■名古屋市発達障害者支援センター:マイ支援センター提案会議全3回終了!
「名古屋市発達障害者支援センター」が2005年の秋に開設されます。
本人、家族、そして孤立し困っている支援者にとって待ち望まれていた支援センターですが、残念ながら開設に関する事前の相談はなく、開設決定は名古屋市単独でなされたそうです。
発達障害者支援法は、この法の理念を実現する要として「発達障害者支援センター」を規定しました。そして、支援センターは、地域に存在する発達障害に対するサポート資源との「連携」によって真価を発揮します。
連携のパートナーとして、最も重要なのは「当事者」です。自閉症・発達障害への支援は、難しい! 「こうすればベスト」という正解がひとつあるわけではない。だから、「よりベター」な支援を探して関係者みんなが知恵を出し合い、本人に確認しながら、支援を築き上げていくしかありません。
……なのに、名古屋市ときたら(ぶつぶつぶつ…以下エンドレス)
なんて、ないがしろにされた屈辱感をかかえ、恨み言を言い続けているよりも、
よっしゃ!
「待っていても、親の会に市から声がかかるわけじゃないのなら、自分たちで建設的な提言をまとめて「連携の手」をこちらからさしのべようではないか!」
と始められたのが、自閉症協会愛知県支部(つぼみの会)のNAS(名古屋市自閉症・発達障害支援センター開設準備プロジェクトチーム)プロジェクトです。
NASプロジェクト主催の「マイ支援センター提案会議」は、当事者の現状と必要な支援を明らかにして、「支援センターのあるべき姿」を当事者から名古屋市に対して提言するために、関係団体に広く声かけをして開催されました。
このたび、3回目の会議を終えてゴールしたそうです。
そして、4月末には名古屋市主催の公式な検討会議「名古屋市発達障害者支援体制整備検討会」もスタートを切ったそうです。
【参考記事】
・ジョーの発達障害サポート研究室☆: ■【報告】】第三回マイ支援センター提案会議の報告[No.31]
http://tamago-picture-world.cocolog-nifty.com/blog/2005/05/no31_37d9.html
私は、今モーレツに感動しています。
感謝の気持ちを込めて、NASプロジェクトチーム事務局長であるジョーさんと会議参加者のみなさんに「お手紙」をトラックバックします。
ジョーさんと会議参加者のみなさんへ
マイ支援センター提案会議「完走」おめでとうございます!!
ジョーさんは、3回の会議をやり終えた成果を3つにまとめていますね。
(1)会議を開催する過程で、「仲間たちとのさらに強い絆」と「新たな出会い」が築かれたこと
(2)当事者の置かれている現状と、切実に必要としている支援を言語化できたこと
(3)名古屋市とのパートナーシップの入り口となる、市の関係機関+当事者で構成された名古屋市の公式な検討会議を実際にスタートさせたこと
これは、ものすごく画期的な成果です。
しかも、最初(支援センターができると分かる前の陳情書)からオープンにプロセスが公開されていて、直接関わることができない者にも勇気と知恵を与えてくれました。
これから、おそらく(3)の市の公式な検討会議で、マイ支援センター提案会議で結晶化された「当事者のニーズ」を、実際のセンター(&関係者どうしの連携)の中で、どう具体化していくかについて議論が進められていくのでしょう。
ジョーさんはまだまだ気を抜けない心境だと思いますが、マイ支援センター提案会議で築いた仲間との信頼関係とご自身のスキルを活かして、名古屋に住む本人、家族のためにがんばってください。
声を上げられない状況の仲間たちも、きっと固唾をのんでNASプロジェクトのことを見つめて応援しています。
そして、名古屋にとどまらず、NASプロジェクトで実践されているコンセプト・ノウハウは、全国で活用できると感じています。私が今つくっている『ぼくらの発達障害者支援法』でも、ぜひ紹介させていただきたいと考えています(^^)
――お互い、あんまり口にしたくないことだけど、家庭、仕事に加えて、大きなミッションを担うことは、本当に本当に大変なことだと思う。大変だからこそ、支えあっていこうね。疲れたら、交代で走ろう。
ありがとう。いろ〜んな意味を込めて…。
カイパパ
【関連過去記事】
順に読んでいただくと、「働きかけ」によって流れが変わっていく過程がわかると思います(^^)
・2005年01月26日:名古屋市自閉症・発達障害支援センター設立の要望書(つぼみの会)
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/13060076.html
・2005年01月29日:名古屋市自閉症・発達障害支援センターのコンセプト
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/13240499.html
・2005年02月10日:立ち上げ! つぼみの会 名古屋市自閉症・発達障害支援センター開設準備プロジェクトチーム
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/13992939.html
・2005年02月12日:【速報】名古屋市自閉症・発達障害支援センター2005年10月開設!!
