カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル

〜自閉症から広がる、チャレンジに満ちた新しい世界!〜

働く

10月30日開催【発達障害のある人たちの就労の進め方〜Kaienの取り組み〜】

おすすめのセミナー情報です! 株式会社Kaienの鈴木慶太さん(社長ブログ)のお話がじっくりと聴けます。
私もとっても楽しみにしています。
10月10日から10月25日まで、こくちーずでの受付をいたします。ぜひどうぞ♪

【発達障害のある人たちの就労の進め方〜Kaienの取り組み〜】

愛知県自閉症協会・つぼみの会は、10月30日に、株式会社Kaienの鈴木慶太氏をお迎えし、高機能自閉症・アスペルガー症候群などの発達障害がある子どもの保護者・支援者向けに、就労に関するセミナーを開催します。
お申込⇒http://kokucheese.com/event/index/432042/ こくちーず(10月25日〆切)

・日時:平成28年10月30日(日)13時〜16時(12:30〜受付)
・会場:中区役所ホール(名古屋市中区栄4-1-8)
・テーマ:『発達障害のある人たちの就労の進め方 〜Kaienの取り組み〜』
・講師:鈴木慶太様(株式会社Kaien代表取締役)
・対象:高機能自閉症・アスペルガー症候群等の子どもを持つ保護者・支援者、ご興味のある方
・参加費:愛知県自閉症協会会員−500円、会員外−2,000 円  *当日お支払下さい。
・定員:100名(こくちーず受付分)
・主催:特定非営利活動法人愛知県自閉症協会・つぼみの会
・共催:あいち発達障害者支援センター、名古屋市発達障害者支援センター

講師の鈴木慶太様は、発達障害を持つ子どもの保護者として、また就労移行支援・学生支援等に実績のある株式会社Kaienの代表として幅広くご活躍されています。このセミナーでは、近年、話題となっている大学・専門学校等の高等教育後の就労の現状ほか、Kaienでの発達障害の強み・特性を活かした支援の実践をお話しいただきます。就労に向けた適切な支援をするために、保護者・支援者など周囲が、どのように理解・準備すればよいかを考える機会としていただければ幸いです。

【講師プロフィール】
*2000年、東京大学経済学部卒。NHKアナウンサーとして報道・制作を担当。‘07年からKellogg(ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院)留学。MBA。渡米中、長男の診断を機に発達障害の能力を活かしたビジネスモデルを研究。帰国後Kaienを創業。
著書『親子で理解する発達障害 進学・就労準備の進め方』(河出書房新社)ほか

感想:「感情」を使う仕事につく人の「心」の守り方

「笑顔」や「思いやり」や「優しさ」を職業的にもとめられる人は、大きなコスト(心理的負担)を払っています。その対価として賃金が支払われるわけです。「スマイル=0円」ではないのです。

・「感情」を使う仕事につく人の「心」の守り方
http://allabout.co.jp/gm/gc/396581/
感情労働を選ぶ人の多くは、人間が大好きで、感情が豊かな人だと思います。それだけに、いつも笑顔で懸命に人に尽くしてしまい、知らず知らずのうちに疲れを溜めてしまうのでしょう。

仕事は長く続けていくことに意味があります。せっかく選んだ適職をバーンアウトで失わないように、また労働の価値である感情を守るためにも、仕事とプライベートとの時間的な切り分けをし、「プロはこうあらねばならない」という職業上のペルソナにこだわりすぎないことも必要なテクニックになってきます。感情労働にやりがいを覚えている人ほど、このことを意識していく必要があるのだと思います。

渋谷望『魂の労働―ネオリベラリズムの権力論』で、私は初めて「感情労働」という概念を知りました。10年前の本ですが、現在の社会を先取りしていました。私が、ネオリベラリズムのなんたるやがわかるようになったのは、ここ数年です。

今問題なのは、医師のような専門性の高い職業だけではなく、マクドナルドのようなファストフード業界でも、感情労働を強く求められ、それに見合う賃金が支払われているかといえば「?」だということです。

