を確かめ、自分を落ち着かせて下さい。
これは、援助者・世話をする立場の人にとって、一番大事なことといわれています。
ミラーニューロンというものがあって、「落ち着いている」神経は、「落ち着きをうつす」ということがわかってきています。
まず、自分が落ち着いていることが、周囲の人にとって役に立ちます。

具体的な、自分を落ち着かせる方法が書かれていますので、とても参考になりました。

飛行機で事故の際に、最初にやらなければならないことは、「自分の酸素マスク」を着用することです。
そうすれば、より多くの人を救う可能性が上がります。
「自分の酸素マスク」を着用しないで活動すると、みなが共倒れになってしまう危険があります。

とても大切なことですよね。

角田さんの、親・ジョブコーチ・臨床心理士という特性(そして優しい文体)を知り、ますますお話を聞くことが楽しみになってきました。

今日会場でカイパパを見かけたら、お気軽に声をかけてください^^!
(既に満員御礼のため、当日参加はできません。ごめんなさい)

【講演会】3月26日:角田みすずさん:「はたらく大人にするために」〜家庭で何を育てるか〜

おすすめの講演会の紹介です。カイパパも申し込み済みです。

愛知県自閉症協会父親部企画セミナーです。
(3月2日追記:満員のため、参加申込を締め切りました)
http://homepage2.nifty.com/tubomi-aichi-autism/Papa201102.mht
テーマ; 「はたらく大人にするために」 〜 家庭で何を育てるか 〜

自閉症の人たちが、明るく元気に働けるようになることは親だけでなく関係者みんなの願いです。
でも、漫然と学校を出て就労先を見つけるだけでは、元気に働き続けられるわけではなく、小さな頃から日々の暮らしの中で、その力を育てていくことが大切です。

今回は、母親でもあり、ジョブコーチ・ネットワーク事務局(以後JCネット)の角田みすずさんをお招きし、ご自分が子育てを通して身に付けさせた”はたらくための力”をお聞きするセミナーを開催します。

普段の生活に活かせるヒントを皆さんで沢山見つけましょう!

・講 師; 角田(つのだ)みすず さん
     *NPO法人ジョブコーチ・ネットワーク事務局、臨床心理士
20歳の自閉症の末っ子を持つ3人の母。平成11年から、自閉症の人の地域生活を支援する社会福祉法人「やまびこの里仲町台センター」に勤務し、在職中に臨床心理学修士を修める。平成18年からJCネットで、ジョブコーチの養成に携わる。東京、神奈川でカウンセラーとして療育相談も実施。

・日 時; 平成23年3月26日(土)13:30〜16:30(受付開始13:00〜)

・場 所; ウィルあいち セミナールーム1・2(名古屋市東区上竪杉町1番)

・参加費; 会員=無料、会員外=1,000円(当日お支払い下さい)

・定 員; 100名

  締 切; 平成23年3月10日(締切日前でも定員に達し次第締切)

・主 催; 愛知県自閉症協会(つぼみの会)

・共 催; あいち発達障害者支援センター・名古屋市発達障害者支援センター

【申込方法】 往復はがきで、必ず事前にお申込下さい。お申込ハガキは1人1通のみ有効です。


どんなお話になるでしょう?

「障碍を持った人の雇用」ブログ(このブログ自体もオススメ)、2007年3月の記事が参考になります。

・障碍を持った人の雇用 : はたらく大人にするために 家庭で何を育てるか
http://blog.livedoor.jp/crvmain/archives/50156811.html
発表者は、角田みすず さん(自閉症ネットワーク、)で、サポートする立場もお持ちのようだが、当事者の保護者として、自閉圏のこどもを中心に,人として社会参加していくときに共通の「土台となる基礎工事」を家庭内の家事の達人を目指してはどうだろうか?と言う提案である。

家庭内の職務ともいうべき「炊飯」「掃除」「皿洗い」「在庫管理」「金銭管理」「体調管理」を少しでも経験させ,自分のものにすることが社会に出るときに大きな力になるということのようだ。

そして「子供に育てたいこと」として

^嬪澆魄蕕討
⊃佑魄媼韻垢襪海
たくさんの直接経験とそれを礎にした間接体験
ぜ最垠亳海箸修海ら得られた成功体験(満足・自信)
ソわり(納得)を作ること
Ψ兮海垢襪海函⊃焚宗θ展すること
Г△い泙い鬚Δ韻い譴襪海
┝分で考える事・経験を振り返る

ことを挙げている。

言葉にすると大袈裟になるきらいもあるし、個人差の問題、家庭の状況によって「そこまでできない」ケースも多いのだろうが、「ぞうきんが絞れない、次の指示を聞くことが出来ない、買い物が苦手など」が、就労後の繰り返しのなかで、能力を獲得していくことを目の前でみると、家庭でその子のできる範囲で、例え短い時間でも経験・習得させることが有効だと切実に思う。

