行ってきました：障害のある方との共生社会を実現するための市民フォーラム

宣言どおり、行ってきました「障害のある方との共生社会を実現するための市民フォーラム」。

会場のポートビル。
手前にあるのは、南極観測船ふじのスクリューといかりです。

一日集中力が続くか不安でしたが、大丈夫でした。座りっぱなしで疲れましたが、頭は活性化しています。

しょっぱなから、中島誠氏（厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課長）の「これだけあれば、役人の答弁はバッチリ」という９６枚（！）のスライド資料から、４５分間一本勝負で、エッセンス厳選紹介があり、「おおー、そうなっているのか！」と私の旧い知識が急速アップデートされました。

熱血課長「必要なものは必要！障害者福祉予算は全然足りてないのだから毎年伸びて当たり前」。
おおーっ！（拍手）がんばってください！

午後は、中根康浩氏（民主）、衛藤晟一氏（自民）、高木美智代氏（公明）３人の国会議員によるセッション。
このお三方は、本当に情熱を持って障害者福祉に関わっていると生で聴いて実感しました。
主に、障害者基本法の改正と障害者虐待防止法の制定についてのお話でしたが、
今回の改正で「できたこと／できなかったこと」を明確に認めて語っているところがよかったです。

左からコーディネーターの北岡賢剛さん、高木さん、衛藤さん、中根さん。
党派を超えて力をあわせている雰囲気がとってもよかったです。

物事は、漸進的に変えていくしかないのですから。今できるベストを。

６月１４日に障害者虐待防止法が、６月１５日に障害者基本法が衆議院で可決される見込みです。
３人からは「ついにここまでたどり着いた」という充実感が伝わってきました。
今日このタイミングで話を聞けたことで、私も、この２つの法を特別な思いをもって受けとめることができます。

勉強しました。

おまけ──

名古屋港は水族館だけじゃありません。
南極観測船ふじは一見の価値あり。等身大タローとジロー像もあるよ。