■マイ施策提案会議シナリオを公開!
〜発達障害者支援法☆マイ施策提案キャンペーン!(5)
【あわせてお読みください】
・発達障害者支援法☆マイ施策提案キャンペーン!
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/2287081.html
・【マイ施策】提案会議ワークショップ企画書
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/3178646.html
7月4日開催の「発達障害者支援法☆マイ施策提案会議」のシナリオを公開します。
発達障害者支援法は、啓発法の意味合いが強く、具体的な施策について多くを語っていません。
それはこの法律が、まず理解を広げること、そして、発達障害者のサポートを国・自治体の責務として定めることを主眼としているからです。スタートラインに立つための法律なのです。
現実に、発達障害をもつ本人の笑顔につなげていくには、この法の精神を活かした具体的な制度、施策の肉付けが必要です。
そのため、カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルでは、当事者からの「マイ施策提案キャンペーン」を呼びかけています。
7月4日に会議を主催する目的のひとつに「モデルを提示したい」という思いがあります。特別な話術やスキルがなくても、「このやり方を使えば、アイデアがわいてうまくいく!」というノウハウの共有化を目指しています☆
以下、シナリオです。
〜発達障害者支援法☆マイ施策提案キャンペーン!(5)
【あわせてお読みください】
・発達障害者支援法☆マイ施策提案キャンペーン!
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/2287081.html
・【マイ施策】提案会議ワークショップ企画書
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/3178646.html
7月4日開催の「発達障害者支援法☆マイ施策提案会議」のシナリオを公開します。
発達障害者支援法は、啓発法の意味合いが強く、具体的な施策について多くを語っていません。
それはこの法律が、まず理解を広げること、そして、発達障害者のサポートを国・自治体の責務として定めることを主眼としているからです。スタートラインに立つための法律なのです。
現実に、発達障害をもつ本人の笑顔につなげていくには、この法の精神を活かした具体的な制度、施策の肉付けが必要です。
そのため、カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルでは、当事者からの「マイ施策提案キャンペーン」を呼びかけています。
7月4日に会議を主催する目的のひとつに「モデルを提示したい」という思いがあります。特別な話術やスキルがなくても、「このやり方を使えば、アイデアがわいてうまくいく!」というノウハウの共有化を目指しています☆
以下、シナリオです。
■マイ施策提案会議(7月4日開催)シナリオ
第1部 あいさつ (1〜3 15分)
みなさんお忙しい中、マイ施策提案会議にご参加いただき誠にありがとうございます。
本日は22名の様々な立場の方にお集まりいただきました。
私から個人的にお声がけをさせていただいた方もいらっしゃいますが、誰かの命令などでお見えになった方はひとりもいらっしゃいません。個人の立場で、意欲と経験をもってこの場にお集まりいただきました。
奇跡のような、素晴らしいことです。
第2部 会議の進め方の説明
本日の進め方を説明します。
(1)発達障害者支援法の現状と今後のスケジュール見通し
レジメ参照
(2)ワークショップ
(3)講評
会議のまとめ:それぞれの場所に持ち帰る意味
第3部 発達障害者支援法の現状と今後のスケジュール見通し
・発達障害者支援法提案の動きが出てきた背景。
・厚生労働省の勉強会と議員連盟
・通常国会での提案見送り
・9月臨時国会で提案の見込み
それでは、前置きはこれくらいにして、企画会議に入っていきます。
今回はワークショップという形式で行います。まず個人で発想し、次にグループで共有化して企画を創り上げます。全員参加です。
短い時間ですが、集中してやりましょう。
約束事は1つだけ。「この企画の向こうに、本人の笑顔があるか?」そのことを常に思い描いて始めましょう!
第4部 ワークショップ
★1 自己紹介(10分)
5人グループに分かれていただいています。「初めまして」の方ばかりだと思いますので、グループの中で自己紹介をお願いします。
(板書を示して)
(a)お名前
(b)立場(発達障害者との関わりなど)
(c)最近あったよかったこと(Good & New)
最後の「最近あったよかったこと」は、自閉症とまったく関係ないことでもいいですよ!
1人1分以内でお願いします。
それでは、グループ司会がトップで、時計回りで始めてください!
★2 法案読み合わせ(5分)
自己紹介が終わったグループから、法案の読みあわせを始めてください。
(板書を示して)
・第1条から第4条 全文
・第5条から第13条 標題だけ確認
・第14条から第19条 省略
・第20条から第24条 標題だけ確認
・第25条以下 省略
どうぞ! 元気に声を出していきましょう!
★3 1人で考える(5分)
だいぶウォーミングアップできてきましたね。
次は、ギュッと1人で集中して、考えてもらいます。ここからが本番ですよ。
発達障害のある方が障害笑顔で安心してしあわせに暮らすためのアイデアを、ポストイットに書き出してもらいます。
ルールは単純です。思いつくまま、1テーマ1枚に簡単に書いてください。キーワードだけでもいいですよ。あとで口頭で補足できますからね。
最低5個。目標10個目指して知恵をしぼってください。
持ち時間は、5分。それでは始めてください!