家庭でできることから始めて、就労につなげる。幼児・学齢期の今から始められる具体的な取り組みのヒントが得られそうですね。

ピンと来た方は、お早めに往復はがきでお申し込みを。

講演会:地域住民による地域住民のための権利擁護事業シンポジウム

先日2月20日(日)に『実は身近な発達障害〜ひとりひとりがありのままに〜』のトークショーを聴きにいってきました。出演は、明石洋子さん、明石徹之さん、内田勝康アナ(NHK)。よかったですよー。

ありのままの子育て著者の明石洋子さんとは、2003年3月に、愛知県自閉症協会父親部の最初のイベント「父親部キックオフ会」にゲストとしてお迎えして以来のおつきあいです。今回、久しぶりにお話を聞かせていただき、あらためて、私自身、初心に立ち返ろうと思いました。

このトークショーのレポートは、カイパパ通信blogでもしていきたいと思っていますが、
今日は、明石洋子さんから、「ぜひ告知をお願いします」といただいたシンポジウムの情報をお届けします。
「成年後見制度だけで人権は守られるか!地域住民による地域住民のための権利擁護事業シンポジウム」

・日 時:2011年3月5日(土) 13:30〜16:30(13:00より受付開始)

・場 所:川崎市国際交流センター 1Fレセプションルーム

・〒211-0033 川崎市中原区木月祇園町2番2号 Tel 044-455-1109

・参加費:500円(川崎市に於ける成年後見制度アンケート集計分析報告書等の資料代)

・定 員:150名

・プログラム
 挨拶と報告 : 明石 洋子(NPO法人 かわさき障がい者権利擁護センター 副理事長) 13:30〜

 第1部 : 基調講演:大屋滋氏「親亡き後も地域で生きるために」 13:40〜
 (一般社団法人東総権利擁護センター理事長・千葉県自閉症協会会長・旭中央病院脳神経外科部長)

 第2部 : 当事者アピール「自分らしく生きる」(当事者数名) 14:40〜

 第3部 : シンポジウム「親亡き後も地域で暮らす〜地域での見守り支援者つくり〜 15:15〜
  シンポジスト:専門家(大石 剛一郎弁護士)、親(並木 隆氏)、きょうだい(田部井 恒雄氏)
  行政:左近 志保氏 (川崎市健康福祉局障害計画課・課長)、地域の人:(依頼中)
  コーディネーター:赤塚 光子氏(川崎市自立支援協議会会長・サポート研会長)

■ 主 催 「地域住民による地域住民のための権利擁護事業」実行委員会
■ 共 催 NPO法人 かわさき障がい者権利擁護センター


障害者、高齢者を狙った詐欺や身内や権利を守るべき立場にいる者による権利侵害など、ニュースで見聞きします。子どもが成長して、親亡き後も地域で暮らし続けるためには、権利を守る仕組みが必要です。

成年後見制度の充実・活用ももちろん進めていかなければなりませんが、その制度だけでいいのか?
地域での(普通の身近な人々の)見守り体制のようなものがあればいいな!
それを築くために私たちにできることは何か?

──といった内容ではないかと、カイパパは想像しています。

私は残念ながらこの日別の予定が入っていていけないのですが、
お近くの方、ぜひこの機会に、勉強を始めてみませんか?

当日参加もOKだそうですが、できれば事前申し込みをお願いします。

チラシ・申込書↓
http://kaipapa.livedoor.biz/files/20110305akashi.pdf

明日3/23開催「堀田あけみトークライブ」@イオン熱田店

■明日3/23開催:「堀田あけみトークライブ」@イオン熱田店

 アスペエルデの会さんから、コメントでご案内をいただいていました。明日です! ご都合のつく方はぜひご参加ください。カイパパは金曜日なので参加できませんが、感想など教えてもらえたらうれしいです。
<楽しい子育て応援団 堀田あけみトークライブ>
“ 発達障害だって大丈夫 ”
・開催日時:3月23日(金) 午後1時30分〜午後3時
・主催:NPO法人アスペ・エルデの会など
・会場:イオン熱田店 1階バンブーガーデン前

<楽しい子育て応援団 堀田あけみトークライブ>
“ 発達障害だって大丈夫 ”
●トークゲスト 堀田あけみ(作家)
●聞き手    辻井正次(中京大学社会学部教授)
『発達障害だって大丈夫』をご持参いただければ堀田さんのサインをもらうことは可能です。
イオン熱田店さんの社会貢献事業でもあります。無料ですし、特に申し込みなど必要ありません。
【過去記事】どきどきしながら読んでいる〜『発達障害だって大丈夫』(2007年02月03日)

支援セミナー:アンケートご協力ありがとうございました!

