最近思っていること。

耳にすることば、目にすること、が「厳しい」トーンで流れていっている気がします。
罵倒するようなことばが当たり前のように飛び交い、それは、右も左も同じようで。
「やさしさ」を守ろうとしている人たちも、余裕がなくなって、焦燥感から「厳しい」ことばで言い返している。

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友だちがFacebookで、「どんぐりみがき」と書き込んでいて。わあ、秋だなあと思っていたら。

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その数時間後に、こんなかわいい作品が!

何が言いたいのかというと、ぼくは、とってもしあわせな気持ちになったのです。
たぶん友だちはどんぐりをひろって、どんぐりをみがいて、どんぐりに色をぬって、その間ぢゅう、にこにこしていたんじゃないかな? そして、こうやって写真を紹介してくれて、観たぼくたちもしあわせにしてくれた。

世界がどう変わろうとも、季節はめぐって、ひとは生き死に。呼吸をするように、身のまわりの景色をとりこんでいく。

「厳しい」ことに立ち向かうとき、刃物じゃなく、どんぐりを手にしたい。

弱いことは、わるいことじゃない。強い人も、もっと強い人には弱かったりする。みんなどんぐり。

ちいさい秋みつけた。