★4 アイデアを分類(15分)
さあ、制限時間がまいりました。アイデアは出しつくせましたか?
ここからは、グループワークになります。
最高の企画を創り上げるコツは「否定しない」ことです。くだらなくみえたり、非現実的なアイデアに宝が隠れていることもありますからね!
これから、1人1人が考えたアイデアをグループで共有していきます。
ポストイットのアイデアをどんどん紙に貼っていきます。
まず、グループ司会さん、貼ってください。似たジャンルなどがあれば、近くに固めてメンバーも貼ってください。遠慮せず、わいわいがやがややりながら、個人のアイデアの分類を行ってみましょう。
このときに、「そのアイデアはどういう意味?」とみんなで聞きあうようにしましょう。「それ面白い!」と「私も考えてた!」みたいな発見は、声に出しあいましょう。
どんな分類をするかは、グループの個性にお任せします。時系列や、働く・遊ぶ・暮らすなどの機能別や、担い手別などなど、自由でユニークな発想を期待します。
それではグループ司会さん、お願いします。持ち時間は15分でお願いします。
(※制限時間にこだわらずころあいをみて)
★5 「マイ施策」を決める(15分)
分類ができたら、グループの、とっておきのマイ施策を決めます。
まず、司会を中心に、「自分はこのアイデアがいい」という意見を全員が話してください。
そして、1つだけ決めてください。決め方はグループの自由です。組み合わせたり、合体させるのもいいでしょう。
それではお願いします。持ち時間は15分です。
(休憩 10分間)
★6 プレゼンテーション資料を作る(20分程度)
とっておきのマイ施策、決まりましたか?
決まったグループから、前に紙を取りに来てください。これからプレゼンテーション資料を作っていただきます。
何も知らない市町村の担当者に説明するつもりで、わかりやすく、ビジュアルなプレゼンをお願いします。
(板書を示して)
【プレゼンテーションのポイント】
・施策名(キャッチーでわかりやすい名前を!)
・ねらい
・対象
・担い手
・内容
・クリアすべきポイント(課題)
・ゴール、効果
必ずしも、これにこだわる必要はありません。チェックポイントとして参考にしてください。
誰が発表するかも、決めてくださいね。発表者は複数でもOKですよ。
★7 プレゼンテーション(30分=5分×4+α)
それでは、いよいよ発表のときがまいりました。まず1グループ3分で発表をして、質疑を2分行います。
(最初にプレゼンをしたいグループは手を挙げてください。※事前に順番を決めておいてもよい)
(発表)
それでは、質疑に入ります。(会場から。ファシリテーターから)
ありがとうございました。○○グループでした!
★8 投票
以上で、全てのグループの発表が終わりました。
いずれも甲乙つけがたい力作ぞろいでした。しかし、「政治は選択である」という言葉があります。この中で、1つだけ選ぶとしたら! どれにしましょう?
自分のグループ以外に、1人1回手を上げて投票してください。
(順番にグループを呼ぶ。挙手投票)
本日の最優秀施策は○○グループの「○○」です。おめでとうございます!!
第5部 講評
以上で、ワークショップは終了します。4つのグループの施策全てを、主催者が責任を持って、議員連盟、厚生労働省、日本自閉症協会にお届けします。
そして、今日のこの会議のやり方は、色々な場所で利用ができます。ぜひ持ち帰って、それぞれの場で「マイ施策提案会議」を実践してみてください。
(ワークショップの解説レジメを簡単に紹介)
本日はありがとうございました。拍手。
第1部 あいさつ (1〜3 15分)
みなさんお忙しい中、マイ施策提案会議にご参加いただき誠にありがとうございます。
本日は22名の様々な立場の方にお集まりいただきました。
私から個人的にお声がけをさせていただいた方もいらっしゃいますが、誰かの命令などでお見えになった方はひとりもいらっしゃいません。個人の立場で、意欲と経験をもってこの場にお集まりいただきました。
奇跡のような、素晴らしいことです。
第2部 会議の進め方の説明
本日の進め方を説明します。
(1)発達障害者支援法の現状と今後のスケジュール見通し
レジメ参照
(2)ワークショップ
(3)講評
会議のまとめ:それぞれの場所に持ち帰る意味
第3部 発達障害者支援法の現状と今後のスケジュール見通し
・発達障害者支援法提案の動きが出てきた背景。
・厚生労働省の勉強会と議員連盟
・通常国会での提案見送り
・9月臨時国会で提案の見込み
それでは、前置きはこれくらいにして、企画会議に入っていきます。
今回はワークショップという形式で行います。まず個人で発想し、次にグループで共有化して企画を創り上げます。全員参加です。
短い時間ですが、集中してやりましょう。
約束事は1つだけ。「この企画の向こうに、本人の笑顔があるか?」そのことを常に思い描いて始めましょう!
