カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル

〜自閉症から広がる、チャレンジに満ちた新しい世界!〜

はてなブログに引っ越しました

はてなブログにひっこしました。過去ログはここのままです。

新ブログはこちらです。

カイパパ通信blog

ごあいさつ
2003年11月から「カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル」を運営しています。カイの子育てを通じて、自閉症や発達障害に関する情報や意見を発信してきました。
カイも18歳になりました。おかげさまで、おだやかに暮らしています。

ブログをこれからどうしていこうかと考えていました。カイも成長し、わたしも変わってきました。
ずっと子育てブログをするのもちがうのかな? ブログを終わるか、続けるなら新しいカタチで、と思いました。

15年目のブログは、はてなブログで新たに始めてみます。ジャンルを気にせず、心のおもむくままに書いていきます。カイのパパであることは変わりないので、カイパパとして。

14年間の蓄積は大きな財産です。だから、カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルの記事はこのまま置いていきます。ありがとうlivedoor Blog、お世話になりました!

livedoorブログ開設から今日で14年間

ブログをはじめた日:2003/12/29 (開始日から5114日目)
これまでの投稿数:1303

そうか今日だったか。

・ただいまテスト中
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/24978.html

これがlivedoorでの初投稿でした。

ブログ自体は、2003年11月22日に「マイプロフィール」という日記サービスで始めていました。この記事が人生初投稿↓

・カイ、水族館にて
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/25150.html
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「マイプロフィール」は今はもうありません。容量とか使い勝手とか考えてlivedoorに引っ越して正解でした。途中、2009年にFCブログで一時的に更新をしたこともありましたが、なにしろ14年間も続けてこられました。ブログデザインもカスタマイズをして、一番手になじむ形にできました。もう今さらこのデザインを変える気も起きません。

来年には、カイが高等部を卒業します。
わたしの関心も、以前とは変わってきています。
14年間をひとつの区切りにする気持ちになってきました。

ブログ移転?を検討中

livedoorブログがイヤになったわけではないけれど。
すっかり更新をしなくなって久しく。モチベーションが続かない。
このままだとフェードアウトしていきそう。

勝間和代さんが、新ブログをはてなブログで始めていて、それを見たらなんだか自分も気軽に、新しい場所でリスタートするのもいいかな?と思い始めた。

なんで今勝間和代さんかというと、岡田斗司夫さんが書いた『あなたを天才にするスマートノート』がよくて、自分でもスマートノートを使ってみようと思ったんだけど、本の中で「勝間和代さんをネットビジネスの師匠と思っている」と言っていて、勝間さんとの対談も載っていた。
そんな師匠とまで言われている勝間さんが最近なにしているのかな?と検索したから。

さて、どうしようかな?
あなたを天才にするスマートノート・電子版プラス
岡田斗司夫 FREEex
株式会社ロケット
2014-01-06

「愛着」についてのつぶやき







林原めぐみさんが自閉症の診断をうけたファンにかけた言葉が素晴らしい

ぜひ読んでいただきたい!

自閉症の診断を18歳で受けたファンへの林原めぐみさんのことば。
林原めぐみさんは声優・歌手です。綾波レイの声は彼女。
内容も、ですが、あの「林原めぐみ」さんがことばをかけてくれたということが、本人にとって、これから生きていくための支えにきっとなるでしょう。

あわてて読み飛ばしてしまうと「林原めぐみさんは、一部の自閉症の人にしかない才能をあげつらっている」と誤解してしまうかもしれません。それは違います。

むかし看護学生だった頃に出会った自閉症の子どもがジグソーパズルが得意だったことを紹介して、彼女はこう語りかけます。
それが何?ではなくて
その才能は、その子のもの。
その子に「しか」ないもの。
そして、それを生かす場所を模索するのは
誰でもすべきこと。

ピアノが上手い
計算が得意
絵をかくのが好き

直接将来の自分の仕事につながらなくても
何かを探す、扉には、きっとなるよね。

直接の(金を稼げる)仕事につながる才能なんて、そうはない。それは、自閉症の人に限らず。
それでも、どうしてもうまくできない「苦手なこと」で挫折しつづけるより、「得意なこと」「好きなこと」を大事にして、何かを探す扉にして、と言っている。

そこがすごいと思います。この人は、わかっている、と信頼感を覚えました。

読めば読むほど、細かなところまで気をつかった言葉かけです。
傷ついている人へどう声かけをするか? 何度経験しても難しいですよね。
林原めぐみさんは、いじめや不登校、家庭不和については触れていません(多分あえて)。丁寧に伝えているのは、

