愛知県自閉症協会・つぼみの会が創立されてから50周年を迎えます。半世紀の活動を記念して、フォーラムを開催します。
・参加費無料です。
・つぼみの会会員に限らず、どなたでもご参加いただけます。
・開催日時は、10月29日(日)10時から15時半まで。
・会場は、ウィルあいち(ウィルホール)です。
テーマは、未来志向に、
『自閉症の未来を明るくするためにー今あきらめていることを一歩進めるためにー』
お申込みはこくちーずから。申込み期限を講演会当日朝9時まで延長しています!
・こくちーず:10月29日開催 つぼみの会創立50周年記念フォーラム
講演内容
第1部(午前10時10分から12時)基調講演
『自閉症の未来を明るくするために』−本人主体の支援を考える−
高橋 脩 氏 (社会福祉法人 豊田市福祉事業団 理事長)
第2部(午後1時から3時30分)フォーラム
『就労を目指して』−働き、働き続けるために−
宮崎 潔 氏 (NPO法人障がい者自立支援センターなごや 就労移行支援事業所マーム 事業本部長)
『地域でくらすことの意味』−くらす・しごと・よかの視点から−
加藤 潔 氏 (社会福祉法人 はるにれの里 札幌市自閉症自立支援センターゆい所長)
はるにれの里 加藤潔先生のお話を名古屋で聴ける機会は貴重ですね!
社会福祉法人はるにれの里は、元々は、北海道の自閉症児・者の親の会から始まりました。親の会から、事業体へと発展していった、つぼみの会とは別の道を辿った団体です。
・はるにれの里:わたしたちの歩み
このページを読むだけでも、どれだけの苦労を重ねてきたかが伝わってきます。特に「昭和62年から平成3年〜生みの苦しみの時代」の記述は。
■昭和62年から平成3年〜生みの苦しみの時代
・支援の混乱と暗中模索の取り組みが続く
特に行動障がいへの療育方法については絶対的な受容から、厳しいしつけ指導など一貫性のない対応が横行して、利用者は益々混乱して事故が多発し、職員のチームワークが乱れ、退職者があいついだ(園長、課長他)
・はるにれの里:TEACCHプログラム
私の中では、はるにれの里はTEACCHプログラムを採用しているという印象があります。強度行動障害をもつ方々との本当に苦しい日々を、立て直していった過程があると聞いています。
加藤潔先生には、『発達が気になる子の「ステキ」を伸ばすかかわり方――家庭や地域でできるポジティブ発想』や『発達が気になる子のステキを伸ばす「ことばがけ」――一番伝わりやすいコミュニケーション手段、それがその子の“母国語"です 』といった親しみやすい実用的な著書もあります。
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そして、もちろん! 歴史を知る、高橋先生のお話、この地域の就労支援をひっぱってきた宮崎先生のお話は今回も勇気を与えてくれることでしょう。
【カイパパ通信の過去記事】
・高橋脩先生講演レポート「本気で地域で暮らしていこうと思っていますか?」
2005年の記事ですが、何回読んでも「がんばろう」と奮い立ちます。
・2007年2月自閉症支援セミナー:講師 宮崎潔さんの紹介
もう10年前になるんですね。宮崎先生のお話を聞いて、びしっと背筋が伸びたことを思い出します。
今回の50周年記念フォーラムに参加して、これからの未来を一緒に歩み始めましょう!!
お申込みは、こくちーずから。よろしくお願いします!
・こくちーず:10月29日開催 つぼみの会創立50周年記念フォーラム
・フォーラムちらし(PDF)
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