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/14120690.html
・2005年02月26日:名古屋市自閉症・発達障害支援センター〜一緒に創っていこう
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/15118255.html
・2005年03月11日:私たちの名古屋市自閉症・発達障害支援センター提案会議
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/16080573.html
【参考記事】
・ジョーの発達障害サポート研究室☆: ★つぼみの会 名古屋市自閉症・発達障害支援センター開設準備プロジェクト(カテゴリー記事)
http://tamago-picture-world.cocolog-nifty.com/blog/_/index.html
NASプロジェクトの中心でひっぱっているジョーさんの想いがびしびし伝わってきます。
「名古屋市発達障害者支援センター」が2005年の秋に開設されます。
本人、家族、そして孤立し困っている支援者にとって待ち望まれていた支援センターですが、残念ながら開設に関する事前の相談はなく、開設決定は名古屋市単独でなされたそうです。
発達障害者支援法は、この法の理念を実現する要として「発達障害者支援センター」を規定しました。そして、支援センターは、地域に存在する発達障害に対するサポート資源との「連携」によって真価を発揮します。
連携のパートナーとして、最も重要なのは「当事者」です。自閉症・発達障害への支援は、難しい! 「こうすればベスト」という正解がひとつあるわけではない。だから、「よりベター」な支援を探して関係者みんなが知恵を出し合い、本人に確認しながら、支援を築き上げていくしかありません。
……なのに、名古屋市ときたら(ぶつぶつぶつ…以下エンドレス)
なんて、ないがしろにされた屈辱感をかかえ、恨み言を言い続けているよりも、
よっしゃ!
「待っていても、親の会に市から声がかかるわけじゃないのなら、自分たちで建設的な提言をまとめて「連携の手」をこちらからさしのべようではないか!」
と始められたのが、自閉症協会愛知県支部(つぼみの会)のNAS(名古屋市自閉症・発達障害支援センター開設準備プロジェクトチーム)プロジェクトです。
【参考】
★NASプロジェクトチームのコンセプト
1)当事者のニーズを明確に打ち出す。
2)期待される支援センターのゴールを提示する。
3)実際に支援センターが効果性を発揮するよう、事業内容や必要な人材を示す。
4)支援センターを支えるため、自分たちにできる貢献を明らかにする。
5)同士と有志をつなぎ合わせる。 本当の意味での「連携」のはじめの一歩! を実現する。
NASプロジェクト主催の「マイ支援センター提案会議」は、当事者の現状と必要な支援を明らかにして、「支援センターのあるべき姿」を当事者から名古屋市に対して提言するために、関係団体に広く声かけをして開催されました。
このたび、3回目の会議を終えてゴールしたそうです。
そして、4月末には名古屋市主催の公式な検討会議「名古屋市発達障害者支援体制整備検討会」もスタートを切ったそうです。
【参考記事】
・ジョーの発達障害サポート研究室☆: ■【報告】】第三回マイ支援センター提案会議の報告[No.31]
http://tamago-picture-world.cocolog-nifty.com/blog/2005/05/no31_37d9.html
私は、今モーレツに感動しています。
感謝の気持ちを込めて、NASプロジェクトチーム事務局長であるジョーさんと会議参加者のみなさんに「お手紙」をトラックバックします。
ジョーさんと会議参加者のみなさんへ
マイ支援センター提案会議「完走」おめでとうございます!!