どうしてこういうことになるかを考えてみると、「労働者」としてのわたしが、「消費者」としてのわたしになったときに、安居酒屋でもホテル並みのサービスを要求するような無体を平気でしてしまっているからだと思いました。

一方で、感情労働ではない労働は、どんどんなくなっています。そのため、感情労働が不得意な人たちが職場から弾き出される状況になっているんですね。

前に記事で、「感じやすすぎる心」について書きました。
http://kaipapa.livedoor.biz/lite/archives/52463977.html

心を大切に守っていこうね。
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「過真面目」とどうつきあうか?

良記事。

・仕事ができない「過真面目」な人について - yuhka-unoの日記
http://d.hatena.ne.jp/yuhka-uno/20100719/1279550790

冒頭引用されているリンクから順番に読むことをおすすめします。

「過真面目」という見方は、私が誤解して受け取ってしまっていた態度について、解決の道を照らしてくれそう。
発達障害があって働くことにつまずいているひとにもヒントになりそう。

・はてな匿名ダイアリー
http://anond.hatelabo.jp/20100707221911
なんというかな、本人の中では、言われた注意が全部並列なんだよ。
本当は、どんな仕事でも、言われた注意の中には、「できればした方がいい注意」というのと、「守らなければ致命的な注意」ぐらいの区別がある。

で、このタイプの人は、いわゆる「無駄に真面目」なので、この二つを区別することができない。
言われた注意は、全部、確実に守らなければならない絶対命令だと思ってしまう。そうして、最近注意された「できればした方がいい注意」の方に気をとられて、最初の方で言われた「守らなければ致命的な注意」の方を犯してしまう。

他の人が注意すればするほど、配慮しなければいけない注意の量は増えていくが、人間が一度に配慮できる注意の量には限りがあるので、「どの注意も絶対守らないといけない」と思っているこのタイプの人は、キャパ越えして、同じ注意を犯してしまう。

・仕事ができない「過真面目」な人について - yuhka-unoの日記
http://d.hatena.ne.jp/yuhka-uno/20100719/1279550790
人は普通、特に仕事をするにあたっては「緊張度を上げなければいけない」と思うものであり、「緊張度を下げなければいけない」という発想はなかなかできない。いわば「グータラになれ」「テキトーにしろ」というようなもので、「過真面目」な人は、頭ではそうしたほうがいいのだろうということは理解できても、その真面目さゆえに「そんなことをしてもいいのだろうか」と、ある種の罪悪感を感じてしまう。

しかし、一旦標準並みの緊張度を身に付けることができたら、元来真面目で責任感も強い性格なので、一転仕事ができる人になる可能性は大いにある…と思う。

仕事で「緊張度を下げる」ような指示やアドバイスができるようになりたい。
無駄に緊張度を上げることばかりしている……

メッセージの力

NPOみやぎ発達障害サポートネット会報が届きました。
同封されていたメッセージ──これ、いいなぁ。

miyagi
全部バッチリでした!


・お仕事請けました-虹っ子広場 (封入の様子の記事です♪)
http://blog.canpan.info/mddsnet/archive/2468

仕事をするということは、社会のためにするということです。

これまでに「彩り〜Mr. Children」の記事などで、仕事、「働く」について考えてきましたが、
昨日紹介した『ナガオカケンメイの考え』の語りが心に残ったのでメモ──

・「仕事をするということは、社会のためにするということです。」:P.93-95
2002 08 19

 仕事というものがいったどこに、実はあるのか。
 そんなこと、考えたこともなかったが、ふと、つらい仕事をひとつひとつ乗り越えていくスタッフの姿を見ていて、仕事とは、「社会」の中にあるものなんだと実感しました。

 何を言っていると思われるかもしれませんが、仕事が「社会」にないということを考えると、それは、学校の課題をしている生徒に近くなる。仕事は「社会」の中にあるもので、それをする人のことを「社会人」と言っている。
 知っていました?

