先週末に、愛知県自閉症協会の父親部が「部」になる前の「父親会」だった頃の仲間の壮行会を父親仲間で開催しました。
直前の呼びかけにもかかわらず、10人が集まり、昔話や子どもの話や将来のことなど、私たちが酒飲みながらの席で話すようなことを話して楽しみました。

過去の出会いを振り返るために、昔の資料を見返しました。そうそう。父親部を生み出すきっかけとなった、つぼみパパメーリングリストは、2002年からスタートしたのだった。だから、12年前に、僕が「カイパパ」を名乗った時からの友達なんだ。12年が経ち、仲間たちのお子さんも大きくなった。時が流れたが、「これまでのところ、よく成長してくれてるよね」とみんなでうなずいていた。

父親部立ちあげまでの経緯を、11年前にわたしは自閉症カンファレンスで発表をしました。
発表報告が、「パパのちからこぶ」サイトに掲載されています。

・自閉症カンファレンスNIPPON2003発表報告(カイパパ)
http://homepage2.nifty.com/tubomi-aichi-autism/papa/katsudou/confer2003/confer2003Top.htm

この時の報告を聞いて、「これだ!と思った」と関東に住むお父さんが私にくれたメールが資料で残っていました。直接お会いしたのはその機会だけ。その後は年賀状のやりとりを続けていましたが、今週のはじめに、Facebookで友達申請がありました。
ちょうど、その方の古いメールを読み返した後だったので、縁を感じました。

今は北欧に転勤で単身赴任しているとのこと。
私が、2003年のときのメールの話をしたら、覚えていて、「カンファレンスで話を聴かなかったら、父親たちの集まりを始めることもなく、支援者、専門家とのつながりも生まれることはなかった」と伝えてくれました。

私は、驚き、ふるえました。
父親部を解散して、プロジェクト部を新設するこのタイミングで、11年前の「ご恩送り」が返ってきたと感じたからです。

発信は、単なる情報です。けれども、受信をしてくれる人がいて。そして、行動を起こし、よい影響を及ぼしていく。その影響が遠い時間をへて、もう一度わたしのところへ帰ってくることもある…

グッバイ、つぼみパパ。ハロー、つぼみプロジェクト。どういうわけかまた「TP」だね。
tubomipapa


 明日4月20日に開催します♪

・愛知県自閉症協会・つぼみの会プロジェクト部スタート説明会
http://kokucheese.com/event/index/162051/