つぼみパパロゴ■支援セミナー:アンケートご協力ありがとうございました!

 バタバタしているうちに気がついたら「自閉症児・者のための支援セミナー〜就労支援最前線!『知りたい! 何が必要なの?』」の開催から1週間が経っていました。

(参考)ジョーさんの報告記事
・ジョーの発達障害サポート研究室☆: ■平成18年度自閉症支援セミナー
http://tamago-picture-world.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/18_6da9.html

 カイパパ通信で、繰り返しアナウンスをしてきました「シンポジウムアンケート」ですが、皆様方のご協力により、セミナー参加者158名(申込者181名)のうち、140名の方から回収・集計することができました。なんと、89%の回収率の快挙です!
 昨年実施した際には6割程度でしたので、みなさまのご理解とご協力に感謝の気持ちでいっぱいです。

 今回は、基調講演開始前に、ほとんどの方がアンケートを提出してくださったので、アンケート集計センター(実は、物置部屋)のアンケート集計専属スタッフ(実は、父親部)も余裕を持って任務を遂行することができました。

syuukeicenter 集計センターの様子。左奥が「センター長」yagさん、右が「集計のベテラン」Austinさん、左手前がカイパパ。

 うれしかったのは、集計結果から、私たちの予想とは異なる結果が明らかになったことです(例:知的障害のない発達障害のある方に関わっている参加者の割合が多かった、保護者、教員、福祉関係者など立場によって、「就労に必要な能力」についての考えに差があることなど)。主催者の思い込みではなく、直接参加者の意見を聞いて進める「良さ」を実感できました。

 とはいえ、シンポジウムの本番でいきなり、アンケート結果のグラフを見て、進行していくコーディネーターとシンポジストの皆さんは大変だったと思います。しかし、一つ一つの問題提起に誠実にお答えいただき、とても参考になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

 また、昨年と続けて参加された方から「今年のアンケートは昨年に比べて答えやすかった。回答を考えるときに、我が子のことを振り返り、気づきがあった」という声をいただいたり、「アンケートを提出してしまったけれど、参考にアンケート票を持ち帰りたい」といった要望をいただいたりと思いがけないお褒めの言葉をいただきました(*^^*)

 セミナーの詳しい報告は、自閉症協会愛知県支部の会報およびHPに掲載予定です。お楽しみに!

★セミナーにご参加されたみなさまへ

 よろしければ、セミナーの感想を、この記事へコメントしてください!

自閉症セミナー:いよいよ本日です!

つぼみパパロゴ■自閉症セミナー:いよいよ本日です!

 いよいよやってまいりました。
「自閉症児・者のための支援セミナー〜就労支援最前線!『知りたい! 何が必要なの?』」本日開催です!

 地図とタイムスケジュールは、こちらの記事をご確認ください!

 会場の朝日ホールは、朝日新聞名古屋本社の15階です。
 1階正面入り口からお入りください。12時頃に開きます。

 守衛さんがいますが、もし尋ねられたら「自閉症セミナーに参加します」と言ってくださいネ。

 余裕をもっておいでください☆

 会場に着いたら、受付を済まし(「参加証」ハガキをお忘れなく!)、シンポジウム・アンケートを回答してから、ゆっくりと書籍販売コーナーなどご覧ください。

 主催者一同お待ちしております!

■シンポジウムアンケート事前記入のお願い

■シンポジウムアンケート事前記入のお願い

「自閉症児・者のための支援セミナー3〜就労支援最前線!『知りたい!何が必要なの?』〜」いよいよ次の日曜日(2月18日)です。
 お申し込みいただいたみなさん、準備はOKですか? 当日は「参加証」をお忘れなく!

【カイパパ通信:紹介記事】
案内チラシPDF
タイムスケジュール
基調講演講師のご紹介
シンポジストのご紹介
昨年(2006年)のセミナー記事の紹介など
シンポジウム・アンケート

★シンポジウムアンケート事前記入のお願い

 参加者のみなさんには、アンケートに答えていただき、その集計を会場で行い、第2部のシンポジウムは、このアンケート結果をもとに進めていきます。

 当日は、200名近い方のアンケートを3名体制で、一気に集計します。講演開始前にどれだけアンケートを回収・入力できるかが成否を分けると考えています。

 カイパパ通信blog愛読者の皆様にお願いです。もしよろしければ、こちら↓のアンケートに事前記入していただき、会場にお持ちください。

自閉症セミナー「シンポジウム・アンケート」(PDF)

 ご協力ありがとうございます!