 仕事をするということとは、「社会のために何かをする」ということ。社会に何かをすることを「仕事をする」と言うんですね。僕はそう思います。
 仕事、仕事と言っていながら、実は「会社のため」にやっている人もいる。それでは、せっかくの仕事が「仕事」になっていない。そう思う。どうせ仕事をするのなら、しっかり社会に戻してもいきいきと育ってくれる「仕事」に育てたい。
 会社や上司のためにやっている仕事は、「仕事」なんかじゃないんです。
 仕事とは、「社会のため」にやること。そして、仕事とは、そのほとんどが社会のためになくてはならないと考えたい。

 アルバイトだって、社会のためを思って仕事をすれば、立派な社会人だ。
 今の仕事、大きく「会社」で育てて、「社会」の海に解き放とう。

ナガオカケンメイさんの日記はこちら。ナガオカさんの会社D&Departmentのサイトはこちら
なんか、この人と会社に興味があります。お店にも行ってみたい。

『ナガオカケンメイの考え』

ナガオカケンメイの考え (新潮文庫)
ナガオカケンメイの考え (新潮文庫)
クチコミを見る

金沢21世紀美術館で買って読んでいます。

ナガオカケンメイさんの日記をまとめた「仕事論」なんですが、いいですよー。

仕事をするということは、社会のためにするということです。
とか。
──会社や上司のためにやっているんじゃない。

人生は実は「人から頼まれたこと」をやることなのかもしれません。
とかね。
──チャンスは「人から頼まれた時」にある。

漠然と思っていたことを、すっきりとことばにしてもらえた気になる読書体験です。
「なんか、仕事していてスッキリしないなあ…」というかた(特に新入社員と中堅)に。おすすめ。

日本理化学工業:従業員の7割が知的障害者の会社

ずっと紹介したくて温めていた記事です。

・大山泰弘 その1【全4回】 社員の7割が知的障害者、人は働いて幸せを知る | 長老の智慧 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン
http://www.toyokeizai.net/life/column/detail/AC/b37e4dc58d49359e7d2f01d054b08524/page/1/

黒板に使うチョークをつくる会社、日本理化学工業の会長のお話です。
障害者を雇うようになって数年経っても、彼らがなぜ喜んで工場に通ってくるのか、私は不思議でなりませんでした。工場で働くよりも施設で暮らしたほうが幸せではないかと思っていました。言うことを聞かないため「施設に帰すよ」と言うと、泣きながら嫌がる障害者の気持ちがわかりませんでした。

そんなとき、ある法事で禅寺のお坊さんと席が隣合わせになり、その疑問をぶつけたことがありました。するとそのお坊さんは即座に
「幸せとは、

 1.人に愛されること、
 2.人に褒められること、
 3.人の役に立つこと、
 4.人に必要とされることです。

愛はともかく、あとの三つは仕事で得られることですよ」とおっしゃったのです。
私はその言葉に深く納得しました。

このお坊さんの言葉は、私もすごく実感としてわかります。

「働くなんてつらい。お金があれば、ぶらぶら遊んで暮らしたい」──とか思うことも私も時にはあるけれど、実際にそうなったらとてもつらいと思うのです。

働くことは、単に食べていくためだけの手段ではない、社会とつながるために必要なものだと思っています。
それは、社会から、一方的に施しを受けるだけでは得られない、「自分が他人の役に立っている」「必要とされている」実感を与えてくれる。「ここにいてもいいんだ」というベースとなるものなのだと…。

記事は、その4まで続きます。ぜひ全部読んでいただきたいです。
その1その2その3その4

そして、今日いつも楽しく読ませていただいている大久保賢一先生のブログで、日本理化学工業の工場を実際に見学して書かれた記事がエントリされました。(この記事を書くきっかけをありがとうございます!)