「未来へ」

ということ。
混乱している心理状態の人に、「ベクトル(矢印の向き→)」を伝えている。

「こっちに未来があるよ」と。

「ベクトル→」が見えたら、歩き出すことができます。

わたしからもお礼を言いたいです。勇気づけられました。
林原めぐみさん、ありがとうございます。

【10月29日開催】つぼみの会創立50周年記念フォーラムのご案内

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愛知県自閉症協会・つぼみの会が創立されてから50周年を迎えます。半世紀の活動を記念して、フォーラムを開催します。
 ・参加費無料です。
 ・つぼみの会会員に限らず、どなたでもご参加いただけます。
 ・開催日時は、10月29日(日)10時から15時半まで。
 ・会場は、ウィルあいち(ウィルホール)です。

テーマは、未来志向に、

『自閉症の未来を明るくするためにー今あきらめていることを一歩進めるためにー』

お申込みはこくちーずから。申込み期限を講演会当日朝9時まで延長しています!

こくちーず:10月29日開催 つぼみの会創立50周年記念フォーラム

講演内容
第1部(午前10時10分から12時)基調講演

『自閉症の未来を明るくするために』−本人主体の支援を考える−
 高橋 脩 氏 (社会福祉法人 豊田市福祉事業団 理事長)

第2部(午後1時から3時30分)フォーラム

『就労を目指して』−働き、働き続けるために−
 宮崎 潔 氏 (NPO法人障がい者自立支援センターなごや 就労移行支援事業所マーム 事業本部長)

『地域でくらすことの意味』−くらす・しごと・よかの視点から−
 加藤 潔 氏 (社会福祉法人 はるにれの里 札幌市自閉症自立支援センターゆい所長)

はるにれの里 加藤潔先生のお話を名古屋で聴ける機会は貴重ですね!
社会福祉法人はるにれの里は、元々は、北海道の自閉症児・者の親の会から始まりました。親の会から、事業体へと発展していった、つぼみの会とは別の道を辿った団体です。

はるにれの里:わたしたちの歩み
このページを読むだけでも、どれだけの苦労を重ねてきたかが伝わってきます。特に「昭和62年から平成3年〜生みの苦しみの時代」の記述は。
■昭和62年から平成3年〜生みの苦しみの時代
・支援の混乱と暗中模索の取り組みが続く
特に行動障がいへの療育方法については絶対的な受容から、厳しいしつけ指導など一貫性のない対応が横行して、利用者は益々混乱して事故が多発し、職員のチームワークが乱れ、退職者があいついだ(園長、課長他)

はるにれの里:TEACCHプログラム
私の中では、はるにれの里はTEACCHプログラムを採用しているという印象があります。強度行動障害をもつ方々との本当に苦しい日々を、立て直していった過程があると聞いています。

加藤潔先生には、『発達が気になる子の「ステキ」を伸ばすかかわり方――家庭や地域でできるポジティブ発想』『発達が気になる子のステキを伸ばす「ことばがけ」――一番伝わりやすいコミュニケーション手段、それがその子の“母国語"です 』といった親しみやすい実用的な著書もあります。

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そして、もちろん! 歴史を知る、高橋先生のお話、この地域の就労支援をひっぱってきた宮崎先生のお話は今回も勇気を与えてくれることでしょう。

【カイパパ通信の過去記事】
高橋脩先生講演レポート「本気で地域で暮らしていこうと思っていますか?」
2005年の記事ですが、何回読んでも「がんばろう」と奮い立ちます。

2007年2月自閉症支援セミナー:講師 宮崎潔さんの紹介
もう10年前になるんですね。宮崎先生のお話を聞いて、びしっと背筋が伸びたことを思い出します。

今回の50周年記念フォーラムに参加して、これからの未来を一緒に歩み始めましょう!!

お申込みは、こくちーずから。よろしくお願いします!
こくちーず:10月29日開催 つぼみの会創立50周年記念フォーラム

フォーラムちらし(PDF)

カイの絵が作品に〜ディセーブルド・アーツ・チャリティー展

「カイの絵が作品になる?」お話を聞いて、耳を疑ってしまいました。
お世話になっている放課後デイサービスで絵を指導をしてくださっている先生が、チャリティー展示会を企画されたのです。

「ディセーブルド・アーツ・チャリティー展」
8月にクラウドファンディングが実施されていました。
全国の障がい児の施設(主に放課後等デイサービス)に通い、子どもたちと一緒にお絵描きをして その絵を持ち帰り、その絵の個性を尊重しながら、手を加え、作品として完成させます。

このプロジェクトでは、 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・熊本・沖縄と7都市でそれら作品を集めた展示会を行います。展示会では、障がい児をはじめ障がい者の方にも会場に足を運んでもらい、出来る事で良いので手伝ってもらおうと思ってます。