ジョーさんは、3回の会議をやり終えた成果を3つにまとめていますね。
(1)会議を開催する過程で、「仲間たちとのさらに強い絆」と「新たな出会い」が築かれたこと
(2)当事者の置かれている現状と、切実に必要としている支援を言語化できたこと
(3)名古屋市とのパートナーシップの入り口となる、市の関係機関+当事者で構成された名古屋市の公式な検討会議を実際にスタートさせたこと
これは、ものすごく画期的な成果です。
しかも、最初(支援センターができると分かる前の陳情書)からオープンにプロセスが公開されていて、直接関わることができない者にも勇気と知恵を与えてくれました。
これから、おそらく(3)の市の公式な検討会議で、マイ支援センター提案会議で結晶化された「当事者のニーズ」を、実際のセンター(&関係者どうしの連携)の中で、どう具体化していくかについて議論が進められていくのでしょう。
ジョーさんはまだまだ気を抜けない心境だと思いますが、マイ支援センター提案会議で築いた仲間との信頼関係とご自身のスキルを活かして、名古屋に住む本人、家族のためにがんばってください。
声を上げられない状況の仲間たちも、きっと固唾をのんでNASプロジェクトのことを見つめて応援しています。
そして、名古屋にとどまらず、NASプロジェクトで実践されているコンセプト・ノウハウは、全国で活用できると感じています。私が今つくっている『ぼくらの発達障害者支援法』でも、ぜひ紹介させていただきたいと考えています(^^)
――お互い、あんまり口にしたくないことだけど、家庭、仕事に加えて、大きなミッションを担うことは、本当に本当に大変なことだと思う。大変だからこそ、支えあっていこうね。疲れたら、交代で走ろう。
ありがとう。いろ〜んな意味を込めて…。
カイパパ
【関連過去記事】
順に読んでいただくと、「働きかけ」によって流れが変わっていく過程がわかると思います(^^)
・2005年01月26日:名古屋市自閉症・発達障害支援センター設立の要望書(つぼみの会)
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/13060076.html
・2005年01月29日:名古屋市自閉症・発達障害支援センターのコンセプト
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/13240499.html
・2005年02月10日:立ち上げ! つぼみの会 名古屋市自閉症・発達障害支援センター開設準備プロジェクトチーム
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/13992939.html
・2005年02月12日:【速報】名古屋市自閉症・発達障害支援センター2005年10月開設!!
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/14120690.html
・2005年02月26日:名古屋市自閉症・発達障害支援センター〜一緒に創っていこう
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/15118255.html
・2005年03月11日:私たちの名古屋市自閉症・発達障害支援センター提案会議
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/16080573.html
【参考記事】
・ジョーの発達障害サポート研究室☆: ★つぼみの会 名古屋市自閉症・発達障害支援センター開設準備プロジェクト(カテゴリー記事)
http://tamago-picture-world.cocolog-nifty.com/blog/_/index.html
NASプロジェクトの中心でひっぱっているジョーさんの想いがびしびし伝わってきます。
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マイ支援センター提案会議へのお手紙&トラックバック、
ありがとうございました。
今回は、全員の頑張りにより、提案会議のゴールにたどり着いたわけですが、
大変分かり易く、スマートにまとめていただき感謝しています。
私なりに提案会議を振り返っての「まとめ」をしてみたのですが、
なかなか思うようにまとめられなかったので、助かっちゃいました(^^ヾ
まだ、これからも一仕事ありますが、ゴールさえ決まっていれば、
終りはあるわけですから、それまでは「しぶとく」がんばっていこうと思っています(^^