2月18日自閉症セミナー:シンポジウム・アンケート!

■2月18日自閉症セミナー:シンポジウム・アンケート!

 2月18日開催の、「自閉症児・者のための支援セミナー〜就労支援最前線!『知りたい! 何が必要なの?』」は、参加者のみなさんと一緒に作り上げていくセミナーを目指しています。

★「シンポジウム・アンケート」今年もやります!

 そのために、昨年のセミナーでも実施し、ご好評いただいた「シンポジウム・アンケート」を今年もやります!

自閉症セミナー「シンポジウム・アンケート」(PDF)←開けて見てね。

 セミナー参加者全員にアンケートに答えていただきます。そして、その集計を会場で一気に行い、第2部のシンポジウムは、このアンケート結果をもとに進めていきます。

 会場にいるみなさんが、どんな方々で、どのような思いを持っておられるかがわかった状態で進めるシンポジウムは非常にエキサイティングです。

★「集計は、リアルタイムで行われている」「24」の真似)

 今回カイパパは、アンケート入力部隊に加わっています。「200通のアンケートを、わずかな時間で集計しきれるのか? 大丈夫か?」というスリルも、(自閉症セミナーの主旨とは全く関係ありませんが)楽しんでいただければと思っています(^^;

★セミナー参加予定のみなさまへ

 リアルタイム集計は、綱渡りです。「基調講演が始まる前に何割を回収できるか」が成否を分けます。
 当日受付時に「アンケート」をお渡ししますので、講演が始まる前に回答していただけると誠に助かります!

 カイパパ通信blog愛読者のみなさまは、「シンポジウム・アンケート」(PDF)をプリントアウトして事前にご記入いただき、当日会場へご持参いただけると非常にスムーズです。
 毎度充実の「書籍販売コーナー」も、ゆったりと満喫できますので、事前記入&ご持参をおすすめします(^^)

 ご協力よろしくお願いします☆


※※セミナー参加申し込み、本日(2月10日消印有効)締切です※※
 詳しくは、こちらの記事をご参照ください。

2月18日自閉症支援セミナー:スケジュール

つぼみパパロゴ■2月18日自閉症支援セミナー:スケジュール

 自閉症児・者のための支援セミナー〜就労支援最前線!「知りたい! 何が必要なの?」のいよいよ申込締切(2月10日消印有効)迫る!です。
【日 時】: 平成19年2月18日(日)13:00〜16:00

【場 所】: 朝日ホール(朝日新聞社名古屋本社15F)(地図
(地下鉄伏見駅下車Ы亳より徒歩5分ヒルトンホテル西隣)
 セミナーは、基調講演(講師の紹介記事)とシンポジウム(シンポジストの紹介記事)の2部構成です。

 タイムスケジュールは、このようになっています。
13:00〜 開会・ごあいさつ
13:05〜14:05 基調講演
(休憩)
14:25〜15:55 シンポジウム
〜16:00 閉会・ごあいさつ
「3時間フルに参加は難しい…」という方も、ご都合に合わせて、基調講演だけ、あるいはシンポジウムだけでもご参加くださいね☆

 申込方法は、こちらの案内(PDF)をご覧ください。申込期限は、2月10日(消印有効)に延長されています。あと2日です!

2月18日自閉症支援セミナー:シンポジストのご紹介

つぼみパパロゴ■2月18日自閉症支援セミナー:シンポジストのご紹介

 セミナー第2部は、保護者の方、雇用されている企業の方にシンポジストとして加わっていただき、講師の宮崎さんとともに、シンポジウム形式で進めていきます。
 今日はシンポジストのお二人をご紹介します。

★シンポジスト:田所廣子さん(保護者)

 田所さんの息子さんは、2歳のとき自閉傾向の診断を受け、高校卒業後、一般企業に就労され、以来13年間勤務を続けられています。

 田所さんからは、子育ての際の工夫や、就労を続けていくためのご苦労やサポートのあり方についてお話をしていただきます。親の願いや心配など、普段感じておられることも含めて、生の声を聞くことで、「働く」ことの意味がより一層鮮明に見えてくることでしょう。

★シンポジスト:鶴田 清さん(株式会社江戸屋社長)

 鶴田さんは、大学卒業後、6年間小学校で先生をなされた後、平成元年に江戸屋クリーニングに入社され、積極的に障害者雇用をすすめておられます。
 私の手元に、鶴田さんの思いをつづった文章があります。以下はそこからの引用です。
(1)入り口 単純労働者として
 人手確保のため雇用を拡大をすすめる。そして、助成金等の存在を知り、それを活用しつつ、さらに雇用者数を増やしていく。
・バブル崩壊による他企業からの解雇者の雇用(+4名)→ワークシェアリング

