TP BLOG(愛知県自閉症協会・つぼみの会父親部公式ブログ)より同文掲載します。

私は、明日4月2日(世界自閉症啓発デー)からプロジェクト部部長として、役割を果たしていきます。4月20日に名古屋で「プロジェクト部スタート説明会」を開催します。よろしければぜひご参加ください♪
■父親部の発展的解消と「プロジェクト部」新設のお知らせ
愛知県自閉症協会・つぼみの会 父親部から、大切なお知らせがあります。

父親部が、2003年に設立されてから、丸11年が過ぎました。自閉症を取り巻く環境、親の会を取り巻く環境も、当時とは大きく変化をしています。

当初、父親部は、「母親たちに比べて、出会う機会が少ない父親たちが集まれる機会と場を提供する」ことを目的に設立されました。活動の中から、父親の視点での「働く」をテーマにした講演会の企画や就学相談会などを実施してきました。
コアなメンバー同士のきずなが生まれ、各地の自閉症協会の中に「おやじの会」組織が出来るなど、よい影響があったと思います。

しかしながら、11年間活動してきて、父親部メンバーの固定化、「父親」と限定したことによる限界を感じずにはいられません。
一方で、親の会に期待される役割は、より多様かつ高度なものになり、活動の必要性は高まっています。

そこで、父親部を発展的に解消し、「プロジェクト部」という新しい組織を、愛知県自閉症協会・つぼみの会の中に立ち上げることといたしました。

プロジェクト部は、
「父親も母親も、本人も、きょうだいも、そして支援者たちもメンバーとなって、
自閉症・発達障害の人たちのしあわせな暮らしを実現するために、様々な取組み(プロジェクト)を行っていく」
組織です。

現在、愛知県自閉症協会には、支援部、高機能部、父親部の3つの部があります。

2014年4月からは、
・支援部(親と支援者が自閉症の障害特性を学び、本人にあった支援の方法を学び、実践を図る)
・高機能部(高機能自閉症に特有の必要に応えていく)
・プロジェクト部(ライフステージを通じてしあわせな暮らしを実現する)
3部体制となります。

プロジェクト部は、たとえば、
・本人の権利を守る(権利擁護)の仕組みや現実の救済
・本人が地域で暮らし続けるための制度やサポートの整備
・学校教育が、本人の発達を助け、成長を導くものとなること
・仕事に就き、働き続けること
・親の経験の共有や親と支援者との交流 などなど
を実現するため、様々な取り組みをしていきます。

志は壮大なのですが、、、どれもまだ構想段階です。いきなり大きなことはできません。ひとつずつ、一歩一歩力を合わせて取り組んでいきたいと思っています。

まずは、プロジェクト部をオープンな組織として立ち上げ、「愛知県自閉症協会だからできる活動」の担い手になりたいメンバーを募りたいと思います。

愛知県自閉症協会の会員(賛助会員含む)であれば、父親も母親も、本人も、きょうだいも、そして支援者たちも、どなたでもプロジェクト部のメンバーになれます。

プロジェクト部の活動は、世界自閉症啓発デーである4月2日からスタートします。

情報発信は、Facebookページ「プロジェクト部@愛知県自閉症協会・つぼみの会」で行っていきます。ぜひチェックしてみてくださいね。(2014年4月2日にオープンします!)
https://www.facebook.com/tubomiproject

そして、プロジェクト部に興味をもたれた方は、次のとおり説明会を開催しますので、ぜひ参加してください。

<愛知県自閉症協会・つぼみの会プロジェクト部スタート説明会>
・日時:2014年4月20日(日)14:30−16:30(終了後に懇親会を予定)
・会場:名古屋市教育館 4階 第5研修室
・参加対象:プロジェクト部に関心のある方ならどなたでも!
・参加費:無料
・申込方法:こくちーずからお申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/162051/

これからのプロジェクト部にご注目ください♪

父親部部長 小川純一、プロジェクト部部長 鈴木淳(カイパパ)
※エイプリルフールではありません^^