・格物究理(かくぶつきゅうり) 従業員の7割が知的障害者の会社
http://ohkubo14.blog103.fc2.com/blog-entry-25.html
従業員の方が、作業している様子をじっくり見てみると、至る所に「なるほど!」という工夫が満載でした。
数字が理解できない方が、はかりで材料を量るために、材料の器の色と同じ色の目印をはかりにつけて、「色マッチング」で作業できるようにしてあったり、作業量を明確に示した「トークン表のようなもの」を掲示し、セルフマネージメントを促していたり、「片付いている状態」を写真に撮って視覚的に示していたり・・・

工場長さんに、「このはかりに色をつける工夫などは、どうやって思いつかれたのですか?」と質問したところ、返ってきた答えは・・・
ぜひ記事を読んでみてください。動画も、感動。

対価をちょっぴりしかいただけなくても、誰かの役に立てますように…
わが子も働くことができるようになりますように…
そんな祈りを込めて。おやすみなさい☆

まだ間に合う!10月14日:自閉症児・者のための支援セミナー

■まだ間に合う!10月14日:自閉症児・者のための支援セミナー

 今年一番のおすすめセミナー、自閉症協会愛知県支部が送る「平成19年度 自閉症児・者のための支援セミナー供廚里知らせです。
・日 時: 平成19年10月14日(日)13:00〜16:20

・会 場: ウィルあいち 愛知県女性総合センター[大会議室]

・内 容: 第一部 [基調講演]
演題:『わたしと職場をつなぐ架け橋〜ジョブコーチのお仕事を知りたい!』
  小松邦明氏 (NPO法人ジョブコーチ・ネットワーク 講師)
第二部 [パネルディスカッション]
テーマ:『障害者の就労はこれからどうなる?〜就労支援の達人たちが注目すること!』
  宮崎 潔氏 (名古屋市障害者雇用支援センター 所長)
  鶴田 清氏 (株式会社江戸屋 代表取締役)
  丹下 靖氏 (知多地域障害者就業・生活支援センター 「ワーク」)

・定 員: 200名(先着順)

・参加費: 自閉症協会愛知県支部会員−1000 円、会員外−1500 円

・締 切: 平成19年9月24日10月6日まで延長! *定員に達した場合は受付終了となります。

・主 催: 社団法人 日本自閉症協会愛知県支部(つぼみの会)

・後 援: 名古屋市、あいち発達障害者支援センター、朝日新聞厚生文化事業団、NHK厚生文化事業団
 お申し込み(必須)は、往復はがきでお願いします。お申し込み方法の書かれた詳しいチラシはこちら(※PDFが開きます)です。

 内容を、TP BLOG 〜つぼみパパblog〜: ■【お知らせ】自閉症児・者のための支援セミナーから引用して紹介します。
 今回も本セミナーは二部構成で行いますが、前半の基調講演では、NPO法人ジョブコーチ・ネットワーク(JC-NET)の小松邦明さんをお迎えし、ジョブコーチの実際の取り組み内容や課題(現実に苦労したこと、どうやって乗越えたか?)を中心にお話して頂きます。

 そして、後半では、これまでの支援セミナーで来場者からのリクエストの多かった講師陣をお招きしてのパネルディスカッションを行います。(これまた超太っ腹!)
 パネルディスカッションのテーマは「障がい者就労のこれから」。パネリストの方々には、それぞれネタを持ち寄って頂くことになっていますので、主催者の我われも大変楽しみにしています(^^) ※私は少しだけネタ(案)を拝見しましたが、学齢期の子どもを持つ親としても、大変参考になる内容でした。テーマは’これから’ですが、就労を考える上でのポイントなどは当然内容に含まれてきます。
 お気づきの方もいらっしゃると思いますが、昨年度、一昨年度と3ヵ年連続で、父親部企画のテーマは「就労」です。

2006年度:
【過去記事】
・【セミナー】2月18日:自閉症児・者のための支援セミナー
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/50881934.html