(2)定着の難しさ(保護者の援助と本人の興味)
 同時に障害者の職場定着の難しさを実感することになる。この頃から、入り口だけを考えていてはダメだと考え始め、働く喜びのために障害者が余暇の楽しみを持てるといいなと思い、さまざまな行事を企画し、保護者を交えて行った。

(3)雇用の限界(当時8名雇用)
 ある時、職安からの紹介で、トライアル雇用の制度を使って一人の女の子と出会う。その子のできる仕事はあるし、本人もまじめでやる気もあるが、正規の賃金を払うのは難しく、会社の枠の中で雇用するのは、無理と判断した。しかし、

「金が欲しい訳ではないのです。毎日通う場所がほしいのです。」との保護者の言葉とその子のがんばりが忘れられなかった。なぜ、受け入れられないのか。

 また、就労している障害者の定着率は高まってきたが、加齢による作業能力の低下などの雇用の継続の難しさと向き合わなければならなくなった。いままで、がんばって働いてきて、その子の仕事はあるが、それに対して賃金を支払うことは会社に無理がきだした。でも、それだから会社から放り投げるのは・・・。現状の制度の中では・・・
 このような思いから、鶴田さんは、「障害者雇用に積極的な企業」というスタンスから一歩踏み出され、就労支援、家庭支援、生活支援にも関わっていく「サンタ村」(←ぜひクリックを!)という団体を設立されています。

・サンタ村HP:サンタ村の活動
http://www.hm8.aitai.ne.jp/~isouthx8/santa1.htm
■サンタの工場(就労支援・・・株式会社 江戸屋にて)

【趣旨】働いてお金を得る事以上に、実際の企業現場で色々な人達と混在しながら、共に働く事を通して社会のルールを身に付ける。人間的成長を目的とし、就労はその手段として考える。障害をみんなからの個性として存在する。

●【ポイント】社会性を身に付ける(脱! 囲われた空間)

・挨拶などの基本的生活に必要なコミュニケーション

共同作業を通して、ねばり・がまん・ゆずりあい・思いやりなどを学び自分一人でなく仲間の存在を知る。

・多くの仲間の存在

●【手段】

≪ナチュラルサポート≫(周りの人が→まず理解を)・・・従業員
・多くの人々と同じ空間での作業だけでなく、仕事をしながら、周りの人が自然にその子を支え、理解する。

≪ステップ就労≫(作業所以上企業未満)・・・会社
・能力に差に関係なく、その子なりの頑張りを認め、いつまでも会社の中に存在出来る就労形態

≪サポート≫(仕事の細分化・作業以外の問題)・・・職員
・現場の従業員と同じように働き、指導員としてでなく、従業員と同じ視点で
・基本的作業は周りの人が教え見守る。各個人の障害の特性に合わせて出来るように作業の工程や道具を工夫する。
・就労や生活面のトラブルを本人・家庭−会社のパイプ役として解決する。
 どうです? びっくりしませんか? 「人間尊重」を企業理念に掲げる会社は多いけれど、志や信念のようなものがないと、障害者雇用を積極的に行い、雇いつづけていくことは、やはりできないのかもしれない?という思いを私はいだきました。

 鶴田さんからは、厳しい現実とそれに立ち向かうための「サンタ村」の試みについてもお聞きできたらと思っています。

★コーディネーター:父親部部長 大森さん

 就労支援を行う宮崎さん、雇用する側であり、支援者でもある鶴田さん、親である田所さん。紹介記事を書いていて、私自身もワクワクしてきました☆

 そして、このお三方のご意見を引き出すコーディネーターは、父親部部長の大森さんです。昨年の支援セミナーでも、楽しい進行で大変ご好評をいただきました。今年は「エポックメーキングなシンポジウムになるのでは?」と本人も意気込みを語っております。

 申し込み締め切りは、2月10日(消印有効)です。往復はがきでのお申し込みが必要です。詳しくは、こちらの案内(PDF)をご覧ください。お急ぎください!

