障害者差別解消法に基づく基本方針(原案)に対するパブリックコメントの募集が始まっています。
障害者差別解消法は、昨年6月に制定されています。施行は平成28年4月1日です。
⇒参考:内閣府:障害を理由とする差別の解消の推進
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai.html
施行まであと1年と5か月あるわけですが、その間に、実際にこの法律をどのように運用していくかを定めていくための基本方針の案を今回政府が作り、意見募集をしています。
・内閣府:障害者差別解消法に基づく基本方針(原案)に関する意見募集について
http://www8.cao.go.jp/shougai/kihonhoushin_iken.html
(意見提出期限)
平成26年11月26日(水)〜12月25日(木)
原案そのもの(ルビありPDF)は、A4で12ページです。内容は、とっつきやすいとは言えませんが、ご自身の体験や普段から不安に思っている差別について、意見を寄せることはできそうです。
たとえば、法の「障害者」の定義の解釈として、基本方針(原案)には次のように書かれています。
期限内に資料を読んで、考えて、文章にして、(こんなの意見出しても何も変わんないだろうー)という「あきらめの橋」を渡り越えて、意見を出すというのはとても大変な道のりです。
これまでも何度かパブリックコメントを出してきた経験から思うことは、
結局「じぶんごと」として考えられるか?問われている感じです。
法律や条例は否応なしにわたしたち全員に適用されることになるのだけれど、実際にじぶんに関して何かが起こるまでは、じぶんごとには思えないのがふつう。
パブリックコメントは、時間と空間を超えて、さらにはじぶん以外の「人びと」との間の連帯を意識して、(むつかしい!!)
じぶんも、法律や制度を創っていく「一員である」とコミットするための機会だと思っています。
今回わたしは、意見を出そうと思っています。
・意見出しました!(2014年12月23日追記)
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/52563116.html
障害者差別解消法は、昨年6月に制定されています。施行は平成28年4月1日です。
⇒参考:内閣府:障害を理由とする差別の解消の推進
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai.html
施行まであと1年と5か月あるわけですが、その間に、実際にこの法律をどのように運用していくかを定めていくための基本方針の案を今回政府が作り、意見募集をしています。
・内閣府:障害者差別解消法に基づく基本方針(原案)に関する意見募集について
http://www8.cao.go.jp/shougai/kihonhoushin_iken.html
1.意見募集の目的
障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本方針(以下「基本方針」という。)については、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(平成25年法律第65号)に基づき政府が定めることとされており、この度、政府において基本方針の原案を取りまとめました。つきましては、同方針を策定する上での参考とするため、以下の要領により御意見を募集します。
(意見提出期限)
平成26年11月26日(水)〜12月25日(木)
原案そのもの(ルビありPDF)は、A4で12ページです。内容は、とっつきやすいとは言えませんが、ご自身の体験や普段から不安に思っている差別について、意見を寄せることはできそうです。
たとえば、法の「障害者」の定義の解釈として、基本方針(原案)には次のように書かれています。
これ(=法にいう障害者の定義)は、障害者が日常生活又は社会生活において受ける制限は、身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害(難病に起因する障害を含む。)のみに起因するものではなく、社会における様々な障壁と相対することによって生ずるものとのいわゆる「社会モデル」の考え方を踏まえている。したがって、法が対象とする障害者は、いわゆる障害者手帳の所持者に限られない。なお、高次脳機能障害は精神障害に含まれる。どうです? おおっ、と思いませんか。「意見」というと「反対意見」のことが頭に浮かびがちですが、「方針のこの部分はいい。賛成」と賛意を表明することもまた貴重な意見です。
期限内に資料を読んで、考えて、文章にして、(こんなの意見出しても何も変わんないだろうー)という「あきらめの橋」を渡り越えて、意見を出すというのはとても大変な道のりです。
これまでも何度かパブリックコメントを出してきた経験から思うことは、
結局「じぶんごと」として考えられるか?問われている感じです。
法律や条例は否応なしにわたしたち全員に適用されることになるのだけれど、実際にじぶんに関して何かが起こるまでは、じぶんごとには思えないのがふつう。
パブリックコメントは、時間と空間を超えて、さらにはじぶん以外の「人びと」との間の連帯を意識して、(むつかしい!!)
じぶんも、法律や制度を創っていく「一員である」とコミットするための機会だと思っています。
今回わたしは、意見を出そうと思っています。
・意見出しました!(2014年12月23日追記)
http://kaipapa.livedoor.biz/archives/52563116.html
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