光とともに… (1)

【TV】「光とともに」をどう観る?

 私は、定期的にGoogleやBulkfeedsで「自閉症」をキーワード検索しています。「これは!」と思うようなサイトが見つかるからです。

★日記サイト:蜜柑とお茶漬け

 最近見つけた「蜜柑とお茶漬け」は、4歳の自閉症を持つ男の子のお母さんの日記です。子どもの年齢、家族構成が我が家とまったく同じで親近感を覚えます。それに、この方はとても聡明な方ですね!
私が「はてな」を選んだ理由@蜜柑とお茶漬け
自閉症というのは、多くの誤解を受けている障害だ。だから、サイトの立ち上げは、自閉症についての説明をまず書いて、本当の所を判ってもらうことから始まる。

曰く、「コミュニケーションの障害である」「1,000人中少なくとも1,2人いる」「ひきこもりとは違う」「先天的なものである」などなど。日本自閉症協会のサイトをリンクしたり、とにかくまず、自閉症とは何かということを判ってもらうことからはじめないといけない。

でも、「はてな」にはキーワード機能がついていた。「自閉症」で検索してみて、登録内容に安心した。私のページにはきっとこのキーワードへのリンクがちりばめられることになる。それを見てくれれば、読んでくれた人たちはきっと、自閉症のことをよく判ってくれるだろう。そう思った。

 ちなみに、はてなダイアリーでの「自閉症」の解説は以下のとおりです。
自閉症
病気 病名

発達障害の一つ。自閉性障害とも。3つの大きな特徴がみられる。

社会性の発達の障害
コミュニケーション障害
想像力の障害とそれに基づく行動の障害
知的障害を伴うことが多いが、伴わない場合もある。(その場合を特に高機能自閉症と呼ぶ)

引きこもり≠自閉症

一般に誤解されやすいが、本症は生まれつきの障害であり、育て方に原因があるのではない。
「あたらしい自閉症の手引き」にもリンクが貼ってあります。

 蜜柑とお茶漬けさんが、はてなダイアリーを自分のサイトに選んだ理由に納得です。

★「光とともに」をどう観る?

 そんな蜜柑とお茶漬けの記事で、日本テレビドラマ「光とともに」は「美羽ちゃんの話」として観たらどうだろう? という提案がありました。

【「光とともに」】続・「光とともに」ドラマ化@蜜柑とお茶漬け
小学校に入ってから自閉症について立ち向かい出す話になるようだから、設定としては、「光とともに」の主人公の子ども、光くんのクラスメイトである、本田美羽ちゃんの設定に近い。そして、美羽ちゃんのお母さんのイメージは、今回ドラマで主人公を演ずる篠原涼子に、結構合っているような気がする。

今回のキャスティングについてはいろいろみなさんご意見あるようだけれど、美羽ちゃんの話だと割り切れば、かなりいい線言っているのではないだろうか。美羽ちゃんの話はそれはそれで、かなりいい話だと思うから。

「光とともに」の原作に登場する、美羽ちゃんのお母さんは、くわえタバコで入学式に来るような斜に構えたタイプ。小学校へ入るまで、まともなサポートは誰からも得られずハリネズミのような心になっていた。
 しかし、青木先生や光君のママと関わることで、自閉症の美羽ちゃんとの接し方がだんだんとわかってきて成長していきます――
 おおー! ドラマ「光とともに」のあらすじそのまんまですね。気がつきませんでした。蜜柑とお茶漬けさん、ありがとうございます。
 私は、だんだんとドラマが楽しみになってきました。

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【TV】光とともに 日本テレビドラマ(続報)2004年02月20日


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