これまでに「彩り〜Mr. Children」の記事などで、仕事、「働く」について考えてきましたが、
昨日紹介した『ナガオカケンメイの考え』の語りが心に残ったのでメモ──

・「仕事をするということは、社会のためにするということです。」:P.93-95
2002 08 19

 仕事というものがいったどこに、実はあるのか。
 そんなこと、考えたこともなかったが、ふと、つらい仕事をひとつひとつ乗り越えていくスタッフの姿を見ていて、仕事とは、「社会」の中にあるものなんだと実感しました。

 何を言っていると思われるかもしれませんが、仕事が「社会」にないということを考えると、それは、学校の課題をしている生徒に近くなる。仕事は「社会」の中にあるもので、それをする人のことを「社会人」と言っている。
 知っていました?

 仕事をするということとは、「社会のために何かをする」ということ。社会に何かをすることを「仕事をする」と言うんですね。僕はそう思います。
 仕事、仕事と言っていながら、実は「会社のため」にやっている人もいる。それでは、せっかくの仕事が「仕事」になっていない。そう思う。どうせ仕事をするのなら、しっかり社会に戻してもいきいきと育ってくれる「仕事」に育てたい。
 会社や上司のためにやっている仕事は、「仕事」なんかじゃないんです。
 仕事とは、「社会のため」にやること。そして、仕事とは、そのほとんどが社会のためになくてはならないと考えたい。

 アルバイトだって、社会のためを思って仕事をすれば、立派な社会人だ。
 今の仕事、大きく「会社」で育てて、「社会」の海に解き放とう。

ナガオカケンメイさんの日記はこちら。ナガオカさんの会社D&Departmentのサイトはこちら
なんか、この人と会社に興味があります。お店にも行ってみたい。