自閉症支援セミナー:講師 宮崎潔さんの紹介

つぼみパパロゴ■自閉症支援セミナー:講師 宮崎潔さんの紹介

 2月18日のセミナー(詳しくは昨日の記事をご参照ください!)は、基調講演とシンポジウムの二部構成となっています。
 講師は、名古屋市障害者雇用支援センター所長の宮崎潔さんです。

 宮崎さんの略歴は、以下のとおりです。

・1975年 大学卒業
・1978年 愛知県障害者職業センターカウンセラー
・1989年 三重県障害者職業センターカウンセラー
・1999年 名古屋市障害者雇用支援センター所長 現在に至る

 ご覧のとおり、障害者の就労一筋にご活躍されてきた方です。
 そして、これまでの功績と、第6回(2005年)ヤマト福祉財団 小倉昌男賞を受賞されています! すごいすごい。

・財団法人 ヤマト福祉財団:ヤマト福祉財団 小倉昌男賞の贈呈 第6回受賞者一覧
http://www.yamato-fukushi.jp/works/award/06.html

◆「ヤマト福祉財団NEWS No.9」から引用
障がい者の就職支援一筋に30年近く尽力されてきた宮崎さんは、名古屋市障がい者雇用センター所長に就任してからの6年間で、138名の障がい者を一般企業への就職に成功させました。

全国14カ所の雇用センターの中でもトップの実績です。

しかも、ほとんどの障がい者が定着しています。

職業訓練をできる限り一般企業で行い、働く心構えと社会性の育成を心がけてきました。その実習のための協力企業の解体区、早めの実習活動、また余暇活動による仲間意識を育て、働き続ける意欲を育てています。

さらに、定着支援のための職場訪問を、年間1200回という気の遠くなるような努力を続けています。

 宮崎さんは、2005年に発達障害者支援センターの設立検討を行った、名古屋市発達障害者支援体制整備検討会のメンバーでもあり、検討会の席でも毎回筋の通ったご意見を発しておられたと、出席していたジョーさんから聞いています。

 私は以前、あさみどりの会で宮崎さんが講演された記録を読み、お話をお聞きしたいと思っていました。今回その願いがかなうのがとてもうれしいです。

「年間1200回」の職場訪問は、生半可なことではできません。「信念」あるいは「使命感」とでもいうべき「何か」があるのではないでしょうか?

 現実を見据えた、耳が痛くなるような本音のお話が聞けると思います。
 宮崎さんのお話は、専門家にとっては背筋を正すような刺激となり、親にとっては「愛知県にこのような方がいらっしゃるんだ!」という希望となることでしょう。

 この貴重な機会を逃したくないあなたは、往復ハガキを買いに郵便局へ急げ!です(^^) 締切は、2月10日(消印有効)です!

自閉症支援セミナー(2月18日):申込締切日を延長!

つぼみパパロゴ■自閉症支援セミナー(2月18日):申込締切日を延長!

 いよいよ2週間後に迫ってきました、「自閉症児・者のための支援セミナー〜就労支援最前線!『知りたい! 何が必要なの?』。(参照記事:カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル:【セミナー】2月18日:自閉症児・者のための支援セミナー

 既に「150名」の方からお申し込みをいただいておりますが、ぜひとも多くの方々に聞いていただきたいので、申込締切日を延長しました! 「2月10日」消印有効です。
 往復ハガキでのお申込みが必須となっております。お手数ですが、「郵便局へGO!」でお願いします。
【日 時】: 平成19年2月18日(日)13:00〜16:00

【場 所】: 朝日ホール(朝日新聞社名古屋本社15F)(地図
(地下鉄伏見駅下車Ы亳より徒歩5分ヒルトンホテル西隣)

【講 師】: 宮崎 潔 氏(名古屋市障害者雇用支援センター 所長)
 
【シンポジスト】:鶴田 清 氏(株式会社 江戸屋 代表取締役)
       :田所 廣子 氏(日本自閉症会会員 保護者)

【テーマ】: 就労のために幼児期から心掛けること

【定 員】: 250名

【参加費】:1500円(会員=1000円) 当日会場で徴収

【申し込み】:往復はがきで1人1枚
      タイトル:支援セミナー3 参加希望
      記載事項:参加者氏名、住所、連絡先(TEL)、会員/非会員、立場
           復面にはご自分の宛先をお忘れなく
      締め切り:2月10日(当日消印まで)

【後 援】: 名古屋市、あいち発達支援センター、朝日新聞厚生文化事業団、NHK厚生文化事業団

【セミナー】2月18日:自閉症児・者のための支援セミナー

つぼみパパロゴ

■【セミナー】2月18日「自閉症児・者のための支援セミナー3」〜就労支援最前線!『知りたい!何が必要なの?』〜


 自閉症協会愛知県支部父親部が、総力をあげて企画運営します、イチ押しのセミナーをひと月後の2月18日に開催します!

