
【本】自閉症児の育て方―笑顔で育つ子どもたち
自閉症児の育て方―笑顔で育つ子どもたち
編者:渡部信一
出版社:ミネルヴァ書房
価格:\1,600-
私が、いつもその笑顔とユーモアと行動力を尊敬しているBut He is Beautifulのこうままさんが執筆しています! もうそれだけで「買い!」です。
それから、編者が渡部信一教授ということも要チェックです。
というのも、渡部さんが『鉄腕アトムと晋平君―ロボット研究の進化と自閉症児の発達』という自閉症をめぐる世界では有名な(だが、まともに論評されていないと私が思う)本の著者だからです。
『鉄腕アトムと晋平君』では(私の脳みそテープによる要約です)、
このことと対置するかたちで、自閉症をもつ子どもへの療育も、
『鉄腕アトムと晋平君』の中では、渡部さんは晋平君のお母さんの「自然体の子育て」(療育的なことは特段やらない)のエピソードを紹介することで終わっている。
ヒントはあるが、具体的な対案にはなっていないというのが私の率直な感想でした。
今回の『自閉症児の育て方―笑顔で育つ子どもたち』がきっとそのアンサーになってくれると期待して注文します!

鉄腕アトムと晋平君―ロボット研究の進化と自閉症児の発達
『鉄腕アトムと晋平君』では(私の脳みそテープによる要約です)、
「すべての条件を想定して1つ1つプログラムを書くよりも、おおざっぱな判断式をロボットに与えて状況にあわせてロボットに判断・学習させるプログラムの方向にロボット研究は進化している」
このことと対置するかたちで、自閉症をもつ子どもへの療育も、
「スモールステップで1つ1つ教えていっても状況の変化に対応できないのではないか?」じゃあどうするか?
『鉄腕アトムと晋平君』の中では、渡部さんは晋平君のお母さんの「自然体の子育て」(療育的なことは特段やらない)のエピソードを紹介することで終わっている。
ヒントはあるが、具体的な対案にはなっていないというのが私の率直な感想でした。
今回の『自閉症児の育て方―笑顔で育つ子どもたち』がきっとそのアンサーになってくれると期待して注文します!

鉄腕アトムと晋平君―ロボット研究の進化と自閉症児の発達
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個人的なことを言ってしまうと「いい経験をさせて頂いた」というのが率直な思いです。
なかなか出来ないケイケンですよ〜(笑)
本になった時点で書いた人からそれは一人歩きするもので、10人読んだら10の感想があると思います。
だから「活字」っていうのでしょうね。