2005年度:
【過去記事】
・【おすすめ】2月5日就労をテーマにした講演・シンポジウム
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/50396474.html

 連続して参加されている方にとっても、今年初めて参加される方にとっても、刺激的で、現在(いま)を知り、将来を展望する最高の機会だと思います。全国的に見ても、これは貴重なセミナーとなることでしょう。

 ジョーさんのこちらの記事↓を読むと、ぜひ参加したい気持ちがむくむくとわいてくること請け合いです(^^)

・ジョーの発達障害サポート研究室☆: ■【お仕事】江戸屋見学&セミナー事前打合せ
http://tamago-picture-world.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_3967_1.html

 往復はがきを買いに、郵便局へGo!です。

【おすすめシンポ】障がい者の就労を広げる集い@8月20日刈谷市

■【おすすめシンポジウム】障がい者の就労を広げる集い@8月20日刈谷市

 おすすめのシンポジウムの情報です。今度の日曜日です。就労のことを真正面から取り上げるシンポジウムは貴重ですよね!

チラシより引用
刈谷市を中心に、企業と協働事業を行い、障がい者の就労支援を行っているNPO法人パンドラの会が、NPO法人わっぱの会・社会福祉法人共生福祉会なごや職業開拓校様のご協力で、「障害者自立支援法」の施行を10月に控え、今後、障がい者就労はどのように進め、広げて行かなければならないかをテーマにしたシンポジウムを開催します。

国は、障がい者を労働者として扱い、彼らの労働力に期待しています。しかし、現実は、彼らの労働の機会、働く場が極端に少ないことも事実です。自立支援法の中に組み込まれている就労支援事業が、今の現実(授産所)とそう変わらないような事にならないよう、障がい者の雇用の場をどのように広げ、企業のCSR(企業の社会的責任)とのマッチングが出来るかを考えていきます。

パネラーとして、衆議院議員厚生労働委員会理事の大村秀章様・厚生労働省障害福祉課課長補佐の田仲教泰様・現在障がい者を雇用している蠻魃票法β緝充萃役 高見正章様をお迎えし、社会福祉法人共生福祉会なごや職業開拓校代表の齋藤縣三様の司会で進めていきます。

又、企業が障がい者を雇用した場合に支払われる助成金や、制度についても説明を行ないます。現に障がい者を雇用している事業所様、これから障がい者雇用を進めていきたいと考えている事業所様、障がい者の就労問題を考えている団体又は個人の方々、是非お越しください。きっと良い情報が得られることは間違いありません。

 時期的な問題もあり、参加申し込み状況がかんばしくないと聞いております。よい内容なだけに、「こういったテーマではニーズが少ない」と認識されてしまうのが、とても残念です。カイパパは、北海道なので参加できませんが、ご都合のつく方は、ぜひぜひご参加いただきたいと思います。
・開催日:平成18年8月20日(日)
・スケジュール:受付 12:30〜 シンポジウム 13:00〜16:00
・会場:刈谷市産業振興センター 7階小ホール
・参加費:1000円(資料代)
・連絡先:特定非営利活動法人 パンドラの会事務局
・電話/ファクス:TEL0566-25-3012 FAX 0566-23-4373
・E-mail:opandora@katch.ne.jp
詳細はチラシ()をご覧ください。

 名古屋駅から刈谷駅までは、新快速で16分。会場である刈谷市産業振興センター、は、刈谷駅北口から徒歩3分ですので、名古屋市内の方も気軽に足を運べますよ。

【参考】
 株式会社 白栄舎は、東大阪市にあるクリーニング業の会社です。
 (社福)共生福祉会なごや職業開拓校は、名古屋市西区にある能力開発訓練施設です。

【参照したサイト】
・大阪府:障害者雇用ホームページ:ワークブイおおさか 平成16年新年号
http://www.pref.osaka.jp/koyosuishin/syogaisyakoyo/work-v6/v6-04-01.html