 昨年も、就労をテーマに開催し、大きな反響をいただきました。昨年の私の記事はこちら↓

・カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル:【講演会メモ】谷口奈保子さん講演会〈2006年2月5日)
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/50420228.html
 久しぶりに読み返しましたが、いいことが書いてあります(って自画自賛?)。ブログに書き残しておくのっていいですね。

 昨年のセミナーの総合プロデュースを担当されたジョーさんの記事もどうぞ!
・ジョーの発達障害サポート研究室☆: ■【セミナー】大成功!自閉症協会愛知県支部 支援セミナー掘No.60]
http://tamago-picture-world.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/__d71f.html

 今回のセミナーは、私カイパパが、「広報担当」をおおせつかりましたので、このブログでPRをしていきたいと考えております。

 今回の記事では、セミナー開催のチラシをご紹介します。ぜひクリックしてご覧ください。

・「自閉症児・者のための支援セミナー3」〜就労支援最前線!『知りたい!何が必要なの?』〜お知らせチラシ
http://kaipapa.livedoor.biz/seminar070218.pdf

 参加申し込み締め切りは、「1月30日」となっておりますので、お申し込みのご準備をよろしくお願いします。

 今後、セミナーの構成やご講演いただく方、シンポジストの紹介など随時お知らせしていきますのでお楽しみに!

【講演報告】たいへんだけど、Life goes on!

■【講演報告】たいへんだけど、Life goes on!

 10月29日(日)に、就学前の知的障害児通園施設で、お父さん対象にお話をしてきました。この日は、園の「父兄参観日」で、午前中は、子どもたちの園での様子を見学して、午後に講演を聞く流れでした。私はこの講演のパートを依頼されました。

 当初考えていた構成は、「私の体験」をお話しした後、発達障害者支援法や障害者自立支援法の制定、学校教育法の改正など「取り巻く状況の変化」の説明をする予定で資料も作っていました。が、「Yes」の記事でも書いたように、考え直して、今回の目的を「同じ(似た)体験をした人と、思いを共有する」ことに定めました。

★構成

 タイトルは、「たいへんだけど、Life goes on! 〜5年前の「自分」に伝えたいこと〜」。

 こんな構成にしました。
(1)「私の体験」を共有
 ⇒父親として、ほんのちょっぴり先に体験をしただけですが、何かのヒントにしていただければ
 約7割の方が自閉症、3割は別の障害のお子さんをお持ちでしたので、自閉症に特化した話にならないようにしました。

(2)「はじめの一歩」を踏み出す
 ⇒まずは「はじめまして」。自分と似た体験をした人と話をしてみましょう。

 前半で、私(カイパパ)の障害がわかるまでと分かってからどう受け止めたか、その後何をしてきたかを45分間でお話しました。
 後半では、5人ずつのグループに分かれていただき、一人ひとりが共通の質問項目に答えるかたちで、思いを共有しあうセッションにしました。

 なぜ、この構成にしたかと言うと、カイが通園施設に通っていた当時を思い出してみたんです――父親どうしが話をしあう場はほとんど存在せず、同じ園に通っていても父親どうしが親しくなる機会はなかなかありませんでした。お互いを知り合う機会にすること、そして子どもの障害がわかって時間が経っていない揺れる思いをシェアしあうことは、きっとプラスになるだろうと思い、場づくりをしました。

★「体験をシェアする」

 質問項目は、これです。
(1)お名前
(2)お子さんのお名前・年齢
(3)障害の種類
(4)わかったのはいつでしたか?
(5)その時どう感じましたか?
(6)今の思いは?
(7)今、気がかりなことは何ですか?

 ごくシンプルな項目ですが、とても「深いところ」に触れる内容になっています。いきなり集められて「さあ、この項目について話しなさい」と言われても、普通は難しいと思います。
 ですが、前半で、カイパパが、当時の思いを追体験するかたちで話し、全員がそれを聞いている状態でセッションに入っているので、本音の、深い話ができていたように思いました。

 あるお父さんが、「こんなに似た体験をした人がいるとは、驚きました」とアンケートに書いてくださっていましたが、これなんですよね。私たちは、「自分だけに降りかかった〈不幸〉」だととらえて、孤独感を覚えてしまう。でも、自分だけじゃないんだよ、と知ること。これは支えになります。
 ある方は、「話せてよかった。職場では、できない話ですものね」と書いておられました。仕事では、何事もないかのように社会生活を営んでいて、家庭で起こっている「非日常」(だんだんと日常に変わっていくのですが)とのギャップ――私もいつも感じていました。

 みなさんが、話しているうちに、だんだんと表情が明るくなってくる様子がとてもうれしかったです。

★アンケート結果

 私は毎回必ずアンケートをとることにしているのですが、その理由は、自分に厳しくなりすぎないように。甘やかさないように」するためです。

 講演の最中、参加されている方々の表情は意外なほどよく見えます。しかし、その表情だけを手がかりに講演を評価すると間違えます。たとえば、講演中ずっと目をつぶっていて、私は「あの人は寝ていたな」と思っていた人が、アンケートで「ずっと涙がこぼれそうで、目をつむっていました」なんてことを書いてくださることがありました。
 アンケートで、目に見えない「思い」を「視える化」しないと、講演者の一方的な思い込みで評価を決めてしまうことになるので、必ず直接の声を書いてもらうようにしています。