第4部 ワークショップ
★1 自己紹介(10分)
5人グループに分かれていただいています。「初めまして」の方ばかりだと思いますので、グループの中で自己紹介をお願いします。
(板書を示して)
(a)お名前
(b)立場(発達障害者との関わりなど)
(c)最近あったよかったこと(Good & New)
最後の「最近あったよかったこと」は、自閉症とまったく関係ないことでもいいですよ!
1人1分以内でお願いします。
それでは、グループ司会がトップで、時計回りで始めてください!
★2 法案読み合わせ(5分)
自己紹介が終わったグループから、法案の読みあわせを始めてください。
(板書を示して)
・第1条から第4条 全文
・第5条から第13条 標題だけ確認
・第14条から第19条 省略
・第20条から第24条 標題だけ確認
・第25条以下 省略
どうぞ! 元気に声を出していきましょう!
★3 1人で考える(5分)
だいぶウォーミングアップできてきましたね。
次は、ギュッと1人で集中して、考えてもらいます。ここからが本番ですよ。
発達障害のある方が障害笑顔で安心してしあわせに暮らすためのアイデアを、ポストイットに書き出してもらいます。
ルールは単純です。思いつくまま、1テーマ1枚に簡単に書いてください。キーワードだけでもいいですよ。あとで口頭で補足できますからね。
最低5個。目標10個目指して知恵をしぼってください。
持ち時間は、5分。それでは始めてください!
★4 アイデアを分類(15分)
さあ、制限時間がまいりました。アイデアは出しつくせましたか?
ここからは、グループワークになります。
最高の企画を創り上げるコツは「否定しない」ことです。くだらなくみえたり、非現実的なアイデアに宝が隠れていることもありますからね!
これから、1人1人が考えたアイデアをグループで共有していきます。
ポストイットのアイデアをどんどん紙に貼っていきます。
まず、グループ司会さん、貼ってください。似たジャンルなどがあれば、近くに固めてメンバーも貼ってください。遠慮せず、わいわいがやがややりながら、個人のアイデアの分類を行ってみましょう。
このときに、「そのアイデアはどういう意味?」とみんなで聞きあうようにしましょう。「それ面白い!」と「私も考えてた!」みたいな発見は、声に出しあいましょう。
どんな分類をするかは、グループの個性にお任せします。時系列や、働く・遊ぶ・暮らすなどの機能別や、担い手別などなど、自由でユニークな発想を期待します。
それではグループ司会さん、お願いします。持ち時間は15分でお願いします。
(※制限時間にこだわらずころあいをみて)
★5 「マイ施策」を決める(15分)
分類ができたら、グループの、とっておきのマイ施策を決めます。
まず、司会を中心に、「自分はこのアイデアがいい」という意見を全員が話してください。
そして、1つだけ決めてください。決め方はグループの自由です。組み合わせたり、合体させるのもいいでしょう。
それではお願いします。持ち時間は15分です。
(休憩 10分間)
★6 プレゼンテーション資料を作る(20分程度)
とっておきのマイ施策、決まりましたか?
決まったグループから、前に紙を取りに来てください。これからプレゼンテーション資料を作っていただきます。
何も知らない市町村の担当者に説明するつもりで、わかりやすく、ビジュアルなプレゼンをお願いします。
(板書を示して)
【プレゼンテーションのポイント】
・施策名(キャッチーでわかりやすい名前を!)
・ねらい
・対象
・担い手
・内容
・クリアすべきポイント(課題)
・ゴール、効果
必ずしも、これにこだわる必要はありません。チェックポイントとして参考にしてください。
誰が発表するかも、決めてくださいね。発表者は複数でもOKですよ。
★7 プレゼンテーション(30分=5分×4+α)
それでは、いよいよ発表のときがまいりました。まず1グループ3分で発表をして、質疑を2分行います。
(最初にプレゼンをしたいグループは手を挙げてください。※事前に順番を決めておいてもよい)
(発表)
それでは、質疑に入ります。(会場から。ファシリテーターから)
ありがとうございました。○○グループでした!
★8 投票
以上で、全てのグループの発表が終わりました。
いずれも甲乙つけがたい力作ぞろいでした。しかし、「政治は選択である」という言葉があります。この中で、1つだけ選ぶとしたら! どれにしましょう?
自分のグループ以外に、1人1回手を上げて投票してください。
(順番にグループを呼ぶ。挙手投票)
本日の最優秀施策は○○グループの「○○」です。おめでとうございます!!
第5部 講評
以上で、ワークショップは終了します。4つのグループの施策全てを、主催者が責任を持って、議員連盟、厚生労働省、日本自閉症協会にお届けします。
そして、今日のこの会議のやり方は、色々な場所で利用ができます。ぜひ持ち帰って、それぞれの場で「マイ施策提案会議」を実践してみてください。
(ワークショップの解説レジメを簡単に紹介)
本日はありがとうございました。拍手。
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