・大阪府大阪府ハートフル企業顕彰賞:2003年度受賞企業
http://www.o-heartfull.jp/topics-3.html

・愛知県精神保健福祉センター:あんだんて08(働きたい)
http://www.pref.aichi.jp/seishin-c/seishinhokenfukushijoho/andante08.html
 なごや職業開拓校(能力開発訓練施設)
 うどん店舗での店内作業、接客業務、企業内実習などを通して職業自立を図る訓練施設です。
 訓練期間は1年。月曜から金曜の1日6時間の訓練です。選考試験があり、定員は5名です。
 受講料は無料です。見学は随時可能。(要電話予約)
 問合せ先:なごや職業開拓校 電話052−582−6006
 〒451-0051名古屋市西区則武新町2丁目24-14

【講演会メモ】谷口奈保子さん講演会〈2006年2月5日)

■【講演会メモ】谷口奈保子さん講演会〈2006年2月5日)

★谷口奈保子さん講演会(カイパパメモ)
〜「できっこなし」は「言いっこなし!」〜

 自閉症支援セミナー3に参加してきました。
 谷口奈保子さん講演会とシンポジウムの二部構成で、「就労」をテーマにしたものでした。久しぶりに講演会に参加したのですが、本当に深いところに響く、「今からがんばろう!」と思える刺激的な内容でした。
 以下は、谷口さんの講演会のカイパパメモです。講師のチェックを経ていない非公式なものですので、あらかじめご了承下さい。文責は全てカイパパにあります。

◆知的障害者との出会いから
・知的障害者との出会いは、渋谷区の青年教室のボランティアから。
・25年前に、「知的障害者が見えない」「障害者といえば、車椅子の方や白杖を持った方しか浮かばない」ことを疑問に思った。疑問を持つと、自ら手を触れなければ気がすまない性格。
・知的障害者は、圧倒的なマイノリティ。
・「誰もが当たり前に暮らせる社会」を理念に、「たまり場」から始めた。

◆NPOパレットの平成16年度の年間収入は約9,500万円。
  内 会費収入 2.8%
    寄付収入 10.8%
    補助金助成金収入 61.8%
    事業収入 25.1%

◆おかし屋ぱれっととレストラン
・福祉作業所はパターン化されていると感じていた。それが悪いと言っているのではない。「選択肢」を増やしたかった。
・最初にクッキーを始めたときは、反対された。しかし、始めてみたら最初から好評で、初年度から売り上げ700万円を達成し、平成16年度は約2000万円。最盛期で2400万円売り上げたこともある。
 →しかし、今から作業所を立ち上げようとしている方には、クッキーはおすすめしない。既に頭打ち。競争が激しい。ぱれっとでも、差別化、商品力の向上にいつも努めている。
・始めてすぐに思ったことは、ぱれっとでも、「指導員」と「障害者」(通所者)の二者で、指導員は「先生」と呼ばれて、「障害者」はいくつになっても「○○ちゃん」と呼ばれている。職場では、「○○さん」と呼び合うことを徹底した。
・それでも、やっぱり違和感があった。通常の人と触れ合う機会が少ない。そこで、レストランを始めた。レストランは、普通の従業員がいて、その中に障害者もいる。
・レストランは、株式会社で始めた。ふつう福祉の作業所というと、行政の補助金や企業の下請け仕事が多いが、選択肢を増やしたかった。
・助成金は一切ない。自分は「障害者の雇用は、企業がするべきだ」が持論。だから、自分でやってみせようと始めた。順調だったが、バブル崩壊後の外食産業の冷え込みで、売り上げが悪化。閉店も考えたが、支持してくれる人たちがいて、小さい店舗に移転をして現在も続けている。

