■【速報】名古屋市自閉症・発達障害支援センター2005年10月開設!!

【ニュースソース】
・自閉症協会愛知県支部公式HP:名古屋市自閉症・発達障害支援センター開設準備プロジェクト
http://homepage2.nifty.com/tubomi-aichi-autism/NAS/index.html
[外部情報No.1] 
【日時】:05年2月9日
【情報源】:名古屋市障害施設課
【受付】:つぼみの会事務局

【内容】
「本日予算(自閉症・発達障害支援相談事業)がついたので、
名古屋市児童福祉センターの中に10月1日をめどに
支援センターを設置する
ことになります。
近々、開設準備会を設置することになるでしょう」

 えっ!? 「今年10月から」開設ですか?!

 驚いてます。
 自閉症協会愛知県支部(つぼみの会)が要望書を提出した際には既に決定事項だったのですね?

 自閉症・発達障害支援センターができることは、私たち(発達障害をもつ本人とその家族、支援者)にとって、とってもうれしいことです!
 名古屋市の場合は、発達障害者支援法成立後にできる支援センターなわけですから、なおさら期待しています。

 ところが、ジョーさんによると、これまで自閉症協会などの当事者団体との事前の相談はなかったそうです。これは問題。

詳しくは↓
・ジョーの発達障害サポート研究室☆: ■【分析・提案】名古屋市自閉症・発達障害支援センターの計画案について[記事No.18]
http://tamago-picture-world.cocolog-nifty.com/blog/2005/02/no18.html

(ジョーさんの記事↑からは、開設準備チームを立ち上げた矢先に、肩透かしをくらったようなやるせなさが伝わってきます。でも、これからだヨ! 「立て! 立つんだ、ジョー!」)

「発達障害」は、発達障害者支援法には、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものと定義されています。
 全部きちんと説明できます? 私も、LDやADHDについては詳しくありません。支援を必要とするこれらの当事者のニーズ(何に困っているの?)を聞かずによいものはできないと思うんです。
 名古屋市には、自閉症協会手をつなぐ育成会はもちろん、アスペ・エルデの会見晴台学園(2005年度名古屋市へ移転)など実践をつみかさねている団体があります。地域の親の会も、たくさんあります。

 話し合いたいですね。

 名古屋市障害施設課からは、

「近々、開設準備会を設置する」

 ということですから、関わりのある当事者、支援者、行政、医療、教育、福祉、就労関係者が一堂に会して真剣に、

・支援センターのゴール
・そのための事業内容
・どこから手をつけていくかのスケジュール
・だれが担い手になるか
・ネットワークをどう築くか

 を議論して、発達障害者支援法の目的・理念を具体化した最高の支援センターを創ることを切に願います。


 がっかりしたり、くじけそうになったらいつもつぶやく言葉――

 何も無い頃にくらべたら、確実に前に進んでる。
 未来は明るいに決まっている、だってぼくたちが創っていくのだから!

 手を取り合って進もうよ!


【関連過去記事】

・名古屋市自閉症・発達障害支援センターのコンセプト
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/13240499.html

・立ち上げ! つぼみの会 名古屋市自閉症・発達障害支援センター開設準備プロジェクトチーム
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/13992939.html

・名古屋市自閉症・発達障害支援センター設立の要望書(つぼみの会)
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/13060076.html

・「発達障害者支援法の成立を願う120人の当事者の意見書」を公開
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/9832320.html
 いつもこの意見書にこめられた想いに立ち返り、考えたい。