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■【TV】光とともに 日本テレビドラマ(続報)

 どうやら、マンガとは別のストーリーだと思って見たほうがいいようですね。

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■人気漫画「光とともに…」連ドラ化 自閉症テーマにした子育てのバイブル

 自閉症児をテーマにした人気マンガ「光とともに…〜自閉症児を抱えて〜」(戸部
けいこ原作、秋田書店)が、日テレ系で連続ドラマ化されることが15日、同局から
発表された。ドラマは同マンガを原案に、テレビ版としてアレンジを加え、タイトル
を「光とともに…(仮)」として、4月から毎週水曜・午後10時に放送。自閉症の
息子を持つ母親を篠原涼子(30)、自閉症児の担任教師を小林聡美(38)が演じ
ることになった。

運命に立ち向かう姿を感動的に表現
「女性に愛される作品に」
 自閉症をテーマにした大人気マンガが、篠原と小林のダブル主演でドラマ化され
る。

 戸部けいこさん原作の「光とともに…〜自閉症児を抱えて〜」は、月刊誌「for
 Mrs.」に連載中。自閉症という難しいテーマを分かりやすく、かつドラマチッ
クに描き、現在全5巻の単行本は85万部を売り上げるヒットとなっている。韓国や
香港でも出版され、障害の枠を超えた親と子のコミュニケーションの取り方、子育て
のバイブルとしての評価も高く、教育現場でも使用されるなど、主婦層を中心とした
女性に幅広い支持を得ている作品だ。

 テレビ版は、運命に明るく立ち向かっていく女性たちを感動的に描くヒューマンス
トーリー。自閉症の長男を持つ母親で篠原が演じる東幸子が、自閉症児の担任教師で
小林演じる赤木里緒との出会いをきっかけに、自分の人生と家族を見つめ直し、新し
い生き方を再発見していく。

 櫨山(はぜやま)裕子プロデューサーは「母親でなかった母が、母親に成長してい
くストーリー。母と母でない役の両方をこなせるリアリティーある女性を篠原さん
に。また、子供の目線で演技ができる人は小林さん」とキャスティングの理由を説
明。「ジーンと心にしみる、どの世代の女性にも愛される作品を目指します。そし
て、自閉症のことを少しでも多くの人に正しく理解してもらえれば」と企画意図を
語っている。

 重くなりがちなテーマだが、篠原と小林のキャラクターで困難の中にも元気で前向
きな内容となりそう。家族のきずなを感じさせる温かいストーリーで多くの人の共感
を呼びそうだ。

 ◆自閉症 生まれつき脳の機能異常によって起こるといわれている発育障害。10
00人に2人程度の割合で発生するとされ、原因などが解明されていないため、根本
的な治療法は見つかっていない。言葉の発達が遅れたり、言葉の意味が理解できな
かったり、人とのコミュニケーションが苦手で、ストレスや不安からパニックになる
などの症状が見られる。(スポーツ報知)
[2月16日8時2分更新]


★ドラマ版のストーリー

 取り乱す、全然受容のできていない母親が
  →信頼できる専門家(赤木先生=青木先生のもじり)に出会って
    →成長する

 というもののようです。
 ドラマの前半は、相当きつそうですね。
 小学生になるまで受容ができていないというのは……光君には、本当に酷な状況
です。

 私のこれまで見聞きしてきたかぎりでは、「信頼できる専門家」に出会うこと
はなかなか難しいです。特に、障害の受容ができずにもがいている時期には、ア
ンテナが働かなくて「有益な情報」をキャッチすることも難しい。
 親は必死で勉強しているし、受容も自らの力でしています。
『光とともに』の素晴らしさは、その過程をリアルに描き出しているところ
(特に1、2巻)にあります。
「他人に導かれて」――という部分にちょっぴり「?」を感じます。
 もちろん、出会いはすごく影響をもつし、大切です。専門家との出会いで
変わるケースもあるでしょうけどね。

 しかし、テレビの影響力は凄い。『光とともに』とは別のドラマとして、期待
しています!
 実は、ひそかに小林聡美さんにも期待をしています。彼女は、コラムの連載
をしているし、本も書いている、ラジオ番組も持っている人なので、あの人が自
閉症を学んで何かを発信しないかなあと思っています。彼女は、NHK-FMのドラマ
『なんて素敵にジャパネスク』
(原作:氷室冴子)以来注目して
います(←古い)。

【参考】
小林聡美のコマンタレヴー!
『マダム小林の優雅な生活』 幻冬舎文庫