◆駅前のど真ん中に
・なぜ渋谷区の恵比寿の超一等地に、ぱれっとを出すことにこだわったか?
 自分たちは、「本人を社会に押し出す役割」を持っているから。隔離した目立たないところにいては、意味がない。
 しかし、「社会に押し出す」ことは、本人を「守り」「囲いこんでいる」親たちとの葛藤の連続でもあった。親から「こういう子を育てた子もないくせに、何がわかる」と批判される。それはそのとおりだ。自分には、わからないことがたくさんある。
 けれども、色んな人たちがいて社会はできているのだから。同じ立場の人だけでかたまっていては、「偏ったもの」ができる。色んな考えがぶつかって、いいものができる。そう信じてやってきたが、それを理解してもらうまでに15年間かかった。
・自分は率直に物を言う人間だから、衝突も多い。
「ベターじゃなくて、ベストをつくれるなら、その前に戦いがあってもいい。おそれない」

◆どうしたら働けるようになるか?
・20年前よりもずっと上向き。日本全体の意識が、障害者を見る目が、変わってきたと感じている。行政や企業とのコラボレーションができる時代になってきた。親も若返り、意識が変わってきた。父親たちも出てくるようになってきた。
 しかし、就労はまだまだ進んでいない。特に知的障害、精神障害は。
・学校で教育を受ける期間より、卒業後の期間はずっと長い。学校で一所懸命就労のための訓練をしているが、場面が変わると対応できない。社会は厳しくて、理解する人の数も学校の時期に比べて狭まる。知的障害が軽ければ軽い人ほど摩擦が多い。コミュニケーション能力が低いために、本人の力だけでは、理解者・支援者が増えにくい。
・学校で、社会の厳しさを教えるのは無理なのかもしれない。先生自身が、社会の厳しさを知らないから。また、障害は個人個人異なっており、十把ひとからげの指導や対応ではダメ。ニューハンプシャー州で、何度も繰り返し教えられたことは「100通りのニーズがあれば100通りのサービスがある」ということ。つまり、一人の人間として認められ生きるという権利擁護のことだ。
・しかし、そういうことを言うと「できるはずがない」「やっても無駄だ」という声がすぐに聞こえてくる。
・在宅から社会へ出て行くときに、「100通りのサービス」を提供するのは誰か? 昔から、母親たちが責任を持つのが当然とされてきた。しかしそれでいいのか。一般の人たちが「受け皿」を作っていくべきだ。
・受ける側の責任も重い。スタッフの力が弱い。勉強しない人が多い。ぱれっとでスタッフを採用する時には、「創造」と「想像」の力があるかどうかを見ている。人の敷いたレールに安穏としているのではなく、自ら変えていくスタッフが必要。

・「自分の子どもだけよければいい」ではダメで、社会を変える。

◆組織の経営
・どんな組織でも、運営、経営が問われる。立ち上げるのは簡単。わくわくして楽しく始められるが、1年後3年後に持続していられるか。必要な変革を継続できるか?
・スタッフに良い仕事をしてもらうために、それだけの処遇(所得、勤務条件等)ができるか?

◆親が子を手放さない。
・今の若い世代の親には実感がわかないかもしれないが、50歳60歳を超えていくと、親が子を手放さない例が多い。その理由は、「さびしい」「基礎年金が生活の糧になっている」「年金生活の中からグループホームの経費を出すのが難しい」といったこと。
・しかし、いつかは親はいなくなる。社会にゆだねるしかない。

◆受け皿は親だけじゃつくれない
・「受け皿」は親だけじゃつくれないんです。一般の人や行政や企業、社会の中で、それぞれの役割がある。それを総合して、誰もが生きやすい社会をつくる。

◆権利擁護は、日々の生活の中にある
・ニューハンプシャー州は大規模入所施設の解体→地域移行を最初にやった州。完了するまでに20年間かかった。先日、ニューハンプシャー州から招いて講演会を開催した。そこでのディスカッションをしたときに、施設解体をしたのは結局、障害者の人権を守るためだったのだという話が出た。
・人権とか、権利擁護は、政治家がつくるもの、親がつくるもの、法律の中にあるものではない。
・権利擁護は、日々の生活の中にある。出会う人ひとりひとりの中に権利擁護はある。
・本人が、自分の声で、自分の言葉で「自分はこうしたい」と主張することが、職場、地域、生活を変える。
・どうやって本人の声を出せるようにするか?――そのことを日々一緒に意識して、世の中を変えていかなければいけない。

