■スケジュールの工夫〜時間に意味を与える
「佐々木正美先生講演会レポート/託児(2)〜スケジュールの工夫」の補足です。
Point!
スケジュールの工夫:
自閉症の人の穏やかな生活を支えるためには、その人が理解し使えるスケジュールが必要です。
自閉症の障害特性として、抽象的な概念の操作や、将来を予測することが難しいため、「次に何があるか」「明日の予定は」などを、本人に分かるように伝えることは基本的な支援の一つです。(参考:下掲書P.65)
『自閉症児のための絵で見る構造化』佐々木正美 P.18
自閉症児のための絵で見る構造化―TEACCHビジュアル図鑑
【募集!】
みなさんのスケジュールの工夫を教えてください。
「佐々木正美先生講演会レポート/託児(2)〜スケジュールの工夫」の補足です。
Point!
スケジュールの工夫:
自閉症の人の穏やかな生活を支えるためには、その人が理解し使えるスケジュールが必要です。
自閉症の障害特性として、抽象的な概念の操作や、将来を予測することが難しいため、「次に何があるか」「明日の予定は」などを、本人に分かるように伝えることは基本的な支援の一つです。(参考:下掲書P.65)
『自閉症児のための絵で見る構造化』佐々木正美 P.18
ついで重要なことは、時間に意味を与えるための創意工夫である。すなわち時間の推移や経過への見通しを与えることである。
(略)
時間の意味を伝えるために、まず現在何をすることを期待されているか、そして次には何を、その後も引き続いてどのようなことがあり、期待され、楽しめて、最後に何をしてから下校するのかを、子どもが理解できるように提示してやることである。
そのためには子どもの機能に合わせて、文字、絵、写真、象徴的な実際の物などを、時間の推移に合わせて、上から下、あるいは左から右へ並べて見せておいてやる。このようなことが、多くの自閉症の子どもに時間の概念を与えるのに有効である。
自閉症児のための絵で見る構造化―TEACCHビジュアル図鑑
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みなさんのスケジュールの工夫を教えてください。
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