 今回の結果ですが――

【アンケート結果】

「今日参加してよかったと思いますか?」の質問
 ・5……60.9%(14名)
 ・4……21.7%( 5名)
 ・3…… 8.7%( 2名)
 ・2……   0%( 0名)
 ・1…… 4.3%( 1名)
 ・無回答…4.3%( 1名)
「5」と「4」の肯定的評価が、8割を超えています。自由回答の欄に、「語り合えたのがよかった」という声が多くて、目的は達成できたかなと思いました。

 参加してくださった皆さん、呼んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。先は長いですが、「旅は道連れ 世は情け」で一緒に歩んでいきましょうね。

Yes

■Yes

今度の日曜日に、学齢期前の、まだ我が子の障害がわかって間もないお父さんたちを相手にお話をします。
スライドも準備して話す内容も考えてあるのだけど、何か違うような気がして、考え続けています。

4年前の自分だったら、どんな思いで会場に来て、どんな気持ちで話を聞くだろう?
「その時の自分」に立ち戻って、情景を想像してみると、きっと何が話されたか、その内容より、誰が話したかの方がずっと重い気がする。
「がんばってる/がんばってきた父親の典型」みたいにエラソーに話す「ナニパパだかなんだか」の言葉は、あの頃の自分に響くだろうか?

3年前のカイパパが話したらよかったかも。
まだ先の見えないアガキとしての、チャレンジ、がんばっていた頃の話なら、我が身に即してイメージができるし、リアリティを伴って受け入れられただろう。

これまで必死でがんばってきたことは私の誇り。あれだけやってこんなもんか、とも思うけれど、達成できたと思うことは少しはある。

でも、そんな苦労話がお父さんたちの聞きたいことだろうか?
当時こんがらがっていた自分は、何を知りたかったかな? 

思い起こしてみる。

自分は「明るい未来」の話が知りたかったな。
具体的に我が子がどう成長していくのか知りたかった。
周囲が、社会がどう受け入れてくれるのか、この子に居場所があるんだろうか? それが知りたかった。
希望という「ウソ」の絵空事じゃなく、専門家のする他人事の話じゃなく。

私は、明石洋子さんのお話を聞いたときが、一番衝撃的にうれしかった。

カイパパには明石さんのような「実現した将来」の体験を話すことはできない。子どもの年齢は、お話する方たちと3歳と違わない。

ジョン・レノンが、ヨーコと出会ったのは、ヨーコの展覧会を見に行ったときだ。会場にハシゴがあって、のぼれるようになっている。ジョンがのぼって、天井を見ると、そこには、

Yes

とだけ書いてあった。

その頃のジョンは、精神的に危機的状況にあってボロボロだった。「そこに書いてあったのが、Yesで良かった。Noだったら、自分はダメになっていた」とジョンは言っている。

自分の子に障害があるとわかることは、強烈な「×=否定」をくらったような気持ちだ。
何をしてても心が落ち着かず、希望はどこにもない気がしていた。

あの頃自分が渇望していたのは、Yesという肯定だった。

そうだった。

伝えるべきことが見えてきた気がする。

旭川へ行って本当によかった!

■旭川へ行って本当によかった!

 旭川から戻りました。詳しくは、後日まとめますが、ざっとご報告を――

 講演会、がんばりました。アンケートをまだ見ていませんが、つたない講演ではありましたが、しっかりと「心」を受け止めていただけたかな?と願っています。

 今回新しく、旭川の仲間たちができました。講演会のために、20名ものスタッフがきびきびと動いてくださっていました。感謝の気持ちでいっぱいです。また、懇親会は、本当に熱くて、たのしくて。私は今まで、つぼみの会父親部より「熱い」仲間たちはいないと思っていましたが、旭川の仲間たちも熱かった! 旭川へ行って、私は元気になりました!

 3日間ずっとつきそっていただいた、10年来の友人、Kさんご夫妻のおかげで、短い時間ではありましたが、充実した観光を堪能しました。なかでも、「模範牧場」が印象に残りました(^^) 本当にお世話になりました! 

 旭川のみなさんとまたいつかお会いできたらと思います。本当にありがとうございました!
about us
ブログ内検索

WWW を検索
このブログ内を検索
最新コメント
カテゴリ別
月別過去記事
最新Trackback
解き放て (カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル)
語る資格
10月8日の乙武さんツイートを巡って (カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル)
選べないからしあわせ
10月8日の乙武さんツイートを巡って (カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル)
着床前診断に関するメモ