
■マイ施策提案会議☆7月4日に何が提案された?(1)【アイデア編】
〜発達障害者支援法☆マイ施策提案キャンペーン!(9)
7月4日開催の「発達障害者支援法☆マイ施策提案会議」への参加者の反応が続々と届いています。ご覧ください。
会議の熱気、22名のみなさんによる活発な議論、そして笑顔――主催者みょうりに尽きる2時間半でした。
初めての試みで、バタバタしましたが、法案理解、そしてニーズの見える化、アイデア集約の流れのエッセンスは一通り伝えることができました。そして、この企画の有効性と課題(特に時間配分と施策提案するための煮詰め過程の必要性)がはっきりと見えてきました。
異なる地域・立場の新しい仲間との出会いの場となったことも主催者として大きな喜びです。(懇親会へも驚きの16人参加! 大盛況!)
今週のカイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルでは、マイ施策提案会議の報告と分析を行い、マニュアルをバージョンアップし、これからの各地開催につながる「共有知化」を目指します。
まずは、7月4日の会議で、具体的にどんなやりとりがされ、アイデアが出たのかを報告します。シナリオとあわせてご参照ください。
■7月4日に何が提案された?(1)【アイデア編】
★1 まず1人で考える
自己紹介と法案読み合わせの後、まず「1人でアイデアを考える」時間をとりました。5分間黙々とひたすらにポストイットに書き出します。
紙に書くことはとても重要で、自分のもやもやした考えを言語化するだけでなく、「声の大きい人にも負けない」ために必須の過程です。
★2 グループで考える〜提案を分類
個人のアイデアを模造紙にぺたぺたと貼っていきます。このときに、グループの他のメンバーに「私はこう考えた」と説明をしながら分類します。時系列、機能別、担い手別など様々な分類が考えられます。そこにも各グループの個性が出ていました。
実はこの過程は、「個人の知をグループの知へ」変えていく重要なステップです。
メンバー相互にコミュニケーションをしながら、自分自身が何を考えていたかも明確化されます。ポストイットですからどんどんはりかえながら、次第に「グループのアイデア」が創り上げられていきます。
実際にどんなアイデアが出たのか、1例を紹介します。

これは、「おひみどグループ」のアイデア分類です。
←写真はクリックで拡大。文字が読めるようになります。
究極の目標として「ノーマライゼーションの実現」があり、時系列で、「早期家族支援」「学校教育」「学童期地域生活支援」をかかげ、すべてにかかるものとして「包括的支援」が分類されています。
そしてこのグループに特徴的だったのは、発達障害者支援法案の文言を大切に考え、「国民の義務」として理解と支えあいについて別項目立てをしています。
ビジュアルでわかりやすくまとまっていますね。
この後、会議は、豊富なアイデアの中から、「今、最優先でやるならコレだ!」というマイ施策の選定と提案の段階に進みます。
(【施策編】へつづく)
自己紹介と法案読み合わせの後、まず「1人でアイデアを考える」時間をとりました。5分間黙々とひたすらにポストイットに書き出します。
紙に書くことはとても重要で、自分のもやもやした考えを言語化するだけでなく、「声の大きい人にも負けない」ために必須の過程です。
★2 グループで考える〜提案を分類
個人のアイデアを模造紙にぺたぺたと貼っていきます。このときに、グループの他のメンバーに「私はこう考えた」と説明をしながら分類します。時系列、機能別、担い手別など様々な分類が考えられます。そこにも各グループの個性が出ていました。
実はこの過程は、「個人の知をグループの知へ」変えていく重要なステップです。
メンバー相互にコミュニケーションをしながら、自分自身が何を考えていたかも明確化されます。ポストイットですからどんどんはりかえながら、次第に「グループのアイデア」が創り上げられていきます。
実際にどんなアイデアが出たのか、1例を紹介します。

これは、「おひみどグループ」のアイデア分類です。
←写真はクリックで拡大。文字が読めるようになります。
究極の目標として「ノーマライゼーションの実現」があり、時系列で、「早期家族支援」「学校教育」「学童期地域生活支援」をかかげ、すべてにかかるものとして「包括的支援」が分類されています。
そしてこのグループに特徴的だったのは、発達障害者支援法案の文言を大切に考え、「国民の義務」として理解と支えあいについて別項目立てをしています。
ビジュアルでわかりやすくまとまっていますね。
この後、会議は、豊富なアイデアの中から、「今、最優先でやるならコレだ!」というマイ施策の選定と提案の段階に進みます。
(【施策編】へつづく)
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