僕の信頼する支援者が、彼はその頃、成人の入所施設に勤務していたのだけれど、
新しく担当をするときに、必ず親にお願いをして、「昔の子どもだった頃の写真」を見せてもらうようにしていた。

写真を見ると、今はヒゲ面で、体も大きい成人の利用者が、どれだけ大切に愛されて育ってきたかがわかるから。
「大切な人を任されている」と、背筋が伸びるんだって。

それを聴いたとき、涙がでた。



「親身」になるって、本当に難しいこと。
だけど、少しでも、その人の育った環境や今ここにいる必然を理解しようとすることはできるんだ。
そういう支援者もいるんだって思った。



JTさん、お元気ですか?
また、会って話したいです。