■『ぼくらの発達障害者支援法』構成案(シンプルバージョン)

 カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルから生まれる本、ぶどう社から出版企画中です。

カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルから生まれる本
『ぼくらの発達障害者支援法』の目指すもの(企画書)

 具体的にはどんな内容なの?

 現時点の構成案を公開します。(まだ、大枠だけです。出版が近づいたら詳細を紹介しますネ)


『ぼくらの発達障害者支援法』構成案(シンプルバージョン)

★プロローグ〜はじめまして! カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルです

1 自己紹介

2 『ぼくらの発達障害者支援法』はなぜできた? 目的、使用法

3 発達障害「用語の森」

★第1部 夜明け前〜発達障害者支援法ができるまで

1 カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルを舞台に
 〜発達障害者支援法ができるまでに何を考え、何をしてきたの?

2 120人の意見書から
 〜わたしたちの「暮らし」

3 発達障害者支援法に込められたもの
 〜福島豊衆議院議員(「発達障害の支援を考える議員連盟」事務局長)インタビュー

★第2部 朝が来る〜よくわかる!発達障害者支援法

1 発達障害者支援法を「7つの支援」に分類 図解・解説
 〜これだけそろえば安心してしあわせに暮らせる!

2 発達障害者支援法ができて、こう変わる
 ・国の施策解説
 ・これからの展望
 〜大塚晃厚生労働省障害福祉専門官インタビュー

★第3部 明日をつくる〜活用ハンドブック
 〜未来は明るいに決まっている。なぜならぼくたちがつくるのだから
 テーマは「エンパワメント」
 ぼくらにできるアイデアを提案
 やってみよう! 情報集めて考える→仲間探し→実践→支援の輪を広げる

1 知ってもらう

2 提案する(マイ施策提案会議マニュアル)

3 ネットワークを築く

4 変化を起こすためには

★ハッピーエンディング〜3年後、5年後、10年後



おおざっぱに言うと、
 3分の1は、カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルのコンテンツ
 3分の1は、発達障害者支援法の解説とインタビュー
 3分の1は、法の活用の提案(一部blogコンテンツから)

 愛読者のみなさんなら「ああ、こういうことがあったなあ(^^)」と思い出す内容も含んでいます。

 これまで『ぼくらの発達障害者支援法』の構成案は4回大きな変更がありました。
 変更のたびに身にしみたことは、「背伸びをして自分じゃないものになろうとしても、無理なんだなあ」ということでした。

 私は、5歳になる自閉症をもつ子どもの父親です。専門家や研究者ではありません。自閉症のことを知ってから、まだ3年。「カイとカイのお友だちが安心してしあわせに暮らせるようにする」ため、歩み始めたところです。
 約束されているわけではないゴールを目指して、色々なことにぶつかりながら、旅を続けていく――その「途上からの報告」です。それしかできないし、それでいいんだと今は思っています。

 ですから、この本には、発達障害自体の治療や改善についての専門的、実践的、具体的なノウハウは含まれていません。そういった本は、きっと専門家の手によって出版されるでしょう。

『ぼくらの発達障害者支援法』では、

「発達障害」をもつってどういうこと? 家族は?
  どうしたら安心してしあわせにくらせるようになるんだろう?
   そのために法律は何を用意しているんだろう?
    発達障害者支援法を手にして、自分たちにできることは何かな?
     まず何から始めていこうか?

 ――こういったシンプルな問いかけへの答えを探していきます。

『ぼくらの発達障害者支援法』が、きっかけとなって、一緒に考え、力をあわせる「続き」につながればいいなぁ。それが私の考える「等身大の提案書」の意味です。

 ひと言で言うと、「カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル」みたいな本です(*^^*)

 だから、これまでこのサイトになかったような内容は、本にもありません。

 カイパパ(33歳 5歳カナータイプの自閉症男の子の父親 愛知県在住)が考える、「発達障害者支援法をてこに、サバイバルして、しあわせになるための勇気と知恵(ねえねえこんなこと考えてみたけど、みんなはどう思う?)」をギュッとつめこんだものにしたいです☆