【参考サイト】

・NPOぱれっと
http://www.npo-palette.or.jp/index.html

・おかし屋ぱれっと
http://www.okashiya-palette.or.jp/index.html

・ジョーの発達障害サポート研究室☆: ■【セミナー】大成功!自閉症協会愛知県支部 支援セミナー掘No.60]
http://tamago-picture-world.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/__d71f.html
 主催者である父親部ジョーさんのレポートです。(2006年2月9日追記)

・こうくんを守れ!!!: 支援セミナー
http://koumama.seesaa.net/article/12874294.html
 こうままさんの感じたセミナーレポートです。

【谷口奈保子さんの本】
 ここに全部書いてあります(^^)
福祉に、発想の転換を!―NPO法人ぱれっとの挑戦

【本】障害者雇用マニュアルQ&A―採用から退職までの実務

■【本】障害者雇用マニュアルQ&A―採用から退職までの実務



障害者雇用マニュアルQ&A―採用から退職までの実務

 おすすめの本です。
 日本経団連障害者雇用相談室の編集です。2004年9月1日発行の最新刊です。続きを読む

【働く】こんな仕事なら未来が見える!〜スワンベーカリーを題材に

■【働く】こんな仕事なら未来が見える!〜スワンベーカリーを題材に

【働く】これから有望な業態」へのたくさんの反応ありがとうございます!
 私は自分が働いているときはもちろん、街で、テレビで、お店で「こういう仕事ならカイはできるようになるかも?」という目でいつも「仕事」を探しています。


【ポイントとなる3条件】
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【働く】これから有望な業態

■【働く】これから有望な業態

【有望な業態】
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プロップステーション ナミねえに会いに行く

■プロップステーション ナミねえに会いに行く
 今から神戸まで行ってきます。

 つぼみの会の仲間プロップステーションの見学とナミねえこと竹中ナミさんとのお茶会に参加します。
 お話したいことがいっぱい!
 来週からカイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルは夏休みに入りますので、休みあけにレポートしたいです☆ おたのしみに。

◎ナミねえの本(どちらも私のバイブル!)

ラッキーウーマン

プロップ・ステーションの挑戦―「チャレンジド」が社会を変える

街の花壇にて〜中電ウィング

中電の花壇

■街の花壇にて〜中電ウィング

 先日街を歩いていたら、花のよい香りが飛び込んできました。かわいいお花がめいっぱいおめかしして愛嬌をふりまいていました。

 いい季節だなあ、と目を喜ばせつつ通り過ぎようとしたとき、花壇の中の銀色の銘版に目を留めました。
続きを読む

NPO電機仕掛けの仕事人〜「パソコンを使って仕事をしよう」障害者テレワーカー

■NPO電機仕掛けの仕事人〜「パソコンを使って仕事をしよう」障害者テレワーカー

 竹中ナミさんのプロップ・ステーションだけではなく、愛知県にもこんなNPOがあるのですね!
続きを読む

リストラ@「目耳録」中日新聞

■リストラ@「目耳録」中日新聞

 先日の中日新聞のコラムで、「おしい! もっといい記事になるのに」と思うものがありました。
 「目耳録」という記者が書く匿名コラムです。

「リストラ」目耳録@中日新聞2004年3月3日(夕刊) Web版なし続きを読む

【HP】障害者のための就職情報サイト WebSana

WebSana

【HP】障害者のための就職情報サイト WebSana

 これはすごい! WebSana(ウェブ・サーナ)必見です!

『Web Sana』は障害をお持ちの方々のための就職情報専門サイトです。
大手から実力派中堅企業まで障害者雇用に積極的な企業の募集情報を
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