10月12日から17日まで丸栄8階催事場で開催しています。


いったいどんな作品になっているのか、見てきました。
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なるほど。ベースとなっているカイの絵に先生が描き加えて作品になるのですね。

虹を昇る龍です。

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こちらは妖しい感じ。色使いが味わい深いです(親バカ)

本当に作品になっていました。よかったら、見てやってください。

「生きていていい」なんて。

相模原事件から1年が経った。言及する記事や番組が多く流れている。
が、じぶんからは言葉が出てこない。

それでも、ひとつだけ記しておきたいことがある。

「生きていていい」という表現に、痛みを感じます。

「生きていていい」とは、だれが、だれに許可を求めているのか? だれが、だれにゆるしを与えているのか?

わたしも、そう「言って」しまいそうになる。そう「言った」ことが何度もある。「生きていていいよね」と。
いわざるを得ない心情がわかる。そう「言う」人が、やむにやまれぬ気持ちであったり、やさしい同情心から「言って」いることも知っている……

でも、そう「言う」ことで、無意識に生命の価値づけをしていることを認めているのではないか。いや、じぶんが生命の価値付けを、認めているわけではないかもしれないが、この「世間に生命の価値付けが存在すること」を認めているのだ(認識という意味から、仕方が無いと受容する意味までスペクトラムはある)。

・「生きていていい」という表現は、「排除する社会(人の集団)への異議申し立て」である。
・決して「排除する社会(人の集団)」に対して、ゆるしを求め、おうかがいを立てるものではない。

この表現を、目にするたびに、そう確認をしないとわたしはつらい。
というか、再確認をしたとしても、苦い痛みは消えない……

わたしのなかにある、生命の価値付けの認識、「居場所がない・奪われる」というおそれ、そういった不安が刺激されるから。

「生きていていい」なんて。

言わなくてもいいはずなのに。

カイの充電

カイは基本クールで、私が同じ部屋にいて何をしていても無関心。

でも、たまに(本当にたまに)突然寄ってきて、顔をぐいっと引き寄せ、ほおとほおをくっつけてくることがある。

私が逃げようとすると、がっちりと両手でロックして逃さない。そのまま無言で密着。

3分くらい経って解放される。
カイは元いたソファに戻る。心なしか満足げな表情で。

テレパシーは使えなくても、顔をくっつけあっている間、愛してると伝わってくる。心も身体もあたたかくなる。

カイの充電、私の充電。

【ラジオ】カイパパ出演回の音源を公開します!

カイパパが2017年4月に出演させていただいたインターネットラジオ番組の音源を公開します。
聴き逃した方、もう一度聴きたい方、お耳を拝借いたします。
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■第1回 多文化ラジオ番組「People Junction」2017年4月1日放送回
自閉症の彼・彼女らが学ぶために必要なこと
彼・彼女らの学び方に合わせて伝えていくことが重要
多数派への教え方と同じやり方ではうまくいかないのは当たり前
自閉症の人の特徴を知って、学習スタイルに合った教え方をしてもらえたら、本当にありがたいです。
テーマ「世界自閉症啓発デー 自閉症、はじめまして!」
 最初から聴く(YouTube) 
【インデックス】クリックしてその位置から聴けます
Part1 世界自閉症啓発デーとは? 1:13
Part2 自閉症、はじめまして! 7:51
1 自閉症を理解するための3つのポイント(勘所) 8:22
2 自閉症の学習スタイル 19:42

【文字で読みたい方へ】
⇒【ラジオ・要約】「世界自閉症啓発デー 自閉症、はじめまして!」


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■第2回 多文化ラジオ番組「People Junction」2017年4月8日放送回
町で、自閉症の人を見かけたことがありますか? そのとき、あなたはどんなことを感じますか? 4年前に起きたある事件を題材に、カイパパの思いを語ります。そこから、昨年7月におきた「あの事件」についても……。
ストリートで出会う、ってどうしたらいいんだろう? 自閉症をまったく知らない、そんな人にもぜひ聴いていただけたらと願っています。
テーマ「ストリートで出会う 自閉症」
 最初から聴く(YouTube)
【インデックス】クリックしてその位置から聴けます
1 はじめに 1:16
2 テーマ「ストリートで出会う 自閉症」について 3:01
3 4年前の事件「バスでのできごと」 5:24
4 再び読まれるきっかけ 20:00
5 「見えない存在」にされている〜相模原事件 24:52
6 実は、出会っている 29:00

【文字で読みたい方へ】
⇒【ラジオ・要約】「ストリートで出会う 自閉症」
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